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鶴瓶、大竹との共演を関西弁のあの人にも報告
大竹しのぶ、豊川悦司、笑福亭鶴瓶らが出席した
『後妻業の女』道頓堀水上記者会見レポート

大阪を舞台にした映画『後妻業の女』の完成披露イベントが5日(火)、道頓堀川で行われ、本作で主人公を務める大竹しのぶが、共演者の豊川悦司、笑福亭鶴瓶、そして鶴橋康夫監督、原作者の黒川博行とともに出席。道頓堀川史上初の水上記者会見を実施した。沿道には大勢の人が集まり、中には「鶴瓶!」と呼び捨てで声をかける子どももいたが、当人は「呼び捨てにされる喜びというものもある!」とにこやかに手を振って答えていた。

映画は、資産を持つ独身男性の後妻となり、金品を貢がせる犯罪“後妻業”を通して、人間の欲や孤独感、悲しみを明るく切り取り、現代社会に潜む悲喜劇を描き出す注目作。
 
劇中にも、大阪の川をめぐる船上婚活パーティーの場面があるが、水上での記者会見という状況に大竹は「長い間映画の仕事をしていますが、このような会見は初めて」と大喜び。そして「豊川さんは昔から共演しているので一緒にいて楽で楽しい。鶴瓶さんとのベッドシーンでは自然と拒否が出てしまった」と、撮影を振り返り、キャスト・スタッフらで思い出話に花を咲かせていた。
 
鶴瓶は、劇中での大竹の関西弁を絶賛し「関西の人と付き合ったことがあるんじゃないですか?」と、したり顔で質問。大竹が「記憶にありません」と笑顔で返すと、「その方に、番組で一緒になった時に共演を伝えたら『そんな報告いらん』と返された」と明かし、記者らの笑いを誘っていた。
 
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そして、豊川は本作について「大阪を舞台にしたという点が一番の肝。大阪には毒を楽しんで笑う文化がある。人間の本質をパロディ化している映画です!」と解説。
 
大竹も続けて「この映画には笑いもありますが、一人で生きることのつらさ、寂しさ、厳しさも描かれています。普段あまり映画には行かないという大人の方たちにも是非観ていただきたい」とPRした。



(2016年7月 6日更新)


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Movie Data

©2016「後妻業の女」製作委員会

<PG-12>
▼8月27日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほかにて公開

監督・脚本:鶴橋康夫
出演:大竹しのぶ 豊川悦司
   尾野真千子 長谷川京子
   水川あさみ 風間俊介 余貴美子
   笑福亭鶴瓶 津川雅彦 永瀬正敏
原作:黒川博行「後妻業」文春文庫刊
音楽:羽岡佳

【公式サイト】
http://www.gosaigyo.com/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/168337/