ホーム > インタビュー&レポート > いよいよ11月9日(土)より 《ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2024》開催! 《ぴあフィルムフェスティバル2024》で最年少入選を果たした 『正しい家族の付き合い方』ひがし沙優監督インタビュー
──まず、映画を撮ろうと思ったきっかけ何だったのでしょうか。
元々は女優をやっていました。小学4年生ぐらいの時に私が趣味で編集をしているのを父が見て、「編集できるなら監督やって、自分で作品作ってみたら?」と言われたのがきっかけです。
──動画の編集みたいな感じでしょうか?
そんな感じです。音楽に合わせて歌詞を載せるような編集がスタートでした。
──自分で何かを表現したいと思ってらっしゃったんですね。
そうですね。中学1年生ぐらいから女優として出るところが少なくなってきたので、じゃあ自分で作ってみようというのが一番大きいです。
──なるほど。この映画のアイデアはどこから生まれたんでしょうか。
最初に思ったのは、部屋から出ずに作れるかということでした。外に出ると音の調整が難しいこともあって、家の中だと空き時間に撮ることもできるので、部屋から出ずにどうやって映画を作ればいいか考えて今回の形になりました。
──中盤に大きな転換がありますが、そのアイデアはどのように?
そのままの流れで行くのではなく、予想できない展開、見てる方に想像できない展開を作りたいと思いました。
──PFFに応募しようと思った理由は?
長めに作ることができたので、映画祭に応募しようと思って、その中でもやっぱりPFF(ぴあフィルムフェスティバル)に一番、挑戦してみたいと思いました。
──今回、ひがし監督が最年少入選ですが、入選の連絡があった時はどのように感じましたか。
すごくびっくりしました。どの作品もそうなんですが、ひとりでは作れなかったですし、いろんな人の助けがあってできた作品なので、本当に入選して嬉しかったです。
──東京での表彰式に参加されていかがでしたか?
いろんな監督とお話できて、懇親会でも審査員の方々の話を聞くことができて、すごく貴重な体験だと思いました。
──11月には京都でも上映がありますが、どのような心境ですか?
今からすごく緊張してますが、ワクワクしてます。
──今後も監督は続けていきたいと思ってらっしゃいますか。
そうですね。女優も続けたいと思っていますが、監督としてもちゃんと自分が作りたいことを作れるように頑張っていきたいと思ってます。
──ひがし監督のお好きな映画は何でしょうか。
『きさらぎ駅』とか、独特の雰囲気がある映画が好きです。ホラーやサスペンス要素のある映画というか、どんな展開になるかわからない映画が好きで、憧れてます。
──今回、監督と演じることを両方していて、苦労することはありましたか?
編集してる時に台詞の長さに違和感を覚えて、また動画を撮り直したり、台詞を録り直すのは大変でした。
──最後にメッセージをいただけますか。
いろんな方に見てもらいたいんですが、今回の『正しい家族の付き合い方』だと、同年代の方、小中高校生ぐらいの方々に見ていただいて、一歩踏み出せば、違う世界を自分で作っていけるんだと感じてもらえたら嬉しいです。
取材・文/華崎陽子
(2024年10月31日更新)
【日程】2024年11月9日(土)~17日(日) ※月曜休館
【会場】京都文化博物館・フィルムシアター
【料金】<PFFアワード+高校生企画>一般(シニア含む):1,000 円 障がい者・博物館友の会:500 円 学生:500 円
【料金】<招待作品部門(上記を除く)>一般(シニア含む):1,300 円 障がい者・友の会:800 円 学生:500 円
※日時指定制/整理番号付き自由席
※障がい者・友の会・学生の方は、入場時に証明できるものをご提示ください。
【公式サイト】
https://pff.jp/46th/kyoto/
【ご招待対象者】18歳以下(2006年4月1日以降生まれの方)
【対象プログラム】「ぴあフィルムフェスティバル in 京都 2024」の全プログラム。
【申込期間・人数】各上映日の前日まで受付。各回15組30名を先着順に受付。
【申込方法】公式noteの応募フォームより申し込み
▼11月10日(日)13:30~
【会場】京都文化博物館・フィルムシアター
ひがし沙優監督来場予定