溢れるメンバー愛と大阪愛に笑いと涙!?
The SALOVERSメジャーデビューアルバム
『珍文完聞 -Chin Bung Kan Bung-』発売記念!
弾き語り&秘蔵エピソード満載の公開インタビューに完全密着!!
(3/3)
みんなに忘れて欲しくない
みんなの心の中で生きていきたい
――あと、今回のイベントに際して、ぴあ関西版WEBではメンバーへの質問も受け付けてまして、その中から幾つか答えて頂きたいなと思うんですけれども。まずは、“今後対バンしてみたい人は誰ですか?”。気になってるバンド、やってみたいバンド、ぶちのめしたいバンドがいれば教えてください(笑)。
(一同笑)
古舘「女王蜂とは音楽的にはものすごくしたいですね。ただ、過去に1回したことあるんですけど…家に帰ったら服にラメがすんごい付いてて」
――返り血みたいなもんやね(笑)。音楽的なところではすごくオモシロそうですね。皆さん女王蜂ってご存知ですか? The SALOVERSとやるのってどうでしょう?
お客さん「………」
古舘「渋いリアクションですね(笑)」
(一同笑)
藤川「僕は、まぁフルがすごい好きで、こないだサマソニのときにみんなで話しかけた、ザ・ヴァクシーンズっていうバンドと、前座でもいいんでやりたいなって」
古舘「バックヤードで話しかけたらちょっと仲良くなって、英語が全く喋れないケバを投入して調子に乗って楽屋まで行こうとしたら、ちょっとうっとうしがられて…」
(一同笑)
古舘「気まずい感じになっちゃいました(笑)」
――でも、海外アーティストとのカップリングツアーとかはホント観てみたいですね~。
古舘「もうすっごいしたいです。ヴァクシーンズとはマジでしたいっすね」
――この1年間は毎週のように大阪に来てた、という点でならではの質問なんですけど、“隔週で関西にいらっしゃってると思うんですが、私たち関西人に逆にこの場所に行った方がいいよっていうところがあったら教えてください”。
古舘「ラジオの企画で
“大阪周遊”みたいなのがあったんですよ。船に乗るんですけど、そのときに行った場所は、地元の人はあんま来ないんだよっていう場所で…結構有名らしいんですけど、桜がバーって咲く場所で、城が見えたりする。あと、水かさが上がっちゃったときに橋の下を通れなくなるから、船の天井がブーンって下がるようになってて、それもパフォーマンスでやってくれるっていう。それが、何か、オモシロかったです(笑)」
(一同爆笑)
――ミステリーツアーみたいやん! 場所分からへんわ(笑)。
古舘「カップルとかで行ったら盛り上がるんじゃないかなって思いました」
――The SALOVERSは話を聞いてても仲がいいなって思うんですけど、とは言えバンドですから。“メンバー内でケンカすることはありますか? あるならどんなことでケンカしますか?”。
古舘「恥ずかしい…」
(一同笑)
古舘「そういうの聞かれると。もうケンカはしょっちゅうしてますよ。今日とかはSっ気の僕がガンガンいって、雄太がMでって感じになってますけど、実際は違うというか、小競り合いがハンパなくて」
――古舘くん優位と思いきや、そうでもないぞと。
古舘「例えばですけど…どれがいいかなぁ?(笑)」
――そんないっぱいあるんだ(笑)。
古舘「例えば、雄太が喫煙スペースじゃないところでタバコを吸って怒られたことがあったんですよ。僕はそれをオモシロ話としてみんなに話すときに、“雄太がそこで2本吸ったんだよ”って言っちゃって。でも別に2本でも1本でも、話の筋的にはどっちでもいいじゃないですか? そしたら、“いや1本だ! 俺は1本しか吸ってない!!”みたいな。気付いたらレコーディング中にその1本か2本かで1時間ぐらいずっと揉めて」
(一同笑)
古舘「そうすると、今まで話を聞いてくれてた淳治さんとかみんなが、サーッといなくなるんですよ(笑)。“終わった? もういい?”みたいな。あとはケバと清也とかも、何かよく分からんことでしょっちゅうケンカしてますよ」
――天才チームが(笑)。
古舘「“今日お前ん家泊まりに行くっつったろ!?”みたいな」
(一同爆笑)
――仲良いのか何なのそれ(笑)。
藤川「結局泊まりに行くよね(笑)」
古舘「そうそう(笑)」
――何かそれかわいいな(笑)。でも、バンドの危機になるようなデカいケンカはない?
