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2012年の夏も『オキナニワ珍遊道』!
恒例の狂喜乱舞のトークライブ完全再現!

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Profile

怒髪天

どはつてん
’84年に札幌で結成。増子直純(vo/通称兄ィ)を中心に上原子友康(g/通称 王子)、清水泰次(b/通称シミさん)、坂詰克彦(ds/通称坂さん)の4人組で活動中。オトコくさくも人情味溢れる独特の音世界に支えられた圧巻のライブアクトで人気急上昇中のロックバンド。

オフィシャルサイト http://dohatsuten.jp/

Magazine

『怒髪天が語った1082+10の真実
怒髪級!!』


1714円+税
ぴあ株式会社

怒髪天のことが何でもわかる必読書!
怒髪天に1082の質問を投げかけた怒髪天初の単行本『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』。バンドの歴史かこれからのこと、音楽観に人生観、はたまた個人的な趣味嗜好まで何でも聞いた1082問! 写真はオール撮り下ろし、ロードムービー風の大阪ロケからかっこよさ炸裂のスタジオ撮影、そして“オッサンのグラビア”と見どころ満載! さらには各方面で大好評、ドラムス坂詰克彦氏の常軌を逸脱した驚きエピソードを全10話収録!
『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』はぴあBOOKSHOPセブンネットAmazon楽天BOOKS、または、全国の書店で絶賛発売中!

Release

怒髪天×SCOOBIE DO コラボレーション盤
『恋のレキシカン・ロック / おんな』


¥1,500(税込)/ TRJC-1008

<収録曲>
恋のレキシカン・ロック(新曲)/ 怒髪天 feat.レキシ
夕焼けのメロディー(オリジナル:SCOOBIE DO)/ 怒髪天
おんな(新曲)/ SCOOBIE DO
労働CALLING(オリジナル:怒髪天)/ SCOOBIE DO
め組のひと(オリジナル:ラッツ&スター)/ 怒髪天×SCOOBIE DO

ALBUM『Tabbey Road』

Tabbey Road
¥2,800(税込)/ TECI-1326

<収録曲>
押忍讃歌
もっと…
歩きつづけるかぎり
ホトトギス
ナンバーワン・カレー
夢と知らずに
愚堕落
そのともしびをてがかりに
雪割り桜
YO・SHI・I・KU・ZO・!

 

Live

<イベント>
『MARK’E Rolling 60』
発売中
Pコード:174-362(8/26(日)23:59まで販売)
▼8月29日(水) 18:00
大阪城ホール
指定席-5960円
[出演]浅井健一/阿部真央/TOKIE/上中丈弥
/中納良恵+森雅樹/OKAMOTO’S/奥田民生/
川西幸一/クハラカズユキ/横山剣+小野瀬雅生
/斎藤有太/佐藤タイジ/川上洋平/Superfly/
中川敬+奥野真哉/チバユウスケ/Char/Chara/
照井利幸/TAKUMA/GAMO+北原雅彦+谷中敦
/増子直純+上原子友康/ウエノコウジ/難波章浩
/ 山中さわお/ROY/ムッシュかまやつ/YO-KING
/吉井和哉/RIZE/PES/Leyona/中村達也
※未就学児童は入場不可。
[問]公演事務局[TEL]06-7732-8880

<イベント>
矢沢永吉
発売中
Pコード:168-481(8/29(水)23:59まで販売)
▼9月1日(土) 18:00
日産スタジアム
S席-10000円 A席-7000円 B席-5000円
[オープニングアクト]マキシマム ザ ホルモン
/The Birthday/ギターウルフ/怒髪天/
ザ・クロマニヨンズ
※雨天決行。荒天の場合は9/2(日)に順延(日程変更による払戻しなし)。未就学児童は入場不可。学割あり。その他、学割・注意事項に関する詳細は、矢沢永吉公式HPまで。チケットは1人4枚まで。
[問]キョードー横浜[TEL]045-671-9911
『矢沢永吉公式HP』
http://www.eikichiyazawa.com/

