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板垣李光人&中村倫也が声優を務め、激戦地で生まれた友情を描く
映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』
原作者・武田一義インタビュー

第46回日本漫画家協会優秀賞に輝いた、武田一義の同名漫画をアニメーション映画化した『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』が、12月5日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開される。

太平洋戦争末期、激戦地となったペリリュー島の史実を基に、漫画家志望でその才を買われた青年・田丸が功績係として、遺族のために仲間の最期を書き記していく中で見た、戦場の現実と戦場で生まれた友情を描く。

板垣李光人が主人公の田丸を、中村倫也が田丸と友情で結ばれる吉敷の声を担当した話題作だ。そんな本作の公開に先立ち、原作者で共同脚本も務めた武田一義が作品について語った。

──武田さん先生の知人や親戚などにペリリューに関わる方がいらっしゃったのでしょうか。

そういうことではありませんでした。僕自身、ペリリュー島のことは全く知らなかったんですが、今から10年前、戦後70年の時に、天皇皇后両陛下が慰霊訪問に行かれたというテレビ報道を見て、初めて知りました。天皇陛下が行かれるほどの場所なのに、自分は知らないなと思ったのが、ペリリュー島が最初に心に引っかかったきっかけでした。

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──そうだったんですね。

その後、ペリリュー島の生還者の方に何十年も取材を続けてこられた、戦史研究家の平塚柾緒さんという方にお話を聞くことができたんです。その時に聞かせてもらった、元兵士さんたちの若い時の姿が、今の時代の若者と変わらないなと感じたんです。そこから、普通の若者たちが戦争をしている漫画を描きたいと思ったのが始まりでした。僕は、元々ペリリュー島とは縁もゆかりもなかったんですが、偶然の出会いによって、ペリリュー島という題材に惹かれて描き始めました。

──なるほど。では、田丸や吉敷というキャラクターに、具体的なモデルがいるということではないのでしょうか。

物語は史実をベースに進んでいるので、田丸や吉敷がとった行動のモデルの方はいらっしゃるんですが、それが必ずしも田丸や吉敷のような人だったというわけではありません。キャラクターはあくまで漫画の中で作ったキャラクターです。

──先ほど、今の時代の若者と変わらない姿だったと感じたとおっしゃいましたが、平塚先生からいろいろなお話を聞かれる中で、他に引っかかったことはありましたか。

それは、この作品の骨格になっている部分でもありますが、平塚さんの著作の中には、自分の知っていることや推論で、ほぼ確定的だと思っていることがあっても、全てを書いているわけではないとお聞きしたことです。例えば、取材に協力してくれた方々の名誉に関わる部分の話は、むしろ書かないようにしていたり。その上で、「そういった部分は、フィクションという形をとった方が描けるかもしれないね」とおっしゃってくださったのが、「ペリリュー」をフィクションにした大きな理由のひとつなんです。

──ドキュメンタリーにすると描けないことでも、フィクションなら描けるということでしょうか。

名誉に関わる部分というのは、「ペリリュー」の後半のストーリーにあるような、仲間同士で...という部分に当たるんですが。ドキュメンタリーにしてしまうと、実際に生還された方の誰が誰を殺してきたんだという話になってしまうので、平塚さんはそこには触れずに著作を残されたんです。僕には、お話してくださったので、後々、そのことは生還者の方とお会いした時に確認させていただいて、より詳しい状況を聞かせていただきました。

──現代を生きている私たちからすると、戦場というのは全く想像が及ばない世界だったと思います。武田先生が、想像していたことと一番違っていたと感じたところは、どういうところだったのでしょうか。

僕たちが今、普段生きていて、当たり前に身の回りにあるインフラ、生活環境というものが、兵隊さんたちにとって隔絶されたものだったことが戦争の一番大変なことだったと思います。水があって食べ物があって、怪我をしたら病院にかかることが当たり前じゃないんですよね。言ってしまえばトイレもそうです。

