ホーム > インタビュー&レポート > 「AIでは経験できないリアルな体験を」 ティラノサウルスの出来栄えにも感動! 専門家も絶賛の恐竜ショー「DINO SAFARI 2026」魅力を語る!
「永久に記憶に残る、言葉ではなくて体験」
「エンターテイメントとサイエンスが融合する進化したショー」
――本公演では、新しい恐竜やフクイサウルス、そしてクライマックスは大迫力の恐竜の大集合も楽しめますね!
金丸社長(以下、金丸):今、全体としては37頭の恐竜がいるんですが、たくさん出てくるとまた恐竜の見え方も変わってくるので、1頭1頭を見るだけでなく、群れだったり、いろんな行動を見せられると見方も変わってきますし、広がりや豊かさがあると思うので、今回はそういった表現ができていると思います。
クライマックスにサービスでたくさん恐竜が登場するんですが、やっぱりみんな恐竜が見たくて来てくださっているので、ストーリー展開もありますけど、最後はたくさんの恐竜を感じてもらいたいなと思っています。
小林教授(以下、小林):僕は恐竜を研究しているので、専門家として普通だったら"この恐竜の造形はどうだ"とか"動きはどうだ"とか考えがちなんですけど、僕でも最初からもう没入するぐらい。恐竜の作りも良くなっているし、演出も面白いですし。もし去年、またその前も見てる方でも、また全然違うストーリーなので、すごく面白いと思いますね。
金丸:この恐竜を作り始めてもう20年近く経っているんですけど、最初の1号から比べて、今4世代目くらいまできていて、全体の設計が変わっているんです。よりリアルにしようと、動きなどのクオリティーがどんどん自分たちが作りたいものに近づいてきて。今回も新しい恐竜が登場していますので、その辺も見ていただけるとすごくありがたいなと思います。
小林:僕らも専門家として恐竜の体の動きがどうだったかを研究しているんですよ。その視点から話すと、金丸さんは今までの経験を踏まえて作ってきたロボットで整合性をとって、じゃあどうやったらもっとよりリアルに近づくか、みたいなところを追求している。
今回初めて登場する恐竜もすごく出来がいいんですよ。どんどん進歩してよりリアルになってきている。
だから、エンターテイメントとサイエンスが融合するという、そういう意味で面白い進化したショーが出来上がってきているなと思います。

――恐竜が存在していた時代は想像も及ばないぐらい遥か昔ですが、そこから現代に繋げていくのがロマンがありますよね。ショーの中で、色々勉強になることもあります。
金丸:このショーは、恐竜という生き物を学んでいくところがすごく大きいです。ちょっとしたクイズがあったり、恐竜のことをみんなで学んでいく仕組みになっています。
あとディノサファリでは緑の石の存在があって、それによって恐竜たちはここにやってくるというストーリーなんですけど、その緑の石がどうして生まれたのか、そういうことも今回は以前の公演より表現されています。
生き物の素晴らしさ、我々がここに存在する素晴らしさを、死という言葉ではなく知るために、恐竜たちはすごくいいメッセンジャーだなと思うんですよね。
小林:とにかく金丸社長の貪欲さと言いますか、毎回新しいチャレンジに驚かされます。今回もパラサウロロフスとか、進化したティラノサウルスのスーツが出てきて、すごくリアルこだわっていらっしゃるので、迫力があっていいなと思いますね。
個人的にはステゴサウルスが好きなんです。フォルムもすごく綺麗にできてるし。でも今回見て衝撃的だったのが、ティラノサウルスがすごく良かったです!
金丸:ありがとうございます! 以前見ていただいたティラノサウルスのモデルの欠点と良いところをブラッシュアップして、良いところを掛け合わせたのが今回のモデルなんです。
――ちなみに、恐竜は今の時代だったら生きられるんですか?
小林:恐竜は鳥に進化しているので、実は恐竜まだ現代に生きているんです、鳥という形に姿を変えて。だから目玉焼きも恐竜焼きです(笑)。
ティラノサウルスみたいな大きい恐竜については、映画の『ジュラシックパーク』『ジュラシックワールド』とかありますけど、本当に現代に蘇らせることはしない方がいいと思います。
まず生態系が崩れるのと、飼育も非常に大変なので、恐竜の完全な復活は金丸社長の「DINO-TECHNE」で(笑)。人の言うこと聞いてくれますからね(笑)。
――でも、クローン技術がこれだけ進んでいくと、そういった夢のような話も出てきそうです。
小林:今、日本でも恐竜のタンパク質を再現しようってなると現実的に近づいてはいくんですけど、やっぱり恐竜を蘇らせようというのは、僕がいなくなってからお願いします(笑)。ちょっと危なすぎますね。
――小林先生はいつから恐竜学者を目指していたのですか?
小林:恐竜のことを面白いなと思ったのは、19歳でそこそこ大人になってからなんです。それまで仏像が好きだった(笑)。
恐竜にハマったのは、福井で発掘に高校1年生で初めて参加した時に、福井の初めての恐竜が目の前で発見されたのを見て、これは面白いと。そこから30年以上、世界中で発掘に参加しています。
――感度の高いタイミングでちょうどそういった出会いがあったわけですね。
小林:そうですね。今、世の中は生成AIで何でもできる時代になってきていると思うんですけど、こういうイベントをすごく大事にしてほしいんですよね。
AIでは経験できない空間であったり、匂いであったり、そういうものを肌で感じてもらえることがこういうリアルイベントだと思うので。AIもいいんですけどリアルな体験をしてほしいなと思います。
金丸:AIはすごいなと思うんですよ。これからも爆発的に進化するだろうし、研究は進むと思うんですね。だから素晴らしいことだと思うんですけど、やっぱり体験も必要ですよね。
目の前で本当に一緒の空間にいる体験というのはインパクトや脳に与える影響だったりが全然違ってくると思うんです。