古舘「いや、ありますよ」
――おぉ、ホンマ~。
古舘「いや、ないかぁ?(笑)。あるっちゃある気するけどなぁ…それこそ『愛しておくれ』が出来たときとかは、ちょっとそういうイザコザがあって。僕がメンバー1人ずつに面接みたいな形でスタジオに呼んで…ってことはありました。そしたらちょっと気持ち悪い話になっちゃうんですけど…コレものすごく言うの恥ずかしいんですよ?(笑) 何かみんな気を利かして、他のヤツと話してるときは、雄太とかも“外行って来るわぁ~”とか言って出てってくれたりして。結局、それキッカケでみんないい方向に向かって」
――そういうイザコザがあったけど、音楽でよりを戻すじゃないけど、その中であの曲が出来ていったなら、バンドとしてはすごく得るモノがあるというか。じゃあ次は一転、王道の質問いきましょうか。“好きな女性のタイプ”。
古舘「俺さっき、YouTubeで新垣結衣を見てしまったんで、それ言われるとガッキーしか出て来ないすけど」
――(笑)。
古舘「常日頃思ってるのは、ベタになっちゃうんですけど“上品な人”ですね」
――見た目的には何かはありますか? 見た目も上品?
古舘「見た目では、やっぱ今はガッキーに支配されてます(笑)」
(一同笑)
――どんだけカワイイYouTubeやったんやそれ(笑)。
古舘「何か上品だけど、やることはやるみたいな(笑)。のが一番いいですね」
藤川「僕は話しててオモシロい人がいいですね。それは結構気にします」
――芸能人に例えると?
藤川「やっぱ昔から長澤まさみが好きで。で…」
(一同失笑)
――何で? 何で失笑なの?(笑)
藤川「ダメぇ!?」
(一同笑)
古舘「何で好きなの?」
藤川「もういいじゃーん!(照)」
――どこがいいの?
古舘「どこがいいの?」
――まさみのどこがいいの?
(一同笑)
藤川「まず“まさみ”が好きなんですよね」
――あ、名前が?
古舘「他にもあるじゃん。まさみがまさみたるべき、スタイルとか」
藤川「まさみのスタイル、すごい好きだし」
古舘「どこが好きなの?」
藤川「いや、何か…(照)」
(一同爆笑)
藤川「やっぱスウィートっていうんですか? いろいろ」
古舘「え? 何なに? おっぱい?」
(一同爆笑)
――じゃあちょっとサクサクいきましょう(笑)。“この夏の思い出話はありますか?”。
古舘「もう一瞬で終わってしまいましたね。ホントにフェスとか出てたら終わっちゃったっていう感じです」
藤川「僕は家の前で1回線香花火をしました」
――寂しいね(笑)。
古舘「切ない」
藤川「切ない」
――“生きててよかったなぁと思う瞬間は?”。
藤川「美味いモノを食ってるとき」
古舘「あぁ~それは言えるかな」
――最近“これはウマいな~”っていう食べ物ありました?
藤川「うわぁ~何だろうな…ベタですけど焼肉。スゴい食べるんですよね」
――ぽいね(笑)。
古舘「(笑)」
藤川「あと、最近福岡に行って。もつとかは最高ですね」
――そう考えたらツアーは楽しいですよね。
藤川「そうなんですよね~」
――じゃあ最後に、これも王道ですけど、“これからの夢はありますか?”。
藤川「僕はやっぱりもっと大っきいステージでやれるように、日々精進したいなっていうのがありますね」
古舘「僕はみんなに忘れて欲しくない。みんなの心の中で生きていきたい。みたいなことはぼんやり考えます」
――それを音楽で出来たら…やり甲斐ありますね。
古舘「そうですね」
――というわけで短い時間でしたけれども、以上でインストアライブと公開取材及び質問コーナーを終了とさせて頂きます。最後に今日来てくれた皆さんに、それぞれお言葉を頂いて終わりたいなぁと。
古舘「まぁ先のこと話すと、FREAKSが9月30日(日)に終わって、それ以降大阪に来る予定は全く決まってないんですけど、それで来なくなることは100%ありえないし、また絶対にこういう場を開いて…というか、僕がホント単純に皆さんと会いたいっていう気持ちが素直にあるから、絶対にやると思うので。そのときにまた集まってくれたらと思ってます。なんで9月以降も、10月も11月も来年も、よろしくお願いします!」
~拍手~
――じゃあシメを(笑)。
藤川「今日はホントにスゴく楽しくて。来るときの新幹線では全然緊張してなくてベラベラ喋ってたんですけど、いざリハーサルが始まったらもうどうしようどうしよう!?みたいな。(古舘に)相談しても全然フーンみたいな感じで」
(一同笑)
藤川「結局スゴくよい思い出になり、よい話が出来というところで、ホントによかったです!」
――嬉しいですね~ありがとうございます。
~拍手~
――もし次回出来るならば、天才チームも呼んでね。カオスになりそうですけど(笑)。
古舘「カオス(笑)」
――それではお時間も来たということで、The SALOVERSを拍手で送り出したいと思います。本日はありがとうございました~!
古舘&藤川「ありがとうございました~!」
お客さん「ありがとー!」
――9月29日(土)には梅田クラブクアトロにてワンマンライブもあるということで、そちらにもぜひ足を運んで頂きたいなと思います。本日のお相手をさせて頂きました、ぴあ関西版WEB音楽担当、奥“ボウイ”昌史でした。どうもありがとうございました~!
Text by 奥“ボウイ”昌史
Photo by MALCO
(2012年9月27日更新)
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