サプライズ登場にファン熱狂!
上戸彩、斎藤工、西谷弘監督が登壇した
映画『昼顔』大阪舞台挨拶レポート
5月14日(日)、関西テレビ・なんでもアリーナ(大阪市北区)にて行われた映画『昼顔』の試写会に、上戸彩、斎藤工、西谷弘監督が出席し、舞台挨拶を実施した。

この舞台挨拶は事前告知されていなかったため、400人の観客は3人のサプライズ登場に大興奮。悲鳴にも似た歓声を受け、上戸は「先日の東京での完成披露試写会より会場は小さいですが、大阪の方は一人ひとりの歓声が大きいせいかそのときより盛り上がっている感じで、テンションが上がってきちゃいました!」と最初の挨拶から大喜び。斎藤も「関西の人の前に立つと、この地域の持つエネルギーを感じます」と続けた。
本作は、夫以外の男性と恋に落ちる主婦“昼顔妻”を描き、話題になった2014年放送のTVドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』待望の映画版。ドラマの最終回から3年後、愛し合うことを禁じられた主人公・紗和(上戸)と教師の北野(斎藤)が偶然の再会を果たし、再び惹かれ合っていく様を、美しい映像と音楽、深く綿密に紡がれた物語のカタルシスで描いている。
紗和と北野の再会シーンが撮影初日だったそうで「一瞬にして2年前のお別れしたシーンの気持ちに戻って、心が苦しくて、涙が止まらなくなりました。北野先生が自分の中に生き続けていたんだな、紗和の感覚も失っていなかったんだな、ということが確信できた1日でした」と振り返る上戸。斎藤は「適度な距離を保って、すり合わせみたいなものも無く始められてこんな方と一緒に芝居が出来て幸せだなと思いました」と、上戸との信頼関係の強さを明かした。
また本作について斎藤は「自分の俳優人生を変えてくれた大事な作品」と話し、「この作品は深い所に誘ってくれる引力を持った作品なので、深いところで感じてください」と観客に呼びかけた。
『容疑者Xの献身』(08年)『任侠ヘルパー』(12年)『真夏の方程式』(13年)と、手がけてきた作品の演出力の高さが評判となっている西谷監督は、「3年のブランクがありましたが、細かい指示は必要なかった。お芝居というよりドキュメントのような感じで見ていただければ」とPRした。
映画『昼顔』は6月10日(土)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて公開される。
(2017年5月15日更新)
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