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「青春が終わるときはバンドが終わるとき」
バンドマンたちのほろ苦い青春ストーリーを赤裸々に描いた
『さよなら、バンドアパート』で映画初出演!
KEYTALK小野武正(g)インタビュー&動画コメント

 noteに綴られた平井拓郎(vo&g・juJoe / ex.QOOLAND、The DARARS)の実体験に基づくリアルな描写が反響を呼び、昨年の書籍化を経てついに映画化された『さよなら、バンドアパート』が、7月15日よりシネマート心斎橋ほか全国にて公開された。路上ライブからメジャーデビューを果たし、その後の挫折までを赤裸々に描いた同作は、フェスやメディアで目にする華やかなアーティストの陰で、最高の一瞬のためにクソみたいな日々を過ごす多くのバンドだけでなく、何者かになろうと夢を追いかけたことのある全ての人に、あの痛みと情熱を呼び起こす。主人公の川嶋を演じるのは、元バンドマンで本作が映画デビューとなる清家ゆきち。Netflixドラマ『全裸監督』で話題をかっさらった森田望智や、AKB48/NMB48の元メンバーでミュージカル界でも活躍する梅田彩佳らに加え、多くのミュージシャンがカメオ出演するのも見どころだ。「人生思い通りにならんけど、思い通りに生きていかなあかん」、「時間かかっても目指しとったら、形が変わってもかなう」、「孤独は一人の人間にあるんじゃなくて、たくさんいる人間と人間の隙間みたいなところにできる」etc…さまざまなターニングポイントで個性豊かな登場人物から投げ掛けられる言葉が、導いていく青春の終わり。原作者の旧友であり、ベーシストのシンイチロウ役で映画初出演となるKEYTALKの小野武正(g)が、時折自身のバンドにも思いを重ね、ならではの目線でその心境を語ってくれた。




平井さんの音楽がずっと好きでした
 
 
――まさかミュージシャンではなく、俳優としてインタビューする日が来るとは(笑)。
 
「今日も1日キャンペーンをやってるんですけど、バンドの稼働より多いですよ(笑)。いつもは自分の音源とかギターのフレーズに関して話してますけど、それとはまた全然違う切り口で面白いですね」
 
――武正くんはそもそも、原作の平井拓郎さんとは旧知の仲だと。
 
「もう10年以上の仲で、2年ぐらい前にご飯を食べたとき、“映画化するかもしれないんだよね”みたいな話をされて、冗談で“ちょっと出してくださいよ”って言ったら、本当に出してくれました(笑)。最初に出会った’08~’09年頃、平井さんはThe DARARSというバンドをやっていて、その解散後の’11年にQOOLANDを始めて。初対面の印象は若干とっつきにくかったんですけど(笑)、いざ話すとすごく真面目で、音楽に対しても芯があって、ちょっと斜に構えてるところもある。The DARARSの頃から、それがいい形で音楽に現れていて、それをよりいろんな人に届けようとしたのがQOOLANDだったと思うんですけど、平井さんの音楽がずっと好きでした。QOOLANDが解散したときは、“カッコいいバンドがまた一つ終わってしまうのか…”と思いましたね」
 
――その一連の話をnoteに綴ったものが、言わば今回の『さよなら、バンドアパート』の元になっていますが、当時はnoteの存在を知っていたんですか?
 
「Twitterとかで知って読んだら、すごく面白い文章で。まさか書籍化されて、こうやって映画化までされるとは思ってなかったですけど。書籍化の際にはコメントを書かせてもらったりもして」
 
――音楽とはまた違う世界だったと思いますけど、実際の撮影の現場では何を感じました?
 
「いやもう、本当に皆さんすごかったですね。役に入り切るスイッチもですし、迫力がありました。“これは飲まれないようにしっかり自分の仕事をしないとな”と思いましたね」

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バンドってそれぞれ違う人間同士がぶつかり合うからこそ
何かが生まれるマジックがある
 
 
――KEYTALKが体験してきた道筋と重なるところも多くあったと思いますが、今作では陰と陽で言えば、音楽と共に生きていく上での陰にフォーカスされています。
 
「しかも平井さんの実体験なので、バンドを続けてく上で普段はあまり表には出ないフラストレーションが、かなりリアルに描かれていましたね。かつ、サクセスストーリーじゃないところが面白いと思っていて」
 