<フェスティバル>
『OTODAMA’11-’12~音泉魂~』
発売中
Pコード:167-957(9/7(金)まで販売)
▼9月8日(土) 11:00
泉大津フェニックス
1日券-6300円(整理番号付)
[出演]奥田民生/木村カエラ/クリープハイプ/
子供ばんど/佐野元春&THE COYOTE BAND
/THEラブ人間/SCOOBIE DO/DOES/怒髪天
/トモフスキー/ねごと/フラワーカンパニーズ/
星野源/真心ブラザーズ/レキシ/
KING BROTHERS /がりーぱみゅぱみゅ(入浴宣言)/レイザーラモンRG(入浴宣言)
※雨天決行・荒天中止。小学生以下は無料(入場券をお持ちの保護者の同伴が必要)。出演者変更に伴う払戻し不可。
[問清水音泉[TEL]06-6357-3666
※9/9(日)公演もあり。詳しくはこちら。なお、2日間通し券は販売終了。
『TODAMA’11-’12~音泉魂~』
http://www.shimizuonsen.com/
otodama/1112/

<イベント>
『風とロック芋煮会2012@猪苗代湖』
福島県 猪苗代スキー場ろっくんろーるひろば
発売中
Pコード:176-927(9/13(木)23:59まで販売)
【ライブ】
▼9月15日(土)11:00
ライブ入場券-6000円
[出演]andymori/石崎ひゅーい/富澤タク/
おお雨/音速ライン/亀田誠治/かりゆし58/
黒猫チェルシー/栗本ヒロコ/スネオヘアー/
高橋優/怒髪天/Number the./パスピエ/
→Pia-no-jaC←/BRAHMAN/
THE PREDATORS/松田晋二/箭内道彦/
渡辺俊美/他
【翌朝祭】
▼9月16日(日)8:00
翌朝祭入場券-2000円
[出演]音速ライン/坂詰克彦/paionia/
バンドじゃないもん!/箭内道彦/他
[問]G・I・P[TEL]022-222-9999
※両日ともチケットは1人4枚まで。未就学児童は入場無料。
『風とロック芋煮会2012@猪苗代湖』
http://kazetorockimonikai.jp/

<イベント>
『第5回 したまちコメディ映画祭 in 台東』
発売中
Pコード:550-043(9/16(日)15:00まで販売)
〈クロージングセレモニー&イベント
ザ・ドリフターズ リスペクトライブ〉
▼9月17日(月・祝) 14:00
上野恩賜公園 不忍池水上音楽堂
全席指定-3300円
[出演]浅草ジンタ/OKAMOTO’S/怒髪天/
ポカスカジャン/ホフディラン/レキシ
※ライブ終了後、クロージングセレモニーあり。チケットは1人4枚まで。詳細は問合せ先まで。
[問]したまちコメディ映画祭in台東事務局[TEL]03-6663-8891
『したまちコメディ映画祭in台東』
http://www.shitacome.jp/2012/

<ワンマン>
『OK! Let's Go TOUR2012 夢追道中』
追加公演

8月25日(土)10:00~一般発売
Pコード:176-986(各公演日前日まで販売)
▼9月19日(水) 19:00
club SONIC iwaki
▼9月22日(土・祝) 18:30
KLUB COUNTER ACTION MIYAKO
スタンディング-3500円(ドリンク代別途必要)
※チケットは1人4枚まで。
[問]G・I・P[TEL]022-222-9999

<イベント>
『DRAGON DELUXE 2012』
発売中
Pコード:169-937(9/28(金)23:59まで販売)
▼9月29日(土) 18:00
クラブダイアモンドホール
前売-3800円(整理番号付・別途ドリンク代必要)
[出演]フラワーカンパニーズ/怒髪天/POLYSICS
[問]ジェイルハウス[TEL]052-936-6041

<イベント>
『怒髪天 presents “響都ノ宴”5周年特別企画』
磔磔
9月15日(土)10:00~一般発売
Pコード: 178-872
各日4500円(ドリンク代別)
スタンディング(10/4・7・8)、全自由(10/5・6)
▼10月4日(木)18:30「10 VS 天」
[共演]10-FEET
▼10月5日(金)18:30「いやんなるわけない!」
[共演]木村充揮
▼10月6日(土)17:30「40代しゃべり場」*トーク&ライブ
[共演]リリー・フランキー/宮藤官九郎
▼10月7日(日)14:30「響都ロック名鑑」
[共演]ギターウルフ/GARLICBOYS/DOES/
BUGY CRAXONE
▼10月8日(月・祝)15:15「自己完結ロックFes」
[共演]各メンバーソロバンド(転換中各メンバーDJ)
※未就学児童は入場不可。販売期間中は1人1公演2枚まで。
[問]夢番地[TEL]06-6341-3525

