山﨑、神戸ロケ時のダッシュがきつくて顔がすごいことに?
見栄っ張り女子とドS王子のラブコメディ『オオカミ少女と黒王子』
二階堂ふみと山﨑賢人が登壇した大阪舞台挨拶レポート
5月28日(土)より全国公開される、胸キュンラブコメディ『オオカミ少女と黒王子』の試写会が14日(土)に大阪市内で行われ、ヒロイン・エリカを演じた二階堂ふみと、ドS王子こと恭也を演じた山﨑賢人が来阪し、舞台挨拶を行った。
ふたりが会場に入場しただけで、大勢の女性客らは大興奮! 歓声が会場に鳴り響き、二階堂は「すごいですね…、はげしい(笑)」と圧倒されながらも、「賢人くんへの声援とともに私も暖かく迎えてくださって嬉しいです!」と笑顔で挨拶した。
映画は、八田鮎子の同名人気コミックを原作に、見栄っ張りで架空のカレシ話を語る“オオカミ少女”のエリカ(二階堂)と、腹黒でドSな“黒王子”恭也(山﨑)がウソから始まる恋愛を繰り広げるラブコメディ。

今回、少女漫画原作に初挑戦した二階堂は「今まで演じたことのない、自分の中ではすごく挑戦的な役でした」とエリカ役への思いを語った。その一方で、これまで数多くの少女漫画原作に出演している山﨑も「今回の役は今まで見せたことがないような役だったので、(ぼくの)新しい面を見ていただけるのではと思います」とコメント。役作りのために自身の髪を金髪に染めた際「初めてのブリーチでハゲるかと思うくらい頭皮が痛かった」と笑顔で話した。
また、今回6年ぶりとなった共演について二階堂は「山﨑さんは6年前と本当変わらない。恭也と山﨑さんは全然違うのですが、すごく真摯に役に向き合っていて、すごくかっこいいキャラクターに仕上がっていると思います。終盤に山﨑くんが爆走しているシーンを、知り合いの男性ライターさんなどが男でも惚れるシーンだったと言っていて、素敵なシーンだとわたしも思います」と絶賛。 山﨑はその走るシーンについて「神戸の橋を400メートルくらいずっと全力ダッシュで走ってかなりきつかった。一発勝負で最初から全速力で走ったら、最後の100メートルくらいが本当にきつくて。顔もすごいことになっていたと思います。映像では引きでばれない感じになってましたけど(笑)」と撮影時の苦労を明かし、会場には笑いがおこっていた。
映画には、南京町や異人館街など、神戸の代表的なデートスポットで撮影されたシーンが数多く出てくるのも関西人には嬉しいポイント。今回の撮影で初めて神戸のデートスポットを訪れたという二階堂は「昔ながらの街並みと今の街並みが混ざっていて素敵でした」と話し、山崎は「1週間くらい神戸にいて、南京町などで撮影しました。良い感じに神戸の街が映っているので、楽しんでいただきたいです」と、これから映画を観る関西のファンたちにアピールした。
(2016年5月16日更新)