──確かにそうですね。

僕らにとって当たり前にあるものが、彼らにとっては当たり前じゃない。それすらも難しい中で生きていると考えると、戦争は戦うだけではなく、インフラの欠如による影響が大きいと感じました。それが、僕がペリリュー島での戦争について知っていく中で大変だと思ったことですね。

──映画化されると聞いた時は、どのように感じられましたか。

まず、映画化したいとおっしゃってくれたこと自体は、嬉しさと驚きが半々でした。驚きの部分は、原作の漫画を描いてきた僕としては、アニメ化するのもすごく難しいというのは想像がついたので、すごく勇気を持って申し出ていただいたんだと感じて、嬉しいと思いましたし、感謝しました。

──アニメ化するのが難しいというのは、どのような部分で難しいと思われたのでしょうか。

漫画もそうですが、戦争というのは辛い出来事がとても多いんですよね。単に人が死ぬことだけではなく、死に方の悲惨さや、彼らの置かれた状況がいちいち辛いんです。辛いということは、エンタテインメントと結びつきにくいので、漫画もそこは本当に苦労しました。少しでも読みにくさに繋がってしまう材料を払拭しようとして、可愛いキャラクターが生まれて「ペリリュー」の作風が出来上がっていったので。やはり、戦争という題材は戦争の悲惨さをリアルに表現しようとすればするほど、商業的には難しいと思います。

──それでも、原作は話題になっています。

原作も初めからドカンと売れたわけではなくて、少しずつ少しずつ読者さんに気づいてもらった作品なので。だから、映画化したいと言ってくださったことは、難しいことに立ち向かっていくという制作側の意志を感じて、すごく嬉しかったです。

──確かに、アニメーションにしようとすると、キャラクターの手足を動かさなきゃいけないので、原作の可愛らしいフォルムのままじゃいられないですよね。

単純に、3頭身のキャラクターを動かすことがまず大変で。いろんな大変なことがありますが、漫画だと白黒で、静止画で、音もないじゃないですか。擬音はあっても、実際の音はないですが、アニメーションでは全部音がついてしまうから、戦争の怖さが、より表現できてしまうわけで。それをどの程度のレベルに着地させるのか、もっともっと凄惨に、残酷にやろうと思えばいくらでもできてしまうと思うんです。

──そうですよね。死体にハエがたかっている場面を、漫画で表現されてましたが、そこに音がつくのが映画やアニメーションなんですよね。そういう部分のバランスというか。

それは漫画も苦労したところで、リアルに描かなければならない、表現しなければ描く意味がないと思っているので、リアルに表現しようとするんだけど、やりすぎると見られなくなってしまう。そのギリギリのラインを漫画ではずっと探りながらやってきたので、映画の方もそれを考えつつやってると思うんです。

──今回、共同脚本という形で武田先生も入ってらっしゃいますが、11巻の原作を脚本にして、2時間弱ぐらいの映画にするということは、きっとすごく難しかったのではないかと思います。

まず、原作者としては、原作の中にいらないエピソードはないので。そこは本当に大変でした。ベテランのアニメ演出家さんである共同脚本の西村ジュンジさんが、田丸目線で絞ろうというアイデアを出してくださって、それがこの映画のサイズにまとめるための一番のアイデアだったと思います。それによって、ペリリュー島の守備隊本部の玉砕のシーンや日本が敗戦に向かっていく描写などは、映画の中から抜けていますが、代わりに田丸という、ひとりの兵士の目線で体験する戦争という要素が映画では強まっていると思います。

──だからこそ、観客にとっては映画に入り込みやすいのかもしれません。

僕もそう思います。漫画というのは、一話一話、長い年数をかけて展開していきますが、映画は観始めると2時間弱の時間が一瞬でジェットコースターのように過ぎていくので、そういう意味では途切れなくずっと田丸に寄り添って最後まで観ることができるというのは、映画として正解だったんじゃないかと僕も思っています。