<イベント>
『怒髪天 presents トーキョー・ブラッサム
“アフロ・アフロ・アフロ”』

9月8日(土)10:00~一般発売
Pコード:178-682
▼10月17日(水)~19日(金) 19:00
CLUB QUATTRO
立見-4000円(ドリンク代別途必要)
[出演]怒髪天/他
※チケットは1公演につき2枚まで。
[問]ホットスタッフ・プロモーション
[TEL]03-5720-9999

『THE SOLAR BUDOKAN』
9月8日(土)10:00~ 一般発売
Pコード:175-948
▼12月20日(木)18:30
日本武道館
全席指定-6900円
[出演]佐藤タイジプロジェクト/
LOVE PSYCHEDELICO/Salyu/斉藤和義/
増子直純/和田唱/仲井戸“CHABO”麗市/他
[問]ホットスタッフ・プロモーション
[TEL]03-5720-9999

Link

女性自身WEB連載 増子直純の「男子たるもの」
http://blog.jisin.jp/dht/

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『怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道』、お久しぶりの更新です! 皆様、大変長らくお待たせいたしました。第27回、アップいたします!

2012年7月21日、沖縄で行われた怒髪天『OK! Let's Go TOUR2012 夢追道中 特別追加公演 常夏!おじサマーランド』。怒髪天と沖縄との間柄もすっかり蜜月関係、今年で3度目となるワンマンライブは大いに盛り上がり、全27カ所を駆け巡った『OK! Let's Go TOUR2012 夢追道中』追加公演にふさわしい熱量で燃え尽きつつも、未来へのつながりも見せた一夜となりました。

そして“ライブの翌日”と言えば……こちらも恒例、怒髪天のトークライブ『OK! Let's Go TOUR2012 夢追道中 特別追加公演 加齢なるおじさんカーニバル』です! 『ナニワ珍遊道』でも2010年の初回より、このトークライブの模様をレポートしてまいりました。もちろん2012年もお任せください! 沖縄の夜を妖しく焦がした魅惑のトークライブをほぼ完全再現いたします! 行かれた方はあの夏の思い出をもう一度、行けなかった方はぜひぜひ、写真と共に脳内再生してみてください! それではスタートです!!

 

まずはスタッフのHさんが登場。今年はHさんによる司会進行でお届けです。Hさんの呼び込みで大歓声の中、増子兄ィ、友康さん、シミさんの順で登場。最後は坂さん、登場するや否や場内爆笑。思いのほかしっくりきていたムームー姿で冒頭から笑いを掻っさらった坂詰先生、おさすがです!

増子「今日は飲んで歌って、それぞれ楽しみつつ…乾杯!」

オキナニワ珍遊道2012

増子兄ィによる乾杯の挨拶の後、Hさんの司会でトークライブはゆっくりと進み始めました。

--今日を含めると『OK! Let's Go TOUR2012 夢追道中』は29公演になるのですが、怒髪天のワンマンツアーとしては最長になりますね。

増子「いや、長かったね。2カ月。これさ、スケジュール出てるじゃん。いっつもそれを見てはさ、“まだここか…”って何回も数え直したもんね。これはね、1日やって移動日、2日やって1日空いて移動っていうのもあったから、結構大変だったよ。……聞いてるの!?」

坂詰「あ、いや…」

増子「結構ね、やるごとにバンドのスキルというか、グルーヴもそうだし、いろんなことを学んで、“前回より確実に次のライブ”っていう成長を実感できるツアーではあったな」

--では、友康さんは?

