中島裕翔(Hey! Say! JUMP)と菅田将暉が登壇した
『ピンクとグレー』大阪舞台挨拶付き先行上映レポート
(2/2)
――映画のお話なんですが、62分後の衝撃にみんな「えー!」と驚いたと思います。
中島:みなさん、どうだったんですかねぇ。(会場に向かって)「えー!」ってなった人!
(会場の観客の大半が挙手)
菅田:(挙手しなかった人に) じゃあ「えー!」ってならなかった人、一人ずつに話聞いていきましょうか。
中島:なんででしょうねぇ。目が肥えてらっしゃるんですかねぇ(笑)。いや、でも多くの人に驚いていただけて嬉しいですね。
――誰もが驚く展開が待つ映画なわけですが、このお話についてどう思いました?
中島:もちろん台本を読んではいますけど、撮影中はその“衝撃”がどう描かれるのか自分では分からなかったので、初めて完成作品を観たときに初めて「おぉぉぉ! こうなっていたのかぁ!」って。今映画を観てくださったみなさんと同じリアクションだったと思います。
菅田:ぼくはなんだか安心しましたね。脚本で読んだだけではこの映画の後半にある“ある仕掛け”の部分がうまく観客のみなさんに伝わるのかなぁという不安もあったんですけど、映画を観たらそれがものすごく分かりやすく描かれていたので、これなら面白さが伝わるなぁと。安堵しました。
中島:撮影していたのが昨年の今頃なんで公開までに結構かかったんですけど、ようやく町中が『ピンクとグレー』一色になっていくのではないかと楽しみです。観ると話を共有したくなると思うのでみなさんに早く観てほしいです。
菅田:今日は大阪ということでなんとなく豹柄のネクタイをしてきたんですけど、これが今年始まってまずやりたかったことの一つなので出来てうれしいです。二つ目が気持ちよく映画が公開すればいいなということなので…。
中島:それが二つ目なんだ…。
菅田:一つ目がまずクリアできました。よしッ(小さくガッツポーズ)!
――観た方は「ココは言ってはダメだな」というところが分かると思うのでそこは隠しつつ、映画の面白さを広めてもらいたいですね。
菅田:もうバラしてもええけどね。
中島:いやいやいや、あかんあかん!
菅田:関西弁のツッコミうまなってるやん。
中島:うまなってるやろー。おかげさまやでー。おおきに!
(会場:笑)
――かなり関西弁うまいですよね。
中島:映画の中にも少しだけ関西弁を話す場面があるし、関西弁を話す人も(そばに)いるから教わりたいなと思って。撮影中二人でいるときはずっと関西弁で話していたんです。
菅田:そうそう。関西弁を喋られる人いたからね。
――菅田さんから見ても合格点をあげられます?
菅田:ミュージシャンですからね、耳がいいんですよ。うちの教え子は。
中島:そう。弟子ですよ。
菅田:ノリツッコミもできますから。 …でも、今はしないですよっ!
(会場:多数「やってー」の声と拍手)
中島:いやいやいや、何をよ。怖っ!
――そろそろお別れの時間に…
(会場:多数「えー」)
中島:(小声で)ねぇ、えーだよねぇ。
――最後のご挨拶いただけますか?
菅田:まず観に来てくださったことに感謝です。この映画2回観たら本当に面白いと思うんですよ。前半の見方がまったく変わりますからね。ぜひ、そんな楽しみ方もしてもらえたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
中島:映画の中には「人生って何だ」みたいなテーマも実は隠されていて、何気ない台詞が心に響く瞬間がみなさんにあるのではないかと思うんです。それを咀嚼しながら細かい部分も観ていただけたら嬉しいです。あとはみなさんのお力で『ピンクとグレー』を盛り上げていただければと思います。本当にどうぞよろしくお願いいたします!!
(2016年1月 8日更新)
Check