──個人的には小杉伍長と入来さんをもっと描いてほしいと思いました。強いて言えば、武田先生は入れたかったエピソードはありますでしょうか。

おじさん好みですね(笑)。あのふたりも若いんですけど(笑)。

──彼らが田丸と吉敷を支えたと思っているので。

個々のキャラクターは、どうしても削らざるを得なくて。入来さんなんて、ただの英語が喋れる脇役になっちゃって。

──そうなんですよ!原作では、めっちゃ活躍してるのに。

でも、その代わり入来さんは脇役になったから生きて帰ることができたんです。全部のキャラクターに、もっとエピソードはあるんですが、映画では削らざるを得なくて。主人公の田丸と吉敷に関しても、大きくエピソードを削っていますが、実際の歴史の流れに沿った出来事と密接に関わっているエピソードを抽出して、2時間の映画を作りました。ただ、キャラクターは削りたくないという思いだけは強かったので、たとえ脇役になっても入来さんは残したいと思いましたし、エピソードは変わったとしても泉くんも出したいと思いました。

──キャラクターを削りたくないと思われた理由は何だったのでしょうか。

原作の漫画のキャラクターを削りたくないということ以上に、普通の人たちが戦争をしていたということを表現したいからです。いろんな人たちがいることが普通だというのが、「ペリリュー」という作品の中で戦争を描くことと同じくらい大事だと思って描いているので、形が変わってもキャラクターは残したいと思いました。エピソードは減ってしまいましたが、削られたキャラクターは、ほとんどいないと思います。だから、映画から入ってくださった方で、気になるキャラクターがいたら、ぜひ原作を読んでいただけたらと思います。

──そうですね。ぜひ、外伝も。

入来さんも小杉も、外伝にもエピソードは入っているので。

──冒頭、アメリカの攻撃を受けた時に年代が出てきただけで、そこから何年後と言葉で言ってるだけでした。あれ?もう終戦してるのでは?と思いながら観られる作りがとても良かったと思います。戦争映画は、年代を出すことがとても多いので。

何年後というのは田丸が心の中で言ってるだけです。そこは明確に意識していました。劇中にある、戦争が終わってるのか終わってないのかという議論の時に、原作の漫画では、読者さんはもう終戦していることを知ってたんですよね。それは、原作は漫画で一話一話展開してるので、読者さんは冷静になっちゃうから、当然わかるんですよ。でも、映画の中だとひとつの流れの中で観るので、観客の方も、あれ?終わってる?終わってない?みたいな感じで観られると思うんです。それが、原作と異なる映画の魅力のひとつだと思います。

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──田丸を演じた板垣さんと、吉敷を演じた中村さん、おふたりの声はキャラクターに合った声だと感じました。板垣さんと中村さんが田丸と吉敷の声を務めると聞かれた時はどのように思われましたか。

おふたりの声が本当に素晴らしくて、田丸と吉敷そのものだと思って感動してます。板垣さんに関しては、初めに候補として名前が出た時に顔とお名前はわかったんですが、声が思い浮かばなくて。家に帰って、板垣さんが個人的にやってらっしゃるYouTubeを見たら、素の板垣さんの声が聞こえてきて。寝る前のナイトルーティーンをやっている板垣さんとか、パン作りをしてる板垣さんのYouTubeを見て、素の板垣さんの声が、僕の中のイメージの田丸そのものだと思いました。元々、田丸の声はすごく難しいと思ってたんです。

──田丸のどういう部分が難しいと思われたのでしょうか。

戦争ものなので、ずっと展開は辛いですが、主人公の田丸のほわっとした見た目で観ている人に癒し効果を与えてほしいと思っていて。声もそうであってほしいと思っていたんです。でも、そういう声って難しいだろうなと思っていたところに、板垣さんの声がすごくはまって。板垣さんは、シリアスなことを話してらしても、どこかぽわぽわっとした癒されるような雰囲気を持っているんですよね。それが、僕が求めていた田丸だったので、「是非、板垣さんにお願いします」と編集さんからプロデューサーさんに伝えてもらいました。だから、板垣さんに決まりましたと聞いた時は本当に嬉しくて、これでもう田丸は安心だと思いました。

