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関西が誇るポップユニット・ベベチオが歩んだ3年間の葛藤と表現
新作『リビングのデカダンス』、ワンマン直前インタビュー

 ‘00年に結成以来、どこか懐かしくも心地よい良質のポップミュージックを関西から発信し続けるユニット、ベベチオ。じっくりと丹念にキャリアを重ねる2人だが、近年はCM曲や映画主題歌を手掛け、FM802のヘビーローテーションを獲得するなど、彼らの周辺がにわかに騒がしい。4月27日には3年ぶりとなる2ndフルアルバム『リビングのデカダンス』がリリースされたが、ここに至る3年間は、ベベチオにとって、そしてソングライターである早瀬直久(vo&g)にとっても、多くの経験と感情の揺らぎをもたらした忘れられない時間となった。6月25日(土)には心斎橋BIGCATにてワンマンライブを行う彼らの、3年間に及ぶ音楽の、そして人生の旅を辿るインタビュー。

ベベチオ早瀬(vo&g)の動画コメントはコチラ!

 

――『リビングのデカダンス』は3年ぶりのアルバムということで、リリースの間隔としては長いと思うんですよね。ここに至るまでの流れを教えて頂きたいんですが。

「まぁ間隔を“開けた”というよりは“開いた”って言ったほうが正しいんですけど、前作の『ちょうちょ』のときも実はレコーディングが結構大変だったんです。まぁ平良(b)が普段会社勤めしてるんで、それもあってなかなかじっくり制作する時間も取れず…前作は1人で作り過ぎてしまったなぁっていうのが自分の中であって。それでワンマンライブを迎えても、ちょっとまだ準備が出来てなかったみたいな平良の感じもあって、これはなんか良くないなって。次はしっかり2人でやりたかったというか…やっぱりベベチオは2人なんで。でも、今回も実際に制作に入るタイミングで彼的にスランプというか、“時間がかかるわ”みたいな感じもあって、“分かった。じゃあ1回止めよか”とか言いながら、ちょいちょい進めていって。で、作業の最後の方はやっぱり時間がなくなってきたので、ドドドーって作ったんですけど。まぁ作り方は案の上みたいな感じでしたね…(苦笑)」

――なるほどね。ベベチオにおけるシンガーでソングライターということで言ったら、早瀬さんが先陣切って進めてももちろんおかしくはないんですけど、僕らが思っている以上に2人であることにこだわりがあるというか、大事にしているの感じますね。

「それはよく言われますね。曲を作ってアレンジも僕が全部やってるので、1人で出来るっちゃ出来るんですけど、やっぱり制作にちゃんと携わるというか、“そこにいる”っていうことも大事なので。それこそスタジオミュージシャンじゃないので、やっぱりそこは感じてもらいたいし。ホンマ、なんでプロセスをそんなに大事にすんねやって言われたら僕もよく分からないんですけど…やっぱりね、そういう濃度みたいなものにはちょっとこだわってたんかなぁと。作ってしまえば、ライブで表現していくだけなんですけど、作るときにはちょっと頑なに待ってたりした時期はありましたね」

――それで1年制作止まるんやったら、もう始めようやっていう意見ももちろんあるでしょうし。

「僕的にも個人でいろいろ動く時期にあててたりしてたんで、“そうやんな、平良会社あるもんな”って、自分を納得させてた部分もあって。それ、間違ってんでって言われたら確かにそうなんかもしれへん(笑)」

――そこにある種のすごい覚悟があるなと思ったんですけど。やっぱり待つだけの意味があるってことですよね? いいもの作るときに、やっぱりプロセスを一緒に体感するってことが。

「ベベチオやるんやったらね。うん、やっぱりそうじゃないと。彼からすごくいい答えが出てくるかといったら、そうじゃないときの方が絶対に多かったりするんですけど(笑)。もう何て言うんやろ…無言のメッセージみたいな(笑)。独りで進めることにちょっと疲れてたのもあったし、それやったら待とうかなぁと。そういう気持ちで時間が経ったっていうのが正解かもしれないですね」

――今回制作してみて、そのジャッジは正しかったと思いました?