――実際に周りのバンドを見渡しても100組に1組もうまくいくかどうかぐらいで、メジャーデビューしても続けられなくなることの方が圧倒的に多いですもんね。
 
「バンドって本当に時代の流れとか周りの環境も大きく関わってくると思うんですけど、今だったら“SNSでどうバズらせるか?”とかいうことも活動の視野に入ってくるし、ヘンな話、事務所とかレコード会社に頼らなくても、自分たちの力でどうにか成り得る時代に突入してると思うんですよ。でも、『さよなら、バンドアパート』の世界観はその一昔前というか、物語の舞台は’05〜’06年ぐらいから始まって、まずは事務所に入って、レコード会社と契約して…時に自分のやりたいこととズレちゃうような、いろんな人の意見も聞きながら、アイデンティティをどこに保つのかという葛藤が描かれてる。当時の時代感がすごくうまく表れていて」
 
――自分の好きなことと、どう付き合って生きていくのか。
 
「あとはやっぱり、バンドってそれぞれ違う人間同士がぶつかり合うからこそ、何かが生まれるマジックがあると思うんです。同時に、人としてぶつかり合わなきゃいけないから、それによってもろくなってしまう部分もある。その両方をこの映画では擬似体験できるんじゃないかと思います」
 
――バンドの末期には殴り合うシーンもありますけど、ライブ後にボーカルが喉を休めるために機材車で寝てるとき、他のメンバーが楽しそうに打ち上げから帰ってくる光景なんかは…。
 
「“あるある”ですよね。まぁ、あそこまで殴り合うことはなかなかないだろうけど(笑)」
 
――KEYTALKはああいう大きなケンカは今までにない?
 
「映画で描かれるほどのやつはないですけど、それでもやっぱり、意見が食い違ったりしてディスカッションすることは多々あります。バンドをやっていれば、何かしらそういうことはありますよね」
 
――同時に、仕事でも何でも、それだけ全力でぶつかり合える相手がいるのかとも思わされました。
 
「確かにそうですよね。みんなどんどん大人になっていくので、誰かしらに強い意見があったら、それに沿って物事が進んじゃうこともあると思うんですけど、この作品のいいところは、まだ大人になってない若者たちがぶつかり合っていく青春ドラマで。そういうシーンを見ると改めて、自分もヘンに大人にならない方がいいなと思うんですよ」

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“本当にすごい人は、みんながやることをやって、そこで秀でることだ”
 
 
――主人公の川嶋は、バンドがなかなかうまくいかない時期に、時に周りから心ない言葉を浴びせられたり、時に何気ない言葉に導かれたりもして。そういった一つ一つのきっかけや人間関係が、バンドの命運を左右するんだなと。
 
「事務所だったりファンの方だったり、寄り添ってくれる人たちがいないと、バンドって意外とはかなく散っていくものなんですよ。特に大人になればなるほど家庭を持ったり、それぞれに事情があったりもすると思うんで。『さよなら、バンドアパート』では、その絶妙なラインを最初から最後までずっと描いてる印象ですね」
 
――武正くん自身も活動する中で、“あのときに言われたあの言葉に生かされた”みたいな経験はあります?
 
「高校生の頃、僕の夢は音楽で生計を立てることだった。それをある程度のラインで年数をこなせるようになると、もっと上に、もっと高みに、となっていく。その高みって数字で可視化されるので、いろんな人に受け入れられる=いいことだ、というところに落ち着きがちなんですよ。もちろんそれも一つの正解なんですけど、同時にそれが落とし穴というか、本当に自分がやりたかったこと、追求したかった音楽からどんどん離れていくケースがすごく多いと思っていて。僕自身、実は今でも葛藤はすごくあるんです。でも、僕が20歳になるぐらいの頃、父親から“突拍子もないことで注目を浴びるのは簡単で、それは本質とは違うところにある”みたいな話をされて。“本当にすごい人は、みんながやることをやって、そこで秀でることだ”って」
 
――武正くんの場合は、父親のその一言が音楽人生のヒントになった。
 
「だから僕は、高校1年生のときに10万円で買ったギターを今でも使っていて、基本的にはアンプ直のセッティングでエフェクターもそこまで使わず、自分の右手と左手のさじ加減、あとはフレージングで表現し切るのが一番面白いと思ってるし、そこを突き詰めてる。かつ、バンドという形態ですね。ずっとバンドをやってきてはいるけど、今でも憧れてるというか…バンドが少なくなってきた時代に、バンドである意味を改めて考えたいですね」
 
――あと、書籍化の際に行われた平井さんとの対談では、“好きな気持ちがあれば、いいときも悪いときも波に左右されずまっすぐに進んで行ける”とも言ってましたね。
 
「やっぱり人間っていいときも悪いときもあると思うんで、その波にとらわれてるとメンタルを持っていかれちゃう。子どものときってそういうことがなかったと思うんですよ。好きだからやる/好きじゃないからやらない、みたいな直感力って大人になるとどんどん鈍っていくと思うんで、そういう感覚は信じていきたいですね」

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本当にいろんな人との出会いだったり縁に支えられてる
 
 
――川嶋を演じる清家ゆきち(ex.results in cert)と面識はあったんですか?
 