──吉敷を演じた中村さんはいかがでしたか。

一方で吉敷の方は、実力のある方がやってくだされば、どなたがやっても、その人なりのかっこいい吉敷になるだろうと思ってました。中村さんの名前が挙がって、中村さん、かっこいいよねと思っていましたが、実際に、中村さんの吉敷の声を聞いた時は予想以上だったので驚きました。前面に出てくる吉敷の、戦場で勇ましいかっこよさの中に、田舎の好青年というか、父親が早くに亡くなって、家庭の中でただひとりの男として、母親と妹を小さいながらずっと支えてきた、長男としての吉敷が中村さんの声の中にいたんですよ。それにすごく驚いて感動しました。

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──確かに、中村さんの声からは田舎の好青年の雰囲気を感じました。

パンフレットに載っている、中村さんの公式インタビューを読むと、「吉敷というキャラクターは、行動が既にかっこいいので、あまりかっこよさを声で足す必要はないと思ってやっていた」とおっしゃっていて。本当に実力のある俳優さんって、こういうことなんだと思いました。

──武田先生が言わずもがなで、中村さんはわかってらっしゃったってことですもんね。武田先生は、実際にペリリュー島へ行かれたとお聞きしましたが、島で実際に感じたことは、どのように原作に活かされたのでしょうか。

僕は、資料としてペリリュー島の映像や写真を見ていましたが、実際に行って初めて、風土というか、肌で感じる温度や湿度、吹いた風の気持ちよさやスコールの勢いなどを生で感じたのは、すごく大きな経験になりました。当時の兵隊さんも同じように感じていたんだろうなと。さらに、彼らが潜んでいたという壕にも入って、環境の悪さを体感して、ここでずっと潜伏しているのはいかにきつかったか、と思いを馳せました。

──相当狭かったのでしょうか。

狭いところは本当に狭かったですね。そういったことを直に感じて、ペリリュー島に行ってからは、いかに居心地が悪いのかということは、絵にも表現されるようになりました。だから、板垣さんも実際にペリリュー島へ行ったことで、演技の手がかりになったと思いますし、感じるものは多かったんじゃないかと思います。

──ペリリュー島で田丸が共に過ごす人たちには、本当にいろんな人がいました。それによって、私の祖父もそうでしたが、戦争のことを話さなかった祖父や父の存在を感じることができる人も多いのではないでしょうか。

実際、「自分の祖父は何も語らなかったけど、この漫画を見ると似たような体験をしていたのかな」とおっしゃる息子さんや娘さん、お孫さんからお手紙をいただくこともあります。家族に話されなかった方は多いみたいですね。

──そうですよね。原作の中に、「自分がしたことに触れたくない人は多いと思う」と田丸の祖父が言う描写があったと思いますが、だからこそ、本作に救われる方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。

土田さんというペリリュー島の生還者の方に、実際に取材させてもらったんですが、戦争の話をする時は、ユーモアを交えて、子どもに冒険譚を聞かせるように話をされるんです。戦争の話だから、大変なことが多いんですが、こっちも笑いながら聞いていて。でも、戦友が亡くなった話をされる時は、90代の穏やかなおじいさんが、ボロボロボロボロ涙をこぼして泣いちゃうんです。そんな歳のおじいさんがそんな風に泣く姿を見ることはないじゃないですか。いかに、それが心に深く残ってるのかということは考えてしまいます。田丸と吉敷の絆を描いたのも、生還された土田さんの感覚を表現しておきたいと思ったからなんです。

