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織田信成がアイスショー『プリンスアイスワールド』の魅力解説
「見ている間に体温が上がるパフォーマンス」

フィギュアスケート日本代表として『バンクーバー2010冬季オリンピック』に出演するなど輝かしい実績を持つ織田信成が出演する、アイスショー『プリンスアイスワールド2025-2026 “PIW THE MUSICAL The Best of BROADWAY”』和歌山公演が6月20日(土)・21日(日)に和歌山ビッグホエールで開催される。

『プリンスアイスワールド』は1978年に日本初のアイスショーとして誕生。チームメンバーが披露するシンクロナイズドスケーティングなど華やかなパフォーマンスで人気を集めている。また、多彩なゲストフィギュアスケーターも登場し、今回は織田ほか、荒川静香、村元哉中&高橋大輔、坂本花織、鍵山優真、中田璃士、樋口新葉が出演する。

今回は、和歌山初上陸の『プリンスアイスワールド』の見どころについて、織田に話を聞いた。

――織田さんは2006年より『プリンスアイスワールド』に出演されていらっしゃいますね。

2006年の滋賀公演が私にとって初めての『プリンスアイスワールド』出演でした。実は小さい頃、イリヤ・クーリック選手が出演した『プリンスアイスワールド』を見に行って、憧れを持ったんです。そんな『プリンスアイスワールド』に、ゲストスケーターとして加われたことがすごく嬉しかったです。

――あらためて同ショーの見どころを教えてください。

フィギュアスケートを生でご覧になったことがあっても、これだけのトップ選手の演技を間近で見たことがある方は決して多くないはず。あらためて「フィギュアスケートってこんなに迫力があって、華やかなスポーツなんだ」と感じていただけるのではないでしょうか。また、よく知られている競技としてのフィギュアの大会では、4回転ジャンプを何本跳んだかなど、選手の肉体性とプレッシャーを乗り越える精神面、そして緊張感などが注目されますが、『プリンスアイスワールド』はエンターテインメントとして届けられるアイスショーなので、表現としてのアイススケートを楽しんでいただけます。

――今回の『プリンスアイスワールド』のテーマは「The Best of BROADWAY」です。演目も、ブロードウェイミュージカルの人気作・曲が演目に並んでいます。

フィギュアスケートとミュージカルはもともとすごく相性が良いもの。中でも今回の演目にもある『レ・ミゼラブル』の楽曲で踊る選手はすごく多いです。またスケーターは競技中も、ミュージカルのようなストーリー性を意識して演技をしています。序盤で盛り上がりを作り、中盤をしっとりと見せ、最後に盛り上がっていくように構成して滑るのですが、その点はミュージカルのストーリーと共通していると思います。

――ちなみに織田さんの「The Best of BROADWAY」は?

今回の演目の作品はどれも大好きなものばかり。あと、「ミュージカルも見てみたい」という点では『ウィキッド』です。映画のシリーズも鑑賞して、すごく感動しました。魔女の素顔や心を掴むストーリー、そして素晴らしい音楽に感情移入しました。「ニューヨークへ行ったとき、生の舞台も見てみたいな」って。

――しかも織田さんはもちろん、荒川静香さん、村元哉中さん&高橋大輔さん、坂本花織さん、鍵山優真さん、中田璃士さん、樋口新葉さんという豪華メンバーがゲストで登場します。

レジェンドのすごみや、感動を与えてくれたばかりの『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』代表選手の演技を生で見ることができるのは、すごく貴重な機会ですよね。特に、荒川選手がイナバウアーを披露されるときの歓声はものすごいものがあります。日本のスポーツの歴史に残る技ですから。これだけたくさんの方を魅了できるスケーターは、世界を見渡しても数少ないのではないでしょうか。

――5月13日に現役引退を発表され、さらに結婚も報告された坂本花織選手の出演も、楽しみにしている観客が多いはず。

坂本選手の演技はスピード感があり、しかもダイナミック。長年世界のトップを走り続けてきた滑りは必見です。あと実は、坂本選手とは引退会見の2週間くらい前、まさに『プリンスアイスワールド』の愛媛公演のタイミングで一緒にお食事もしていたんです。でもそのときは、ご結婚されることは教えてくださいませんでした(笑)。ご本人はきっと「織田に言うと、ほかの人に話すのではないか」と思ったんじゃないかなって。でも、そのご判断は賢明です!

