谷川「ありがとうございます! やっぱり僕らの色は絶対に出したかったんで、その曲も含めて今回はアレンジが難しくて。山下達郎さんの『RIDE ON TIME』(M-7)は原曲がオシャレ過ぎてどうしようかと思いました(笑)。’80年に発売された曲ですけど、あの時代にこんなオシャレなことをやりながらもヒットして、今も聴かれてる曲ですもんね。『全力少年』(M-10)もそうですけど、原曲にはいろんな音が入っていてJ-POPとしての厚みもあり、上手く作ってあるなぁと思いました。僕らはバンド感を出すためにいろんなものを取っ払った状態で鳴らしたかったし、バンドならではのシンプルさが逆に僕らの強みになってるんじゃないかな。MOON CHILDの『ESCAPE』(M-12)も、当時ドラマの主題歌だったと思うんですけど、ドラマは全く覚えてないけど曲はすごく残ってますもんね」
Cover Album 『Love & Groove Delivery vol.2』 発売中 2800円 STYLE_MISSILE records YZSM-20012
<収録曲> 01. 能動的三分間 -東京事変 02. LA・LA・LA LOVE SONG -久保田利伸 03. ロビンソン -スピッツ 04. SHAKE HIP! with ダイノジ -米米CLUB 05. Virtual Insanity -Jamiroquai 06. One more time, One more chance -山崎まさよし 07. RIDE ON TIME -山下達郎 08. DON'T STOP BELIEVIN' -JOURNEY 09. 決戦は金曜日 -DREAMS COME TRUE 10. 全力少年 -スキマスイッチ 11. 歌うたいのバラッド -斉藤和義 12. ESCAPE -MOON CHILD
Profile
アンチェイン…写真左より、吉田昇吾(ds)、谷川正憲(vo&g)、谷浩彰(b)、佐藤将文(g)。’96年、中学の同級生だった谷川、谷、吉田の3人で結成され、後に1年後輩の佐藤が加入し現編成に。聴く者を圧倒する谷川の歌唱力、ブラック・ミュージックのエッセンスを絶妙にブレンドした、グルーヴィーなロックを鳴らす京都府出身の4ピース・バンド。’05年に『the space of the sense』『THE MUSIC HUMANIZED IS HERE』の2枚のミニアルバムをリリース。’07年にミニアルバム『departure』でメジャーデビュー。’11年にはUNCHAINの2大ルーツである“ロック”と“ソウル”をコンパイルしたコンセプト・ベスト『Rock Flavour』『Soul Flavour』を2枚同時リリース。同時に4年間在籍したfluctusから独立し、新たなレーベルSTYLE_MISSILE recordsを設立。’11年12月より、『Love & Groove Delivery』と題し3ヵ月連続でカバー曲を洋邦1曲づつ計6曲を配信開始。’13年2月には、カバーアルバム『Love & Groove Delivery』をリリース。同年6月には、オランダや北ヨーロッパのクラブジャズ/AOR/ソフトロック、はたまたブルー・アイド・ソウルだけに収まらず、ブルックリンのインディーシーン、そして90’s渋谷系などを絶妙に融合させた6thアルバム『Orange』を発表。今年2月26日にはカバーアルバム第2弾『Love & Groove Delivery vol.2』と、4thアルバム『SUNDOGS』、5thアルバム『Eat The Moon』をコンパイルし、人気カバー曲を収めた秘蔵ライブDVDを付録した『the SUN and the MOON』を同時リリース。3月16日(土)仙台 CLUB JUNK BOXより、オリジナル全99曲を5日間で完全網羅&カブリ曲なしのツアー『UNCHAIN 99 Songs / 5Days Tour 2014』をスタートさせる。