「今回が初めてです。彼はしっかり役作りして、川嶋という人間に成り切っていて。まぁプライベートでは全く真逆の明るい人間ですけど(笑)。今ではすごく仲良くなって、今年の頭は年越しも一緒にしたんですよ。もう1人の友達と出雲大社の近くで泊まって、2〜3日で鳥取・島根旅行をしたぐらい」
 
――宮野ケイジ監督とのやりとりはいかがでした?
 
「宮野監督はすごく優しくて、基本的には僕がやろうとすることを尊重してくれました。監督も演技うんぬんより、バンドの空気感とか立ち居振る舞いのリアルさを求めていたと思うし、その点は僕が自然にできるところなので」
 
――6月に行われた先行上映舞台挨拶で、宮野ケイジ監督が“97分かけて青春の終わりに向かっていく映画”と称していて、まさにだなと思いました。KEYTALKも表には出ない紆余曲折があったでしょうけど、変わらない空気やピュアさがあって、今の話とか最近のインタビューの発言からも、まだまだ青春の終わりを感じないですね。
 
「メンバーは10代の頃からの友達でもありますけど、青春は年齢じゃないというか、その瞬間瞬間、1日1日をどれだけ楽しんでるかだと思うんで。そういう意味でも、僕にとって青春が終わるときはバンドが終わるときだなって」
 
――それを続けられている限りはある意味、青春は続く。川嶋しかり、武正くんしかり、そこまで情熱を注げるものに出会えただけでも、一つの幸福ですよね。
 
「それは本当にいろんな人との出会いだったり縁に支えられてるというか…それがなかったら、ヘタしたらもう辞めてるというか、バンドが終わっていた可能性も全然あるので。応援してくれるファンのみんなも含めて、そういう方の存在がやっぱり大きいですね」
 
――映画の端々にバンドマンが多数カメオ出演しているのも見どころですが、エンディングテーマを担当しているthe band apart自体は出演していませんね。
 
「そこがポイントなんだろうなと。the band apartが出ちゃうとそれがこの映画の正解みたいになっちゃうから。あと、the band apartの表記は小文字のアルファベットですけど映画ではカタカナなので、あのthe band apartをどこまで指してるのかは見る人たちに委ねてるというか。“一つの憧れの象徴”ということなのかもしれないですね」
 
――それにさよならと言わなきゃいけなくなるのは切なくもあり、人生でもありますね。
 
「そして、それを超えていかなきゃいけないという意思の表れというか。そういう意味では、KEYTALKにも通じるものがありますね。僕らも元々the band apartが大好きで、the band apartに似てるとかthe band apartっぽいとか言われていたところから、自分らの色を出そうと脱却して今に至るので。人によっては昔のKEYTALKの方が良かったと言う人もいるかもしれないですけど、the band apartっぽいままではthe band apartを超えられない。the band apartが大好きだからこそ対等に共演したい気持ちもあったので、やっぱり自分の色を確立していかないといけないので。『さよなら、バンドアパート』というタイトルは、自分にもグサッと刺さる表現だなと思いましたね」

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バンドってやればやるほど面白いなって、15年経った上で今、思ってます
 
 
――そして、KEYTALK自体は現在、過去最大の50公演からなる結成15周年ツアー『KEYTALK 15th Anniversary Tour「津々浦々夏の陣 ~鳴けぬなら、踊りたまえ、ホトトギス~」』を開催中です。
 
「かなり好感触というか、やっぱりバンドはライブをやることで意味を持つと再確認しました。曲ってどんどん成長するんだなと思うし、最初に聴いたとき、印象的な場所で聴いたときetc…思い出がどんどん記録されていく媒体が音楽だと思っているし、みんなが思い出を重ねた音楽×僕らがバンド活動を経て成長させた音楽=生のライブだと思うので。バンドってやればやるほど面白いなって、15年経った上で今、思ってます」
 
――各ツアー会場で販売中の新作『KTEP4』も、制作自体が改めて楽しそうでしたね。
 
「メンバーそれぞれが作詞作曲した曲が1曲ずつ、4人で作った『shall we dance?』が入った5曲入りの会場限定盤なんですけど、完全に0→1を4人で作るのは15年やってきて初めてで。メロディとか歌詞も分担した完全なる共作という感じです。ライブで演奏していても楽しいですね」
 