──ふたりがいたから生き残ったというか、生きていけたということなんですよね。

そうですね。先ほど、おっしゃったように家族には何も話さなかった方も、戦友とは話をしていた傾向があるみたいで。原案協力の平塚さんも、取材をする時には戦友の皆さんを呼ぶと言ってました。ひとりひとり取材しても、しゃべってくれないんですが、戦友同士が集まると、同じ経験をした者たちだから話せるというか、他の人に話せない分、話したくなる雰囲気になって、いろんなことを話してくれるそうです。自分たちの体験したことを、本当の意味で理解できるのは自分たちだけだという感覚があったんじゃないかと思います。

──先ほど、先生がお話を聞いた90代の土田さんが、今でもそれだけの傷を心に残しているとお聞きして、戦争の悲惨さや過酷な環境など、言うことは簡単ですが、想像をはるかに、はるかに、はるかに超える過酷さだったんだと感じました。

そうだと思います。その中で、同じ経験を共にして生き残ってきた、生きてきた絆というのは本当に強いものなんだろうなと思います。土田さんも今はもうお亡くなりになってしまって。この作品を描き始めた時はまだご存命で、取材もできたんですが、途中でお亡くなりになって。

──そう考えると、お話を聞かせていただく方がどんどんいなくなってしまいますよね。

そうなんです。土田さんだけではなく、この作品の途中で取材させてもらった他の元兵士の方々も、皆さん亡くなられてしまって。だから、戦後80年というのは、そういうタイミングなんだと思います。

──そういうことですよね。武田先生が、本作を手掛け始めたのが、まだギリギリ間に合ったタイミングだったんですね。

そうですね。生の声を聞ける最後のタイミングで、たまたま作品を描き始めることができたので。でも、描き始める時は、そういうことを考えていたわけではなく、自分にとっては、たまたま、描き始めたのがこのタイミングだったというだけですが、終わってみると、本当に最後のチャンスだったんだなと強く思います。実際に体験された方の声を聞かずに、残された資料だけで描いていたら、こういう物語にはならなかっただろうなという部分は作品の中にあります。やはり、感情に触れたというのが一番大きいですね。

──原作も読ませていただいて、この作品を観て、戦争が良くないというのは当たり前ですが、戦争というものがひとりの人間に与える影響の大きさをすごく感じました。武田先生は、本作を描かれて、今の世界をどのように見てらっしゃいますか。

僕が子どもの頃から、ずっと戦争は起こってるんですが、その頃よりも随分近づいてきてしまったなという感覚はあります。それは、自分自身にとっても。日本自体はずっと戦争に直接関わることなく、幸い戦後80年まで来られたんですが、実際の戦争のディティールが失われていくのは、とても怖いことだという思いがあって。漠然と、誰もが戦争はいけないことだというのはわかっていて、それは小さい子どもでも共通して考えていることだと思うんです。

でも、なんで駄目なんだろうというディティールの部分は、意外と曖昧だと思うんです。この「ペリリュー」という作品が、全てを語っているとは言わないですが、その一端というか入口のようなものにはなるかもしれないと思うので、もしよかったら観てもらいたいなと思います。

取材・文/華崎陽子




(2025年12月 3日更新)


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武田一義

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(C) 武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」製作委員会

『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』

▼12月5日(金)より、T・ジョイ梅田ほか全国にて公開
声の出演:板垣李光人 / 中村倫也
天野宏郷 藤井雄太 茂木たかまさ 三上瑛士
監督:久慈悟郎
脚本:西村ジュンジ・武田一義
主題歌:上白石萌音「奇跡のようなこと」

【公式サイト】
https://peleliu-movie.jp/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/398677/index.html


Profile

武田一義

たけだ・かずよし●1975年8月19日生まれ、北海道出身。28歳の時に漫画家を目指して上京。2010年に精巣腫瘍と診断され、治療体験を綴った「さよならタマちゃん」を2012年から漫画誌に連載。「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」は読み切りを経て、2016年~2021年までヤングアニマルで連載され、外伝が今年完結。2017年に日本漫画家協会優秀賞を受賞。