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ホーム > インタビュー&レポート > 岡田准一が地元関西に帰ってくると出る癖とは?? 『エヴェレスト 神々の山嶺』 岡田准一、阿部寛、平山秀幸監督が登壇した 大阪舞台挨拶レポート

岡田准一が地元関西に帰ってくると出る癖とは??
『エヴェレスト 神々の山嶺』
岡田准一、阿部寛、平山秀幸監督が登壇した
大阪舞台挨拶レポート

映像化不可能と言われてきた夢枕獏の人気小説を、日本映画史上初となる標高5200メートルでの現地ロケを敢行し映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』が、3月12日(土)よりTOHOシネマズ梅田ほかにて公開。18日(木)には、岡田准一、阿部寛、平山秀幸監督が来阪し、TOHOシネマズ梅田で実施された試写会に出席した。

岡田は、第一声から「地元での挨拶は本当に嬉しいでおま! すみません。関西だと“おま”が出る癖がありまして…(笑)」と、関西人にはおなじみのフレーズで挨拶。満員御礼の客席から大きな拍手と声援が巻き起こった。
 

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映画は、世界最高峰の山、エヴェレストに魅せられたふたりの男の交錯する人生を軸に、命懸けで山に挑む姿と、彼らを取り巻く人々の想いが壮大なスケールで描かれる感動作。平山監督は「この映画は間違いなく、岡田さんと阿部さん全カット、本人が演じています。「え?」と思うようなシーンもあるので、先に言っておきます」とアピール。過酷を極めた高地ロケについて、主人公の深町を演じた岡田は「空気は半分、気温はマイナス20度、風の強いときはマイナス30度くらいでした」と振り返りながらも、MCからの「また登りたいですか?」の問いに「阿部さんと6000メートル登る約束をしたので」と笑顔で返答した。
 
それを受け、阿部は「つい先ほど6000メートル行きませんか?って誘われたんですけど、ぼくはそこまで(山にハマッたわけ)ではなくて…。ちょっと返事は待ってください」と苦笑い。もうすでに山の調査を始めているという岡田から「最短2週間で登れるようなんですよ。なので、2週間いただければ!」と追い討ちをかけられると、阿部は「ちょっと時間ください!」と切願。客席は爆笑となった。
 

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トータルすると3週間ほどの滞在だったという高地での撮影現場での様子について聞かれると、岡田は「阿部さんにお菓子を貰いながら、みんなで規則正しく生活していました。みんなが疲れているのを見て「いるか?」(阿部のモノマネで)ってお菓子をくれるんです。本当すごくいい声で。それが毎日の楽しみになっていました(笑)。体調が悪くなるような人もいたんですけど薬を手に「いるか?」(モノマネで)って。阿部さん、本当優しくて。いろんな人を阿部さんが救っていましたね」と、阿部のモノマネを披露しながら話し、会場の笑いを誘った。
 
最後は、「実際にエヴェレストに登って撮影をしてきましたので、嘘のない男たちの人間模様が描かれていると思います」(岡田)、「非常に熱い映画に仕上がっています。熱い男の世界を理解してもらえたら」と自信たっぷりにPRし、舞台挨拶を終えた。



(2016年2月23日更新)


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Movie Data

©2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会

『エヴェレスト 神々の山嶺』

●3月12日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほかにて公開

出演:岡田准一 阿部寛 尾野真千子
   ピエール瀧 甲本雅裕 風間俊介
   テインレィ・ロンドゥップ
   佐々木蔵之介
原作:夢枕 獏「神々の山嶺」(角川文庫・集英社文庫)
監督:平山秀幸  
脚本:加藤正人
音楽:加古隆  ※「隆」の文字は「生」の上に「一」が入ります。
主題歌:イル・ディーヴォ「喜びのシンフォニー」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)

【公式サイト】
http://everest-movie.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/165592/