――ツアーファイナルが沖縄なので、終わったら遊ぶ気満々やんと思いつつ(笑)。
 
「そこで僕はお酒を解禁するんで、楽しみです!(笑)」
 
――来年の3月1日(水)にはキャリア2度目の日本武道館公演も控えています。この15年を振り返っても、7年前の初の日本武道館公演が一番印象的なライブだったと。
 
「だからこそ、2回目ができることがすごくうれしくて、全国各地からお客さんに来ていただきたいなという思いもあり。ツアーをくまなく回りながら、『KTEP4』やチケットを買ってくれた方には終演後にメンバーから直接渡したりもして。密なライブ活動の先に武道館がある方が意味深いかなと思って」
 
――今回の映画を見て新たに興味を持ってくれる方もいるでしょうしね。
 
「映画全体が若者の希望と葛藤、“自分とは何者なのか?”というアイデンティティの示し方、若さゆえのフラストレーション、そして、それをどう抜けていくか…まさに青春映画だと思うので、音楽が好きな人は絶対に楽しめると思いますし、音楽が好きじゃなくても、今までの人生経験に置き換えてグッとくる部分があるんじゃないかと思うので、ぜひ映画館まで足を運んでみてください! KEYTALKは、9月末まで計50本のツアーをやっています。日々良くなっている最中なので、そちらにもぜひ遊びに来ていただきたいなと。まだまだチケットを買える会場がたくさんあるので(笑)。そして、来年3月1日(水)には日本武道館でワンマンライブをやりますので、よろしくお願いします!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史

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(2022年7月21日更新)


Check

Movie

初の映画出演や15周年ツアーを語る!
KEYTALK小野武正(g)動画コメント

Movie Data

© 2021「さよなら、バンドアパート」製作委員会

『さよなら、バンドアパート』

▼7月15日(金)よりシネマート心斎橋にて公開
▼8月12日(金)より京都みなみ会館にて公開
出演:清家ゆきち、森田望智、
梅田彩佳、松尾潤、小野武正、上村侑、
高石あかり、石橋穂乃香、千原せいじ、
阿南健治、大江恵 / 竹中直人
KEYTALK cinema staff
原作:平井拓郎
  『さよなら、バンドアパート』
監督・脚本:宮野ケイジ

【公式サイト】
https://banapa.net/

【ぴあアプリ】
https://lp.p.pia.jp/event/movie/223716/index.html


Release

それぞれが作詞作曲×4+全員共作×1
現在開催中のツアー会場限定盤!

EP
『KTEP4』
【ツアー会場限定盤】
発売中 1980円
Virgin Music
PROV-1026

<収録曲>
01. 夜の蝶
02. ODORYANSE 
03. アニマ
04. Platonic Summer
05. shall we dance?(※)
(※)ツアー会場限定販売CDのみに収録。


Profile

おのたけまさ…'88年9月19日、埼玉県生まれ。ロックバンドKEYTALKのリーダー。同バンドではギターとコーラス、MCも担当。Alaska Jamのギター、DJとしても活動するほか、アーティストへの楽曲提供も手掛ける。

KEYTALK オフィシャルサイト
https://keytalkweb.com/

Alaska Jam オフィシャルサイト
http://alaskajam.jp/


Live

結成15周年に過去最大の50公演!
来年3月には2度目の日本武道館へ

 
『KEYTALK 15th Anniversary Tour
「津々浦々夏の陣〜鳴けぬなら、
 踊りたまえ、ホトトギス〜」』

【北海道公演】
▼6月2日(木)小樽 GOLDSTONE
▼6月4日(土)CASINO DRIVE
▼6月5日(日)北見オニオンホール
▼6月7日(火)・8日(水)ペニーレーン24
▼6月10日(金)club COCOA
【群馬公演】
▼6月13日(月)高崎 club FLEEZ
【山口公演】
▼6月17日(金)周南RISING HALL
【鹿児島公演】
▼6月18日(土)鹿児島CAPARVOホール
【宮崎公演】
▼6月19日(日)宮崎LAZARUS
【熊本公演】
▼6月21日(火)熊本B.9 V1
【大分公演】
▼6月22日(水)DRUM Be-0
【長崎公演】
▼6月24日(金)DRUM Be-7
【佐賀公演】
▼6月25日(土)佐賀GEILS
【福岡公演】
▼6月27日(月)DRUM LOGOS
【大阪公演】
▼6月29日(水)神戸 太陽と虎
【静岡公演】
▼6月30日(木)Live House 浜松 窓枠
【福島公演】
▼7月5日(火)Hip Shot Japan
【宮城公演】
▼7月6日(水)仙台Rensa
【岩手公演】
▼7月7日(木)club change WAVE
【青森公演】
▼7月9日(土)Quarter
【秋田公演】
▼7月10日(日)Club SWINDLE
【新潟公演】
▼7月12(火)NIIGATA LOTS
【石川公演】
▼7月14日(木)金沢EIGHT HALL
【長野公演】
▼7月16日(土)長野CLUB JUNK BOX