友康「今までのツアーの中で一番、旅をしている感がすごく強くて」

増子「『Tabbey Road』だけにね」

友康「だけにね(笑)。まあ、回っている最中は夢中で回っているので、長いようであっという間に終わったなという感じはあるんですけど、こうやって改めて(日程を)見て、初日の大阪城野音、5月6日なんかははるか昔のことみたいで。やっぱり長かったんだなって。でも、名古屋ぐらい(7/13、14)でスタッフさんが着ているツアーTシャツで日程を下から数えた方が早いのを見ると、ちょっと寂しくなっちゃいましたね。ああ、もう終わっちゃうんだって」

増子「長いからね。丸々2カ月くらいあったじゃない? 俺、パートがボーカルだからさ、体のコンディションを整える、セーブする期間が丸2カ月間あるわけよ。要は夜更かしできないでしょう、酒も思いっきり飲んだりもできないし、まあ、思いっきり酒を飲むのは普段からしないけどね。飲みに行ったりもできないし、なかなか大変だったよ。……あ、これ、友康に聞いてたんだった」

--では、シミさんは?

シミ「いや…、坂詰さんとのギャグがいくつか増えたことですね」

--例えば?

シミ「例えば、やりましょうか!?」

増子「これ、面白いかどうかは別だぞ」

(シミさんと坂さん、キャイーンのような既視感あるギャグを披露)

増子「最後、間違ってるぞ。両腕を上に伸ばして伸びをした後、お互いの肩に手をかけて…」

(と、またまた既視感のある動きを…。)

増子「オリジナルギャグじゃないからね」

オキナニワ珍遊道2012

シミ「これ、キャイーンとか、COWCOWとか、いろいろ…」

増子「毎回さ、ライブが終わった後にさ、ちゃんと反省しているというかさ、打ち上げの時にああだ、こうだっていろんな反省点を言ってたのシミじゃない? メンバーでは」

友康「シミ、真面目だなって」

増子「俺はもう、坂さんに対するダメ出ししかない(笑)。ね」

坂詰「……」

増子「だからマイク持てって」

--坂さんはどうでしたか?

坂詰「あの~~~」(と、何かの声真似をする坂さん)

増子「坂さんそれ、何回もやってるけど、このツアーで1回もウケてないよ」

坂詰「まあ、あのですね、今回本当に、一つ一つのライブが最高で。しかしその最高の次にやるライブがまた最高で、グラフとしてはこんな感じで右肩上がりのような…」

--今回、初めてワンマンライブをした会場がありました。高知、青森、鹿児島、和歌山ですが、これらの会場はどうでしたか?

増子「高知(7/4 X-Pt )はすごかったよね。まあ、一番すごかったのは打ち上げ。返杯システムだよな。下に穴があいている杯とか、ちゃんと置けないような杯で日本酒を飲まされるんだけど、それがね、今回、最高の打ち上げだったな。Hもさ、返杯ですんげー酔っ払って、手でおにぎりぐっちゃぐちゃに潰して、その潰した手で“お疲れさまです”って握手しようとしてたからね」

坂詰「その後、壁に寄り掛かってアンニュイになってたもんね。それが印象的」

増子「アンニュイって古いな! 坂さんもね、高知でノリ(※チーフマネージャーさん)にヘッドロックされて飲まされて」

坂詰「ノリの腕が重くて重くて…」

増子「でも高知でワンマンやって面白かったもんね。お客さん、すごい熱いよね。しかも酒臭い」

シミ「あと、ニンニク臭い」

増子「そう! ニンニクがすごい。鹿児島と高知は、前列がすっごい酒臭い。この2カ所は初めて来た時ビックリしたもんね!」

シミ「(白々しく)そうかな!?」

増子「そうかなじゃない! 鹿児島でいっつも前に来ている奴いるけどさ、アイツすごいよな。まあ、アイツは鹿児島のライブに来たら絶対に見ることになるけど、もう、2曲目くらいからグデングデンだからね。アイツ来てないと心配になるんだけど(笑)」

シミ「今回も最初は見えなかったんだよね」

増子「そう、最初見えなかったんだよ」

シミ「探したんだよ。そしたら4列目ぐらいにいて」

増子「そう、4列目ぐらいからふらーっと出てきて」

友康「アイツ、ライブは見てないと思う」

増子「見てないね。あれは遠足前と一緒で、ライブが始まるまでに上がりきっちゃって、始まったらどうでもいいと思うタイプ(笑)。あと、青森(5/20 Quarter)ね」

