27歳と17歳の演じ分けについて「企業秘密です」(中川)
中川大志&平祐奈が登壇した
『ReLIFE リライフ』大阪舞台挨拶レポート
映画『ReLIFE リライフ』の先行上映会が4月7日(金)大阪市内で行われ、同作でダブル主演を務める中川大志&平祐奈が舞台挨拶を行った。
映画『ReLIFE リライフ』の原作は、携帯アプリ「comico」で連載スタート時より人気ランキング1位を独走中の漫画「Relife」。ニートを社会復帰させる奇妙な検証実験に参加した27歳の男性が、10歳若返る薬を飲み、2度目の高校生活を体験。個性豊かな仲間たちと過ごす日々を描く青春ファンタジーだ。
中川は本作を「27歳の主人公が17歳になるという不思議な設定で、ジャンル分けし辛い今までにない青春映画」と解説。「大人にも学生にも楽しんでもらえる作品ができた」と胸を張った。
撮影時は現役高校生だった中川は、27歳の役を演じるということに最初は戸惑いもあり「え? 27歳の役ですか?」と聞きなおしたという。しかし「実年齢より10歳も上の役を演じたことがなかったので、どうやって演じようかなと楽しみでした」と笑顔で振り返った。
中川が「“27歳の作り方”という(架空の)レシピがありまして、メイクとか…、体にちょっと仕込んだりとか…。でもこれはちょっと企業秘密になるので…」と話すと、平から「どこの企業だよ!」とするどいツッコミ。会場には笑いが起きていた。
兵庫県出身でたまに関西弁のイントネーションも出てくる平は、まさに“関西人のノリ”という感じで舞台挨拶中も笑顔がたえない。しかし、劇中では本人とは真逆の役を演じている。
「まずは笑顔を封印しないといけないというところから始まり、原作にも出てくる不気味なニタリ顔も自分はやったことのない表情だったので撮影前に鏡を相手に練習しました」と役作りの苦労を明かした。
同世代キャストが揃っての撮影を二人はとても楽しんだようで「もうひとつの学校に通ってるようだった」(中川&平)と話す。実生活では出来なかったが、やりたいと思っていたことが二人とも撮影で経験できたとのことで「いい青春の思い出が出来ました」(平)と語った。
中川は「(関西の方は)元気があって楽しい。ノリがよくて一緒にいて楽しい方がいいなと思うので関西の女性好きです!」と客席を見渡しながら話し、会場のファンを喜ばせた。
映画『ReLIFE リライフ』は、4月15日(土)より全国公開される。
(2017年4月 7日更新)
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