「正しかったと思います。待つ時間の中で僕が個人で活動しながら出たイベントだったり、作っていったものも今後残っていくなぁっていう、レールみたいなものを作れた時期でもあったので。だいたい結果オーライでうまいことできるじゃないですか? こういうの(笑)」

――やっぱり前作『ちょうちょ』のときのほぼ1人体制とは違う、手応えや達成感みたいなものがあると。

「そうですね。やっぱり今のベベチオらしさみたいなのがちゃんとあって。何て言うんかな…まぁすっごいアレンジをいっぱいして、着飾ることももちろん出来るんだけど、暮らしだったり僕らの空気を出すところで、結構アレンジでも削いだ部分が今回は多くて。シンプルな中にちゃんと歌と言葉と世界があるっていう…そこは時間があったからこそ考えられた、そう思えたっていうのもあるんで」

――暮らしをテーマにするという焦点に至ったのには何かあったんですか?

「音楽って“うわ~っカリブに行ってるみたい”って非日常的な世界に連れていく効果もありますし、“今日はどっぷり泣きたいぜ”とか…暮らしの中にそのどっちもの振り幅があって。例えワンルームやとしても、それぞれのリビングで生活してる人がたくさんいるんやなってふと思ってたりして。まぁ帰って寝るだけやわっていう人でも、絶対に家で何か物語はあるし、なんかそんなことをすごく考えてたんですよね」

――『リビングのデカダンス』っていうタイトルは、作る前にある程度あったんですか?

「ありました。リビングにでっかいタンスがあったらむっちゃ邪魔じゃないですか?(笑) でもじゃあそこに何入れんねやろ?みたいな。それが暮らしとリンクしてくる感じとか…それでこういうタイトルにしましたね。まぁちょっとかけたがりなので」

――デカダンスだけじゃなくて、デカいタンスっていう意味もやっぱりあったわけですね(笑)。

「そう、あったんです(笑)」

――狭いリビングにデカいタンスを置くからには、その人なりの理由がありますしね。この面積に対しておかしいやろ、その比率、みたいな(笑)。

「奥に服がめっちゃ入ってたとか。なんかそれぞれの理由がやっぱりあってね」

――今回は暮らしにリンクするような曲を、ストックの中からピックアップした感じですか?

「そうですね。あと暮らしの中で、もちろんその外の曲というか…まぁ『蛍』とかはそうですよね。暮らしの中でつながってくるようなものは選びました」

――僕、『蛍』がめっちゃいいなと思いました。歌詞が一番、グッときたんですよ。

「僕もね、この歌詞、めっちゃ好きなんですよ。蛍って、もう単純にキレイじゃないですか? で、街からわざわざ田舎に車とか走らせてみんな見に行く。そしたら人がまぁ多くて、キレイやな~とか言うんだけど、ゴミは増えて蛍は住みづらくなったり。有名になって消えていくっていうのが切ないところで、蛍がいるからこそ蛍が消えてしまうというか。それは例えばミュージシャンだったり芸人さんとかでもそうやし、脚光を浴びてしまう切なさみたいなものが、すごく儚いなというか」

――曲中の“何も恐れないからって 強くないんだよ♪”とかって、外から見たら分からないことじゃないですか、やっぱり。

「そうですよね。うんうんうんうん」

――“キレイな声だって 枯れたりするんだよ♪”とかも、いろんな想像を喚起させるし。

「嬉しいですね」

――僕がやっぱり、今回のアルバムに向かって行くところで聞きたかったのは、去年ブログで自分の病気のこと公開してたじゃないですか? それをみんなに知ってもらった後とそれまでって、やっぱり何か感覚が違うのかなって思ったんです。

「いや、それが全然、僕も思った以上に関係なかったですね(笑)。ただ単に、僕的には急に何かが出来ひんようになるのが嫌やから、一応言っとけへんと、急にドカンと休んで“どうしたんですか?”とかはめんどくさいしなっていう。あと、一応相方の平良にもメッセージやったんですけどね。どこまで音楽活動していけるのかなっていう不安な日々の中で、相方は仕事で現場に来れへんかったりする、その温度差が結構あったんでね。ずっと若いときから身体は悪かったんで、自分がパッと消えてなくなってしまう前に、まぁいっぺんちゃんと言っとかななっていう時期やったんです」

――やっぱり当時ブログを読んですごくインパクトがあって…曲に向かう姿勢が変わったりしたんかなとか。

「そうですね。この暮らしっていうテーマは、その病気のことが関係あったかもしれないですね。例えば“御飯”というワードをちゃんと使うとか。『つづく』(M-11)の歌詞の中でも、そういう光景がすごく当たり前のようにあるんだけど、それって全然当たり前じゃないっていうことに、みんな気付かないじゃないですか? そういう想いをいろんな立場で抱えてる人たちはいっぱいいるし、実は普通の人なんて多分いないから、普通の家族もいない。みんなそれぞれのいろんな物語があって、でもそれはちゃんとたくましく続いていくっていうことを伝えたいなって」

――あと、曲作りのタブーみたいなものもどんどんなくなっていったと?

