インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 加藤清史郎、三浦貴大ら登場! 黄色い声援と拍手に包まれた 『忍たま乱太郎』舞台挨拶レポート

加藤清史郎、三浦貴大ら登場! 黄色い声援と拍手に包まれた
『忍たま乱太郎』舞台挨拶レポート

 尼子騒兵衛のギャグ漫画『落第忍者乱太郎』を実写映画化した『忍たま乱太郎』が梅田ブルク7ほかにて公開中だ。監督を務めたのは『ヤッターマン』の三池崇史、主演の乱太郎には大河ドラマ『天地人』の出演で一躍脚光を浴びた加藤清史郎が扮している。一流忍者を目指す乱太郎をはじめ、きり丸、しんべヱといった「一年は組」の仲間たち、忍術学園の先生やくノ一、悪だくみをするドクタケ城の忍者たちなど、個性豊かなキャラクターたちに豪華俳優陣が扮していることも話題の作品だ。公開に先立ち、乱太郎役の加藤清史郎、しんべヱ役の木村風太、土井先生役の三浦貴大が来阪し、舞台挨拶を行った。

nintama_main.jpg

 3人が登場するやいなや、子どもが中心の客席からは黄色い声援と拍手、そして大人からは「可愛い」の声がひっきりなしに上がり、皆が加藤清史郎の一挙手一投足に一喜一憂しているようだった。加藤と木村がそれぞれ「楽しんで帰ってください」「笑顔になって帰ってください」と挨拶する一方、三浦が「ひとりだけ声が低くてすみません(笑)」と笑いを誘うなど、そんな和やかなムードで舞台挨拶は始まった。まずは、出演が決まった時の感想をそれぞれに聞いてみるとー

 

加藤:乱太郎のアニメを見ていて、忍者が夢だったのですごく嬉しかったです。

 

木村:僕もアニメを見ていたので、この話をいただいてすごく嬉しかったです。特にしんべヱが好きだったので、しんべヱ役ができて嬉しかったです。

 

三浦:僕も小さい頃にアニメを見て育ったので、土井先生のことは知っていました。ただ、女性ファンが多いとキャラクターだと聞いていたので、大丈夫かな? と(笑)。

 

 三浦が不安がると客席からは「大丈夫」と声があがるなど、三浦の優しそうな雰囲気がアニメの土井先生と重なる部分が感じられたよう。そしてもうひとつ、アニメファンなら必ず気になるのが乱太郎のアクションシーンだろう。そんな激しいアクションシーンも、加藤は身体をはって体現している。 

 

加藤 :アクションシーンは本当に自分でやってるんです。ぶっとんだりするシーンやワイヤーアクションも、大変だったけど楽しかったです。転がったり、トランポリンをしたりしてアクションの練習をしていました。

 

 さらに、木村が演じたしんべヱは昼寝と食べることが大好きで、寝ている時には大きな鼻風船をふくらましたり、大盛りのご飯を何杯も食べるなど、本作でも笑いを誘うキャラクターとして活躍している。

 

木村:食べることは大好きなので、楽しかったです。特に山盛りのご飯が美味しかったです(笑)。

 

 このように加藤と木村だけでなく、たくさんの子どもに囲まれながらの撮影が想像できる本作だが、加藤によると「撮影の合間にハイパーヨーヨーで遊んでもらった」そう。土井先生に扮した三浦はどのように撮影に臨んでいたのだろうか。

 

三浦:子どもたちにパワーをもらいながら、楽しく撮影してました。乱太郎は歯が欠けちゃうし、しんべヱは暑い暑いって言ってましたけど(笑)。真夏のめちゃくちゃ暑い中、子どもたちが忍者の服装をしていて、すごく暑そうだったんです。だから、俺も頑張らないとと思いながらやってました(笑)。

 

 そして、本作の監督を務めたのが、『ヤッターマン』や昨年の『十三人の刺客』などで国内外から評価の高い三池崇史であることも注目のポイントだろう。三池と言えば、サングラスをかけた外見から怖そうなイメージがあるが、3人とも声を揃えて「すごく優しい監督」と話していたのが印象的だった。最後に、本作について聞いてみると、加藤は「小さい子から大人まで楽しめる映画」、木村は「本当に面白くて元気になれる映画」、三浦は「何も考えずに楽しめる映画なので、夏バテや暗い気分を吹っ飛ばしてください」とそれぞれがアピールしているように、子どもから大人まで楽しめる、夏休みにぴったりのコメディ映画です!




(2011年7月28日更新)


Check

Movie Data

(C)2011実写版「忍たま乱太郎」製作委員会

『忍たま乱太郎』

●梅田ブルク7ほかにて上映中

【公式サイト】
http://wwws.warnerbros.co.jp/nintama/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/154968/