圧巻の歌声とダイナミックなステージング
『なにわゴスペルフェスティバル』が今年も開催！

　日本のゴスペル・ミュージック界をリードし続けるシンガー、JAYE公山プロデュースの音楽イベント『なにわゴスペルフェスティバル』。まさに鳥肌モノのダイナミックでソウルフルな歌声の迫力と一体感が存分に味わえるだけに、毎回大盛況である同イベントの第13回目が開催決定！　そこでぴあ関西版WEBではその魅力に迫るべくインタビューを実施しました。さらに、ただ今“フェローシップクワイア”も募集中とのこと。詳しくは下記インタビューをチェック！

 

――‘99年4月に近鉄劇場にてスタートしてからこれまでの経緯を教えてください。
 

「小坂忠さん、岩渕まことさん、向日かおりさん、ZOOCOさん、Imani Baptist Singersなど、毎回豪華なゴスペルシンガーズをゲストに迎え、‘99年のスタートからこれまで12回イベントを行ってきました。当初は音楽イベント色が強かったのですが、‘01年にJaye’s Mass ChoirがNPO法人を取得してからは“バリアフリー”をスローガンに掲げてイベントを行っています。現在、精神障害の方々と“けろちゃんず”というゴスペルクワイアを立ち上げており、今回のステージでは、彼らも一緒にゴスペルを歌います！」
 

――ずばり、ゴスペルの一番の魅力は？
 

「歌っていて本当に解放されることですね。心に励ましと癒しがあり、何よりも元気になれます！　これがゴスペルの最大の魅力です」
 

――今回のテーマ『Peace&Victory』に込めた思いは？
 

「“ナニワが元気になると大阪が健康になる。大阪が光ると近畿が輝く！　関西が笑うと日本が変わる!!　愛と平和を求めるゴスペルコンサート”。それが『Peace&Victory』です。キーワードは笑顔、喜び、楽しさ。それらを呼び起こす、魂の歌・ゴスペルが今こそ求められるときだと考えています。“みんなで歌おう。そして歌うことによって流れ出す、愛のエネルギーによって日本にTransformation（変革）を起こそう！”という思いが強く込められています」

――今回の公演で募集されている“フェローシップクワイア”とは？
 

「『なにわゴスペルフェスティバル』のステージで出演者と一緒にゴスペルを歌って下さる方を“フェローシップクワイア”と言います。7月30日(土)、8月6日(土)に行われるワークショップで課題曲5曲を練習し、8月12日(金)に合同練習を行います。これらにご参加いただける方でしたら、どなたでもご参加いただけます。経験・性別・年齢は不問ですので、ぜひ私達と一緒に本当のゴスペルを歌いましょう！」
 

――今回のステージ構成や楽曲は？
 

「オリジナルナンバーを中心に『Peace&Victory』というテーマに沿った、日本語で歌うオリジナルゴスペルナンバーをたくさんお届けします」
 

――初出演となるフランク・レグリーさん、黒澤まりささんのご紹介をお願いします。
 

「フランク・レグリーさんは、アメリカ･ジョージア州出身のシンガーです。ニューヨークのブルックリン音楽院に進みファーストテナーから低いバスまでの音域を歌い、米国ツアーにおいてThe Ohio players、Kool & the Gangなどのオープニングアクトを勤める実力派シンガーですね。黒澤まりささんは、Meg & Piano Koji、Kaz Katoさん、藤波慎也さんなど数々のアーティストのレコーディングに参加し、現在も複数クワイアディレクターやゴスペルシンガーとして活躍中の方です」
 

――最後にぴあ関西版WEBをご覧の読者に向けてメッセージを！
 

「ぜひ、8月13日(土)はゴスペルを体験しに来てください。出来ればフェローシップクワイアとして一緒に歌って頂きたいですね。もちろんご覧に来て頂くだけでも感謝です。今の日本に必要な“Peace＝平和”、“Victory＝勝利”、この２つをテーマに掲げて行います。一緒に『Peace&Victory』を手にしましょう！」

Text by 小西麻美
 

（2011年6月 2日更新）