「単純に恥ずかしくなくなってきたんですよね。ライブでもそうですし、あと“愛”とかって言葉の位置付けや扱いが難しいじゃないですか? 清志郎さんみたいに“愛してるぜ~”っていうことももちろんカッコいいし、でも愛っていう言葉を使わずに愛を表現するカッコよさも街にはあって。僕らはどっちも知ってる世代で生きていて、その中で感じたことを書くだけやなって。今はネット上の言葉を気軽に引用しやすい時代やけど、でもそうじゃなくて、ホンマに自分が暮らしの中で思って、頭に浮かんだこと、まっすぐ力を抜いて、大事なことを言えたなっていう想いはありますね。何言っても多分…僕節にはなるから。そういう自信が付いたのはあるかもしれないですね」

――多分それって年齢も関係あるなと思ったんですよね。だんだん物事がシンプルになってくるというか。その実年齢とミュージシャンとしてのキャリアとがこういう曲たちを書かせたのかなとは、すごく思いました。

「確かにそうかもしれないですね。嬉しいですね。例えばロックかロックじゃないかとか、今はそんなんもう関係ないじゃないですか? その人柄が出てるか、その想いが外にどれだけ見えて、どういう提示の仕方をしてるのかみたいなことやから」

――資料にもいろんなエピソードが書いてますけど、“吉本興業芸人との合同イベントから生まれた『どこ吹く風』(M-9)や~”とかってさらっと書いてますけど、一般的な音楽活動してたら吉本興業芸人と合同イベントもしないし、そこから曲も生まれへんやろって(笑)。

「確かに(笑)」

――どういうつながりでこの曲が出来たんですか?

「ベベチオとザ・プラン9さんでイベントをしたんですけど、久馬さんと僕でいろいろ話してる中で作った曲なんです。プラン9さんのコントに僕が曲を書いて、僕の曲にプラン9さんがコントを書いてくれるっていう。鬼ごっこのコントやったんですけど、その着地が結構シュール、でもアホ、みたいな(笑)。久馬さんの書く世界って、やっぱり切なさと映画的な背景をすごく持ってて、僕もめっちゃ共感出来るので。僕も切なさとそういう絵が見える音楽をやりたいと思ってるから、そこはすごく合うなって飲みながらよく話するんですけど」

――そういう畑が違う人とクリエイティブな作業をするのはどうですか?

「面白いですね。ミュージシャン同士でやるより、僕は楽しい。そっちの方が逆に音楽的になるときがあるというか。“ちょっと紙コップの役やってよ”って言われた役者さんがどうするか?みたいな感じで(笑)」

――すごいなそれ(笑)。

「こんなコードで曲作ろうよっていうんじゃなくて、そういうちょっと違う素材を音楽にするっていう。『写真の声』(M-4)も、カメラマンの人たちが写真を残す大事さを伝える『アルバムエキスポ』という企画の中で作ったんですけど、やっぱりそういう世界をもらってるから、物語が浮かびやすいというか、燃えやすいというか。僕は曲を作るときに世界観ありきで作りたい人なんで」

――『どこ吹く風』は芸人と、『写真の声』はカメラマンとのコラボですけど、今回の曲作りの上での刺激は、自分にどう返ってきたんですか?

「“写真て何であるんや、何で必要なんや”みたいな話をカメラマンさんとしてて…元々写真って記録でしかないんです。でも、その記録の中でピースする奴がいたり、笑ってる奴がいて、やっぱり思い出の残り方は写真の中でもいろいろあって。僕も趣味で写真を撮るんですけど、友達の家に行って子供のときのアルバムを見せてもらったら、どの家庭もむっちゃいいんですよ。あんまり知らん家のアルバムを見ても、その家族のことがすごく分かる幸せが詰まってて。正月に餅ビヨーンってやりながらピースしてるだけでも最高の1枚で。“写真って古ければ古いほど価値が高くなっていく”とか、そういうキーワードをカメラマンさんから聞いたりして…得たものはすごく多かったですね」