【静岡公演】
Thank you, Sold Out!!
▼7月22日(金)静岡UMBER
【岐阜公演】
Thank you, Sold Out!!
▼7月23日(土)EVENT HALL club-G
【三重公演】
Thank you, Sold Out!!
▼7月24日(日)松阪M'AXA
【岡山公演】
▼7月26日(火)CRAZYMAMA KINGDOM
【広島公演】
▼7月27日(水)広島クラブクアトロ
【島根公演】
Thank you, Sold Out!!
▼7月29日(金)松江canova
【鳥取公演】
Thank you, Sold Out!!
▼7月30日(土)米子laughs

Pick Up!!

【京都/奈良/和歌山/滋賀公演】

Thank you, Sold Out!!
▼8月1日(月)19:00
KYOTO MUSE
Thank you, Sold Out!!
▼8月2日(火)19:00
NEVERLAND

チケット発売中 Pコード216-814
※販売期間中はインターネット販売のみ。
▼8月3日(水)19:00
和歌山・SHELTER
スタンディング5500円


Thank you, Sold Out!!
▼8月5日(金)19:00
U★STONE

キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。

チケット情報はこちら

 
【千葉公演】
▼8月17日(水)千葉LOOK
【埼玉公演】
▼8月18日(木)HEAVEN'S ROCK
さいたま新都心 VJ-3
【茨城公演】
▼8月23日(火)水戸ライトハウス
【山梨公演】
▼8月24日(水)甲府CONVICTION
【栃木公演】
▼8月26日(金)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
【香川公演】
▼9月3日(土)高松festhalle
【愛媛公演】
Thank you, Sold Out!!
▼9月4日(日)WstudioRED
【高知公演】
▼9月6日(火)高知X-pt.
【徳島公演】
▼9月8日(木)club GRINDHOUSE
【東京公演】
▼9月12日(月)・9月13日(火)Zepp DiverCity(TOKYO)
【愛知公演】
▼9月20日(火)Zepp Nagoya

Pick Up!!

【大阪公演】

一般発売8月27日(土)
Pコード216-815
※チケットは、8/27(土)朝10:00以降に引き換えが可能となります。
▼9月21日(水)19:00
Zepp Osaka Bayside
指定席5500円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※未就学児童は入場不可。

~7/31(日)23:59まで先行予約受付中!
チケット情報はこちら

 
【沖縄公演】
▼9月29日(木)output


『KEYTALK メジャーデビュー10周年記念
 日本武道館ワンマンライブ』

【東京公演】
▼2023年3月1日(水)日本武道館
 

Column1

ライブごとに曲も成長!
大阪公演は“雨”が降る!?
『Cheers!』を全員で語る('18)

Column2

ロックバンドのアイデンティティと
大衆を打ち抜くポップネス
ルーツも今も飲み込んだ
KEYTALKの新次元『HOT!』
メンバー全員インタビュー('15)

Column3

DANCE or DIE!!!!!!
徹頭徹尾の新世代ダンスロックを
炸裂させる22分間の完全トリップ
『SUGAR TITLE』を携えた
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小野(g)&首藤(vo&b)が語る('11)

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ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはこちら!

「これまでは当然のごとくミュージシャンとしてインタビューしてきたKEYTALKの武正くんに、まさか俳優として話を聞く日が来るとは…。とは言え、映画出演のきっかけや物語の内容を知って大いに納得。同時代を生きたバンドマンとして一役買ったわけですが、普段はクローズドな取材中にオフレコで、何なら打ち上げでひそひそ話すような(笑)音楽業界の裏側が表に回る『さよなら、バンドアパート』は、今までの音楽映画にありがちな挫折を描いても、重さが段違い。僕らが日頃、目にする世界に限りなく近いです。多分、メジャー落ちしたことがあるバンドマンは、見ていてお腹が痛くなるレベル(笑)。中盤ではマネージャーから自分の尊敬するバンドに心ない言葉を浴びせられますが、あの場にいたらモノ投げてつかみかかってるやろな…と思わせるほどムカつきましたよ。もう制作サイドの思うツボです(笑)。それぐらいリアルな描写が売りの今作ですが、音楽に限ったことではなく、仕事や夢に置き換えてうなずけるところが多々あるはず。音楽ファンのみならず見てほしい作品です!」