友康「青森Quarter。何年か前にビークル(BEAT CRUSADERS)に誘われて行って。その時、お客さんいっぱいで」

増子「そう。あの時ビークルと一緒で、なぜか満杯で。なぜかじゃないけど(笑)」

友康「それで今回、初ワンマンで行って、お客さんがいっぱい来てくれて嬉しかったですね」

増子「そうだね、予想以上に来てくれたね。打ち上げアレだったでしょう? 漁師飯みたいな。あの時、(ライブが)連発だったんだよな。だから何カ所か打ち上げ、出てないんだよ。どうだったっけ?」

一同シーン。

友康「……あ! 青森、俺だけだったわ、打ち上げ出たの」

増子「誰も覚えてない」

シミ「俺も連ちゃんになったら行ってないところある」

増子「前の日の盛岡には行ったかなぁ、打ち上げ。忘れちゃったな…。青森行ったか?」

シミ「いや、盛岡?」

増子「盛岡は行ってない? いや、青森は行った!」

-‐青森は行ってます。

増子「青森、行ったの? 何食った?」

--おにぎりとか……。

増子「おにぎり!? おにぎり食ったの? あ! ホタテだ! ホタテだ! あれ、うまかった。ホタテ忘れてた!。そうだ。で、青森やって、鹿児島(6/3 SR HALL)も初ワンマンだったんだよね」

友康「鹿児島はね、地元のバンドで怒髪天を呼んでくれるバンドがあって、いっつも一緒にやってたんだけど、今回は観に来てくれて」

増子「観に来てくれて。しかもチケットも売ってくれてて。お前ら、出ないだろっつってんのに。いい奴らなんだよ。しかも俺と一緒にポッドキャストやってるMILK&WATERのKOZOの実家が“かごんま”(鹿児島)で、家族で来たもんな。養鶏場やってる両親と兄貴と。で、またさ、ゆで卵をわっさ~っと持ってきてくれて、ゆで卵がうまいんだ! あれ、ホントうまいよな! ね、ゆで卵さん」

坂詰「それはもう、餌が違うんですよね、あれね」

シミ「坂さん、板東英二のモノマネして」

坂詰「ユデタマゴや…」

増子「悪くない。悪くないけど、どうでもいいかな」

--では、次のコーナーにまいります。

増子「え? もう? まだ和歌山(6/7 CLUB GATE)の話してないよ。CLUB GATE。入口が狭いところだよな。楽屋がほとんどない。トイレも水場もない」

友康「だから、隣のホテルを借りて」

増子「そう。隣のホテルで。“隣のホテルはよく、バンドが楽屋として使ってますよ”って。で、借りて、行ったの。シングル1室を借りてくれてたんだけど、4人でな? なかなか4人でシングルに入らないよな。どこに座っていいのか分からない。ベッドにみんなで座るのもなぁ…って、すげー、何とも言えなかった!(笑)」

友康「“いいよ、いいよ、俺、立ってるから”って譲りあったりして」

増子「なかなか野郎4人でさ、シングル1室借りて、着替えたりとかしないよね。痺れるよね、あそこで待ってるの(笑)。早く始まらねーかなって」

シミ「ここでズボン脱いだら何か起こるんじゃないかって」

増子「4人でな。……起こらねぇっつーの。和歌山は、残念だったのは、(ライブが)終わったのが遅くて、美味しい和歌山ラーメンに行けなかったんだよな。チェーン店的なところしか行けなくて」

--では、今回はホールとライブハウスが混在したツアーでしたが、それぞれの印象を。

増子「これは坂さんが一番…」

坂詰「ぶーーーーん……」

増子「ハエか? 坂さん、どうだった?」

坂詰「やっぱりホールの音の響き方、それによってテンションとかもいろいろ調整して……。ホールはね、緊張度も高いですね」

増子「坂さん、どのホールが一番よかった?」

坂詰「やっぱり俺は北海道・道新ホール(5/12)かなぁ!」

増子「道新ホール抜きで」

坂詰「え!? そうなると福岡・都久志会館(7/1)かな」

オキナニワ珍遊道2012
オキナニワ珍遊道2012

増子「都久志会館ね。坂さん、一番よかったホールはアレじゃないの? 日本!」

坂詰「産業…」

増子「違う! 産業はねぇよ」

坂詰「日本特殊陶業市民会館(7/14)!」

増子「はい、正解。あれ、すごいね。ライブの告知をした後にホールの名称が変わったというね。ライブハウスでギューッとなって、うわーっとなるのが好きな人もいるじゃない。ロックバンドだからさ。でもホールでさ、家族連れとかさ、御歳を召した方とか、車いすで来てくれた方を見た時、これはちょっと(ホールで)やらなきゃなって。みんな観たいと思ってくれてるんだったら、これはやりたいなと思ったね。音も絶対さ、ホールの方がいいからさ。新曲、音源を出してから初めて聴かせるわけじゃない。なるべくいい音で聴いてもらいたいじゃない」