――ハハハ(笑)。

私も4月22日に16回目の結婚記念日を迎えたので、もし結婚生活で困ったことがあったらなんでも聞いてほしいです。夫婦げんかをしたときの乗り越え方とか。ちなみに私はとにかく全力で妻に謝ります(笑)。あと、大切な家族ができることで、より大きなモチベーションでスケート人生が歩めると思います。私の場合は、一番下の小学1年生の子どもに「パパが滑っている姿をできるだけ長く見せたい」という気持ちで滑っています。普段の生活でも、家族の支えがあって元気にやっていけます。

――そんな織田さんは今回の『プリンスアイスワールド』でどのような演技を披露される予定ですか。

私は『マツケンサンバII』をお見せします。『マツケンサンバII』ってすごくミュージカル要素があって、今回は私がひとりで滑りますが、本来は松平健さんとダンサーの皆さんが大人数で華やかに歌って、踊られるもの。それがすごくミュージカルのようであり、なにより楽曲自体が人を元気にする力を持っています。「この曲をスケート界で表現できるのは自分しかない!」という強い気持ちを持っています。

――一方で『プリンスアイスワールド』のチームメンバーのみなさんの滑りも期待大ですよね。

『プリンスアイスワールド』のチームメンバーのみなさんによる群舞が本当に素晴らしいです。個々のスケートのレベルが非常に高く、さらに公演を重ねるごとに結束力が高まって、群舞のときのユニゾンはものすごく見ごたえがあります。チームメンバーのみなさんの素晴らしい演技があるからこそ、私たちゲストスケーターも気持ち良く滑ることができます。

――ちなみに和歌山での公演は今回が初めてになります。織田さんは和歌山にどのような印象を持っていらっしゃいますか。

妻とお付き合いをしていた頃に、南紀白浜アドベンチャーワールドへ遊びに行ったことがあるんです。あと白浜温泉も大好きですし、とれとれ市場にも足を運びました。海鮮料理もおいしいですし、梅やみかんなど農作物もすごく充実していて、なにより町全体が温かい雰囲気が流れている印象があります。この取材前には和歌山市の尾花正啓市長も表敬訪問し、期待の声をかけていただきました。絶対に喜んでいただける自信があるので、楽しみにしていただきたいです。今は「和歌山で早く滑りたい」と気持ちが抑えられません。

――あらためて『プリンスアイスワールド』に臨む思いをお聞かせください。

私はいつも誠心誠意の気持ちで滑り、自分自身で「最高のパフォーマンスだ」と胸を張って言えるものをお見せすることを心がけています。『プリンスアイスワールド』でもそうした気持ちでしっかり滑りたいです。また『プリンスアイスワールド』ではチームメンバーのみなさんが、バックフリップという氷上でバク転をするような動きなども披露されます。チームメンバーのみなさんだからこそ見せることができる技があり、さらに楽曲がみるみるうちに変わり、照明、衣装もきらびやかで、全編、飽きることがありません。見ている間にどんどん体温が上がってくるようなアイスショーになっているので、期待して会場へお越しください。

取材・文:田辺ユウキ




(2026年5月22日更新)


『プリンスアイスワールド2025-2026 “PIW THE MUSICAL The Best of BROADWAY”
和歌山公演』

各種指定席全席完売のため追加席発売!

チケット発売中 Pコード:659-813
▼6月20日(土)12:00/16:30・21日(日)14:00
和歌山ビッグホエール
スタンドBOX席-12000円(西側上段の貴賓席になります。)
ステージサイドスタンドA席-9000円(映像が見えずらいお席になります。)
[出演]プリンスアイスワールドチーム
[ゲスト]荒川静香/村元哉中&高橋大輔/織田信成/樋口新葉/坂本花織/鍵山優真/中田璃士
[構成・演出]菅野こうめい
[問]サンライズプロモーション
■0570-00-3337

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『プリンスアイスワールド2025-2026 PIW THE MUSICAL ~The Best of BROADWAY~ 佐賀公演』
▼6月27日(土)・28日(日)
SAGAアリーナ

プリンスアイスワールド2026-2027 『THE REVUE ON ICE』 横浜公演
▼7月17日(金)~20日(月・祝)
KOSE新横浜スケートセンター

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『プリンスアイスワールド』
公式サイト