子供たちがモノを見たり、モノに触れたり、どんどん大人になる体験をしていくときに、そういう強い体験をすると、やっぱりその後が変わってくるかなと思うので、僕らが大切にしてるのはそこなんですよね。
言葉にない驚きを、できるだけ子供たちや大人の方にも体験していただいて、周りの自然などに興味を持つような人になっていただきたいです。
小林:お子さんたちも永久に記憶に残るんじゃないですか? 体に刻み込まれるという、すごく大事な体験だと思います。
恐竜の見た目も当然素晴らしいんですけど、やっぱりメッセージが記憶にもしっかり残って、いろんな将来のためになることがたくさん詰め込まれているところがこういったイベント体験だと思うので、楽しみに来てもらえたらいいなと思いますね。
個人的には、AIってそこまで創造性の高いものはできないと思っていて。
だから、機械的にできることは全部AIにさせておいて、本当にイノベーティブで先駆的な、すごく創造性の高いものは人間が生み出すものなので、そうやって違うところにエネルギーを費やして、さらに高みを目指した経験が将来的にできるようになるんじゃないかなと思います。
――実際に体験することが大事ですよね。
金丸:私も子供の頃の自然の中での体験などがものすごくコアになっていますし、やっぱりこの"DINO-A-LIVE"「DINO SAFARI」というのは、言葉ではなくて体験。
子供たちや大人の方にも言葉にならない体験をしていただくことで、奥底にある好奇心に火を付けたい。その体験として恐竜は最高ですね。恐竜は本当にそういう体験を一気に与えてくれるので、そのためにリアルさを追求して作っています。
「意外に大人の方がすごく感動しています」
「探求をするとすごく心が豊かに」
――日本でも恐竜の化石は多く見つかっているのですか?
小林:日本で発掘された化石から今は13種類の恐竜の名前が付いてます。僕らもまた新しい名前を付けようと、今まさに論文を準備しているところです。
昔は海外の研究が中心だったんですけど、日本からもたくさん恐竜が見つかっていますし、日本の研究者が最先端の研究をどんどんやっているので、結構日本は世界でも注目されているんですよ。
――そういう意味では第二、第三の小林先生がディノサファリを見た人の中から中から誕生するかもしれないですね!
金丸:それは我々の夢ですね。興味を持つことが物事に対する探求の始まりで、探求をするとすごく心が豊かになるんですよね。
このショーで生き物に興味を持ってもらって、どんどんその世界に入っていってもらいたいという想いと目的があって。そういう人たちをどんどん増やしていって、そこから研究者が生まれたら最高ですね。
――本公演の見どころを改めてお願いします。
金丸:今回の公演の見どころとしては、アンキロサウスが結構活躍するので、その辺が見どころかなと思います。
あと初めてパラサウロロフスも出てくるので非常に見どころなんですけど、僕らはやはり言葉にならない驚きや感動を皆さんに感じていただきたいんですよね。
リアルにどんな生き物だったのかな?というところが伝えたい部分ではあるんですけど、恐竜のファンの方でなくても、生き物ってとんでもないよなと表してくれることに恐竜はすごく適していて、人間と同じように生き物ですし、"そこに存在して、生き物として生きていた"ということを言葉じゃなくて感覚で感じてほしいんです。
「わあ!すごい!」ってみんなが言葉も出なくなるような瞬間を家族や友達で共有していただけると、そのあと会話になったり、いろんなことに興味を持つようになったり、その感動を持って帰っていただくのが我々の想いなので、恐竜たちもショーの質もどんどん進化していますので、ぜひそれを体験していただければと思います。
小林:本当に専門家が見ても、いい感じで恐竜が出来上がっているので、エンターテインメントとして面白いものが出来上がっていて、私も手を叩いて喜んで観ていました。
お子さんは喜ぶのは間違いないです。でも、意外に大人の方がすごく感動しています。
ただ恐竜を見せるだけじゃなくて、骨の作りであったり、進化の話、行動の話、環境の話などもするので学びがあるし、しかもエンターテインメント性もあるので、これは何度でも楽しみたいなと思えます。

取材・文/能一ナオ
(2026年8月14日更新)
チケット発売中 Pコード;660-025
▼8月14日(金)16:45
▼8月15日(土)10:00/12:15/14:30/16:45
▼8月16日(日)10:00/12:15/14:30
(平日)芝アリーナ-5700円("恐竜カード"特典付き) 丘アリーナ-5700円("恐竜カード"特典付き)
(土日祝)芝アリーナ-6700円("恐竜カード"特典付き) 丘アリーナ-6700円("恐竜カード"特典付き)
グランキューブ大阪 イベントホール
※3歳以上は有料。3歳未満膝上可。12歳未満のお子様は保護者様と一緒にご観覧ください。全席"恐竜カード"特典付き(公演当日、会場にてお渡し)。芝アリーナは芝生の上に座ってご覧いただくお席、丘アリーナは、ひな壇に並べた椅子にお座りいただくお席です。車椅子のお客様は、丘アリーナへのご案内となります。スムーズにご案内するため、ご購入後「お問合せ」へ事前にご連絡ください。本番中の撮影は一部可能です。ガイドの指示に従ってください。公演によっては取材の為、撮影カメラが入る場合がございます。放送、配信等にお客様が映り込む可能性がございますので、予めご了承下さい。公演中止以外の払戻し不可。
[問]サンライズプロモーション■0570-00-3337
公式サイト
https://dinosafari-osaka.jp/