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映画『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』
舞台挨拶レポート

UVERworldの結成25周年とデビュー20周年を記念して製作されたドキュメンタリーライブフィルム『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』が12月12日(金)よりT・ジョイ梅田ほか全国にて公開された。
本作は、6年ぶりの東京ドーム公演となった 2025月6月14日(土)・15日(日)「UVERworld LIVE "EPIPHANY" at TOKYO DOME」より貴重なライブ映像を20曲以上収録。さらにはオーストラリア・シドニーで撮影された新撮映像を交え、音楽や自分自身と誠実に向き合い続ける彼らの姿を描いたドキュメンタリー・ライブフィルムとなっている。

12月18日(木)にはT・ジョイ梅田でUVERworldのメンバーのTAKUYA∞、彰、克哉、信人、真太郎、誠果が登壇し、上映後の観客の興奮が冷めやらぬ中、舞台挨拶を行った。入場時には、観客全員がスタンディングオベーションで出迎え。その様子に真太郎は「なんで立ってたん?(笑)」と反応し、あたたかな雰囲気で舞台挨拶はスタートした。

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映画化への心境について、TAKUYA∞は「気持ちは変わっていくし、忘れていくものじゃないですか。もう10年後、20年後も(UVERworldを)やっていくって決めているので、この気持ちに立ち戻れるような作品を、良いカメラでしっかりとオンとオフも作品にしてもらえると聞いたときは「ありがたい」と思いました」と感謝を口にした。

uverworld251222-4.jpgこの作品はライブ映像で構成されるだけでなく、オーストラリア・シドニーにて1週間かけての撮影も敢行。カメラの存在を忘れるほどオフショットも常に撮影をしていたという。TAKUYA∞「どこが使われているのかを僕らはまだ分からなくて。『ここはちょっと...』っていうのが今後でてきたら、この後の(上映)回からはカットされる(笑)」と観客の笑いを誘った。誠果は、「食事のシーンでも使えないのもいっぱいある。crew(UVERworldのファン)の方々は、普段僕らがどういう風にMVを撮ってるか分かんないじゃないですか。そういう合間のシーンがあるので、楽しんでいただけたらなと思います」とコメントした。撮影地がラスベガスの選択肢もあったという裏話を明かしてくれたTAKUYA∞は、「8月のラスベガスって、息もできひんくらい暑くなるらしい。僕らは、オーストラリアで命拾いしたと思ってます(笑)」と述べた。

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劇中には、東京ドームでUVERworldを見つめるファンの表情や歓声が鮮明に映し出されている。"誰かの人生の中でUVERworldの曲が大きく存在している"という実感に関して、彰は「責任重大だなと思います。僕にとってもUVERworldの曲で人生変わったところがあるので、人生が変わった人の気持ちはよく分かるし、素晴らしいことだと思います」とコメント。彰の人生を変えた楽曲は何かと問われると「いや、そこは秘密で」と答え、彰らしい回答に笑顔がこぼれた。

uverworld251222-6.jpg劇中の「CHANCE!」の演奏場面では、メンバーそれぞれが、25年前に手にしていた実際の楽器を持って演奏する姿やMCが収められている。信人は「自分よりメンバーを見ると、キュンと来ましたね。『あ、このギター、ドラムしってる!』とか。それがでっかい箱で鳴ってるのが感動的でした。安くて音がめっちゃ悪いんですけど。」とメンバーへの愛を語る。東京ドームでの公演を振り返った克哉は、「メドレーも入れたら30曲くらいやってて。初日終わって、夜の1時くらいまで次の日のセットリストを考えたりしてました。初日を受けてこうして直していこうとかっていう感じ」と驚きのエピソードを披露しファンからも感嘆の声が。真太郎は、「1日目が結構良くて...。2日目はちょっと気ぃ抜けてたところもあります」と突然の告白。「1曲、曲が始まるのが遅いタイミングがあったんですけど、俺がぼーっとしてたからなんですよ。」と続けるとメンバーは驚きの表情をみせた。その楽曲は『NO MAP』だと告げられると、「あぁー。遅かったな」と納得の声が上がった。TAKUYA∞が「誠果のせいにしてました、僕は」と発言すると、真太郎は「俺も誠果さんのせいにしてる顔をしながら(演奏していた)」と返し会場はさらに笑いが起こった。

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『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』は12月26日(金)より上映劇場を拡大し、ラージ・フォーマットでの公開も決定。正面スクリーンに加えて左右270度の視界すべてで映画鑑賞ができるSCREENX(スクリーンエックス)。「体感型」を演出するための最新システムで、座席が作品中のシーンとリンクし、前後上下左右への稼働や、風、ミスト、香り、煙りなどの各種演出が搭載され、アトラクション感覚で映画を体感できる4DX(フォーディーエックス)。SCREENXと4DXが合体したULTRA 4DX(ウルトラ フォーディーエックス)。この3つのシステムで同作を楽しむことができる。
ラージ・フォーマットの上映で何が起きるのか興味深々なメンバーたち。TAKUYA∞は「ミストと香りって何なんですか?(笑)」と驚きの表情を浮かべた。「雨のオーストラリアのシーンは全部水ってこと?(笑)」と真太郎が疑問を投げかけると、会場には共感の嵐と笑いが巻き起こり、この舞台挨拶のハイライトとなった。

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最後はTAKUYA∞からファンの方々へのメッセージで締めくくる。
「東京ドームをやった時の自分たちの気持ちとしては、20周年・25周年を祝うというより、もっと未来を感じられるようなものにしたいなと思ってドームを行っていたので。そして、この映画をするときも新曲を入れて、しっかりとこれからが楽しみになるようなものになったと思います。もう発表されている来年の予定もありますが、まだまだ楽しいイベントがありますので、来年も、これからもずっとUVERworldを楽しみにしておいてください。」

映画館でUVERworldのライブを体感できる貴重な機会をぜひお見逃しなく。




(2025年12月22日更新)


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『UVERworld THE MOVIE 25 to EPIPHANY』

公開日:12月12日(金) 2D
    12月26日(金) SCREENX、4DX、ULTRA 4DX
監督:オ・ユンドン
出演:UVERworld(TAKUYA∞/彰/克哉/信人/真太郎/誠果)
制作プロダクション:CJ 4DPL EX Co., Ltd.、ScreenX Studio
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

公式サイト
https://uverworld25-movie.com/