ウーイェイよしたかの実家が営む食堂として知られるコチラ。うどん・そばがメインだが、丼も３種あり、中でも人気の他人丼は、よしたかが小さい頃から大好物というメニュー。高校の野球部時代や、昔、実家でふたりでネタ作りをしていた際に食べていたという他人丼は、幼馴染であるスマイルのふたりを支え続けたパワーフードでもある。メニューはすべて400円前後で、創業以来、ほぼ同価格。「お腹いっぱいになってほしい」というご両親の優しさが、地元の人々を癒やし続けている。

コバ「ええ雰囲気の食堂やな」
大将(よしたかの父)「コバヤシさん、今日はわざわざ北巽までありがとうございます。他人丼とカレーうどん、お待たせしました」
コバ「よしたかが、ぜひうちの他人丼食べてほしいって言うから来させていただきました」
大将「うちの他人丼、普通ですよ」
コバ「（爆笑）」
よしたか「とにかく食べてみてくださいよ」
コバ「オレは小さいこと言うのが嫌いやねんけど、どう見てもよしたかの他人丼が一番肉が多いねんけど」
よしたか「(爆笑)」
女将(よしたかの母)「あら、無意識にそうしちゃったかも(笑)」
コバ「全然大丈夫ですよ。では、早速いただきます（と言ってひと口、しばし無言）」
よしたか「ど、どうですか？」
コバ「おい、瀬戸よ」
瀬戸「はい」
コバ「どこが普通やねん。めちゃめちゃ美味いやんけ」
よしたか「うわ～本当ですか！」
コバ「牛肉、今日だけええやつ使ってるんとちゃうか」
よしたか「肉は元々ええやつを使ってますから」
コバ「よしたかが息子やから特別仕様とか」
よしたか「違いますって！」
コバ「今までで他人丼何杯ぐらい食べてんねん」
よしたか「1万ぐらいは食べてるかも」
コバ「食べてるか！(笑)」
瀬戸「でも1000ぐらいは食べてるやろな」
コバ「1000も食べてたら、ええ他人丼あるあるが出てくるやろ」
よしたか「他人丼あるあるですか、牛丼頼むなら他人丼とか」
コバ「それは、オマエの気持ちやろ。ただ、吉野家と仲村食堂が並んでたら、仲村食堂で他人丼食べるかもな」
よしたか「めっちゃ、うれしいです。あるある、もう１ついいですか。親子の絆以上に他人丼の方がうまい」
コバ「それは、単なる他人丼の説明やな。瀬戸はどないや？」
瀬戸「実は、親子丼でもええやんと思ってしまいがち」
コバ「それは、オマエの本音やな」
瀬戸「（爆笑）」
よしたか「ネーミングを『牛玉子とじ丼』に変えたら、親子丼に勝てると思いません？」
コバ「それはあるかもな。親子丼あっての他人丼で、どうも二番煎じ感は拭えないからな」
瀬戸「コバさんの他人丼あるあるを聞かせてください」
コバ「他人丼ひと口食べた時に、つゆだくなんで最後に汁だけ飲めるわと思っていても、食べ終わる頃にはちょうど汁も無くなっているという」
スマイル「（爆笑）」
よしたか「めっちゃ、ありますわ～」
コバ「でも、今のは『つゆだくあるある』やからな。本当のあるあるは、確かに美味いけど、最後の晩餐には誰も選ばない」
スマイル「（爆笑）」
よしたか「確かに、自分も選ばないかもです～」
全員「（爆笑）」