――そう考えたら音楽でも作品集のことをアルバムって言うのは…。

「そうなんですよ、まさに。語源が“アルバス”って言って、“大事なものを閉じ込める”っていう意味なんですよ」

――最初に名付けた人、すごいですね。そもそもこういう畑違いのジャンルの人との接点って何でそんなに生まれるんですか? ミュージシャンでそういう人って多くはないと思うんですけど。

「僕はソロでライブするときによく即興で歌を歌うんですけど、それを聴いた人から“即興で何か歌ってや”っていうことで呼ばれたり」

――すごいオファー(笑)。

「1人やったら何て言うんですかね…結構好き勝手出来るので失うものがない(笑)。“例えばコントを曲にしてくれるような人っていないかな~頼みやすい人で”みたいな」

――そのオファーもオファーやけど、そこで名前が上がるのもスゴい(笑)。今回3年という期間が開いて、その間に焦りだったり、この先どうしていけばいいか不安な気持ちはあったんですか? それとも逆に迷いはなかった?

「まぁ僕は楽観主義者なので、急に大工をやってみたいなと思ってちょっと調べに行ったりとか(笑)、何やっても暮らしていくことに関しては頑張ってやっていけるタイプなんですけど、それこそ身体のこともあって、どこまで何が出来るかなっていう…残り時間というか…不安とは思わないんですけど、どこまでちゃんと間に合うんやろとか、そういう時間的なところでドキドキしたことはあります、はい」

――うん、でも、なんかそれも1つのお題じゃないですけど…。

「いや、ホンマそうなんですよ。だからよく出来てるな人生、って。大変なようになってんねんなって(笑)」

――アルバムが出来上がったときには何か思いました?

「今回のアルバムが今までで一番、聴いててなんか落ち着くというか…自然と5周くらい聴いたりとか、そういうアルバムになったんやってふと思ったのが象徴的かな。ずっとぐるぐる聴ける感覚が、自分の中であるアルバムなのかなって」

――あと今回は『キーワード』(M-3)がFM802の4月度のヘビーローテーションになって。デビュー時期になる人はいますけど、ここまでキャリアを重ねてなる人も珍しいなと(笑)。

「そうそう(笑)。802で今まで結構曲はかけて頂いていたんで、“え、なってなかったっけ?”とか言われて(笑)。でも快挙ですね」

――そうですよね。しかもシングルじゃないですしね。

「そうですね。だから意味深いものになったなぁっていう感じはありますね」

――この曲は他の曲と違うエピソードで生まれたりはしたんですか

「あー確かに他の曲とはちょっと違いますね。実は元々ちょっとしたオファーがあって出来た曲で」

――まぁ言ったらある種コンペ的な、お題が設定されていたものだと。

「そうですね。でもそのお題が自分が思っていることと結構リンクしていたので、自分の中で自然なものになって」

――例えばタイアップというお題があって、それがなかったら多分生まれなかったであろう曲が生まれ、相手も喜び、みたいな…そういうお題をもらえるっていうのはひとつ、見方を変えればものを作るときに楽しめる要素でもあるというかね。

「そうやと思いますわ。うん。それこそ芸人さんで言ったら大喜利みたいな感じで、何かしらの喜びがあることで、面白いことが言えるような。ストレートな歌詞やし、まっすぐな、強さのある曲やなぁって僕も思いますし」

――やっぱり言葉ってすごい力を持ってるなと思いますよね。

「ラララと何が違うねんってなったとき、やっぱりそれは言葉でしかないですから」

――若い頃って特にサウンド先行な傾向があったりしますけど、だんだんと“この曲好きやな”とか“いいな”って思うときに、言葉が決定打になるというか。自分の中で残っていく曲になるのって、やっぱりあの1行にやられたとか、そんな曲が多かったりしますもんね。

「分かる気がするなぁ。そうですよね。僕も曲作るときはそういう言葉は絶対入れたいというか、ないとあかんなって思ってますから」

――今回このアルバムが出て、6月25日(土)には心斎橋のBIGCATでワンマンライブもあります。そもそもワンマンのことを『ジャポネイオン』って呼ぶのは何でなんですか?

「僕が昔映画を趣味で作ったり、演劇の脚本書いたりしてたときに、髪の毛がニール・ヤングみたいになってたんです(笑)。ほんで(兵庫県)川西で美容室を探して切りに行って、それ以来その美容室でずっとワンマンライブをしていた経緯があって(笑)。後々ちゃんとしたところって言ったら変ですけど、バナナホール(現umeda AKASO)で初めてワンマンをするときに、何かタイトル付けなあかんなぁっていうことで決めたんです。その頃ってマイナスイオンがすごい流行ってて、その目に見えへんけど確かにあるっていうところと、僕って結構郷土愛の強い人なんで、日本の四季とか文化、食べ物とかが大好きやし、そういう海外から見た日本みたいなジャポネ感、日本から発するそういう香りみたいな…そういう空間で包みたいっていうタイトルなんです」

――なるほど。ワンマンライブは久しぶりですか?

「こういうアルバムを引っ提げたワンマンはすごく久々ですね。2人それぞれのコーナーがあったり、生バンドを入れてドカーンとやるコーナーがあったり、打ち込みと生楽器、他の楽器を入れたりとか、いろんなことが出来たらなと目論んでいるんですけど」

――今回のヘビーローテーションの件も然り、3年ぶりのアルバムということも然り、今年はベベチオのキャリアの中でも、振り返ったときに印象深い1年になりそうですね。

「そうですね。いろんなジャンルの人とコラボレーションしたり、話したり企画したりすることも多いんですけど、やっぱり曲を作って、演奏して、歌うっていう喜びが軸にはあって。しっかり、刻み付けたいなと思いますね」

 

Text by 奥“ボウイ”昌史




(2011年6月22日更新)


Check

Release

『キーワード』はFM802のヘビロに! 暮らしをテーマに描いた11編の物語

Album
『リビングのデカダンス』
発売中 2520円
In The Garden Records
XNHL-14003

<収録曲>
01.bit
02.いとしいときわ
03.キーワード
04.写真の声
05.愛のカタチ
06.BOY
07.ブギのカギ
08.蛍
09.どこ吹く風
10.水の泡
11.つづく

Profile

ベベチオ……’00年に高校時代の同級生だった平良正仁(b、写真左)、早瀬直久(vo&g、同右)にて結成された、2人組ポップス・ユニット。’03年 1stミニアルバム『左右対称のダンス』を発売。思わず息を呑む早瀬の透明感と芯のある歌声に、どこか懐かしくも新しい独特のサウンドで、ファン層を着実に増やしている。『ひとつやふたつ』(’04年)『JAPANESE SPOON』(’05年)と2枚のミニアルバムをリリース後、’08年にはJR東日本CM曲『恋の中』や上野樹里主演映画『幸福のスイッチ』のテーマ曲を含む1stフルアルバム『ちょうちょ』を発売し、話題を集める。近年は、芸人や写真家とのコラボイベント、CMのナレーション等、徐々に音楽以外の活動の幅も広げている。

ベベチオ オフィシャルサイト
http://www.bebechio.com/


Live

3年ぶりのアルバムを引っ提げて   東阪でワンマンライブを開催!

『"ジャポネイオン2011"
『リビングのデカダンス』Release Live』
▼6月25日(土) 19:00
心斎橋BIGCAT
自由3500円
GREENS■06(6882)1224


有山じゅんじ主催イベントで        道頓堀くいだおれの旧店舗でライブ!

『閉店3周年記念!!くいだおれ De
ぐるぐるぐる~有山じゅんじ3Nights~』
▼7月8日(金) 19:30
道頓堀 大阪名物くいだおれ 旧店舗1F
自由席3500円
[出]有山じゅんじ/ベベチオ/寺前未来/良元優作/はせがわかおり
GREENS■06(6882)1224
※未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。


注目のライブサーキットに参加決定!  ベベチオは19:00~サンホールに出演

『見放題2011』
▼7月9日(土) 13:00
ミナミ ライブハウス 10ヵ所
前売3500円
[出]カルマセーキ/Synchronized door/
はせがわかおり/蜜/リクオ/pechica/
井上ヤスオバーガー/クリトリック・リス
/大村みさこ/オトナモード/waffles/
UNDER NINE/Applicat Spectra/
ピアノガール/浜田一平/
SIBERIAN NEWSPAPER/AWAYOKUBA/
松室政哉/里帰り/nothingman/
プリングミン/Cante/テツコ/小南泰葉/他
americamura FANJ twice■06(6484)3880
※小学生以上は有料、未就学児童は保護者同伴の場合に限り無料。出演者、会場、開演時間は変更となる場合があります。