--そして、もうひとつ、今回初めての試みは、4月に2年ぶりのオリジナルアルバム『Tabbey Road』を発売して、収録されている楽曲を全てライブでやったことです。そのご感想と、友康さんがメインボーカルを務める『夢と知らずに』もありまして、その辺もどうでしたか?

増子「いっつもさ、友康に前から言ってたんだけどさ、アルバム作る時にさ、アルバムとして、作品としてのバランスを考えちゃって。“異色の曲を1曲、入れましょう”とか、それやるとライブのセットリストに組み込み辛くてさ、結局、そのツアーでしかやらない曲とかもあって。友康が毎回、せっかく作ったのに1回しかやらないのはもったいないっていっつも言ってたから…。今回ね、考えて、ライブでみんなで歌えるようにっつって」

友康「そうだね、そういうふうにしてアルバムの曲を最初から選んでるんで、最初から全部、やる予定だったし。うん。俺の歌はちょっとアレなんですけど…(笑)」

増子「友康の歌、いいよ」

友康「歌うのはね、好きなんですよ」

増子「もう一人いるから、歌うの好きな人!(笑)」

友康「家とかではよく歌ってるんですけど、怒髪天ではほら、みんなそれぞれ専門分野があるんで」

増子「俺、やることなくなっちゃうもんね」

友康「RCサクセションのチャボさんとか、ザ・クロマニヨンズのマーシーさんとかもそうだけど、バンドの中でギタリストが歌っているのを見るのを好きで、その人たちが歌う曲も好きで。でもね、自分の歌になると違うっていうのもあって」

増子「昔からさ、アルバムの中にギタリストが歌う曲って入ってるわけよ、昔から。友康、うまいしね、声がスイートじゃない? 友康のこれ、非常にいい曲だね。……聞いてんのか! 坂さん、どう思う? 友康の歌についてさ!」

坂詰「いや~、素晴らしい! 演奏がね、ボーカリストの顔と、心持ち変わる! そしてしかも、3人になってしまうという。なので、これはちょっと気が抜けないなみたいな」

増子「4人の時は気を抜いていると」

坂詰「その辺はうまくやってます!」

友康「音源では、サビを俺一人が歌ってて、ハモリはないなと思ってて。まあ、一人だし。シミもベース弾きながら歌うのは大変だろうなとか思ってて。そしたら坂さんがいいんじゃないかってなって。で、リハでは下のラインをハモったりしていたんだけど、どうにもうまくいかなくて。ノリにもダメ出しされて」

坂詰「ハモリのセンスないんです」

増子「なんで下のライン忘れちゃうんだっていうくらい、ユニゾンで来るよね(笑)」

友康「結局、ユニゾンになっちゃって(笑)。でも、それがあるのとないのとでは違うからね」

シミ「リズムリハの時は俺が友康さんパートを歌って、坂さんは自分のパートを練習してたんだよね。で、できてたの」

増子「今度それやって!」

シミ「でも、いろんな音が入ると…」

増子「本番になっちゃうとできない……。って、プロだろ!(笑)」

シミ「できたりもしてたんだけど、ドラム叩きながらは難しいよね」

増子「友康が歌ってる時さ、舞台袖ではぁはぁ言ってるうちに“夢のよう~♪”ジャーンってなって“もう出番!?”って状態になっちゃうんだよね。でもあれもいい曲だよね。あれは友康が歌うってことになって歌詞を徹底的に書き換えたもんね。絶対、俺が歌えないような歌詞」

友康「歌詞を覚えるのはすごく大変ですよね」

増子「でしょ」

オキナニワ珍遊道2012
オキナニワ珍遊道2012

友康「歌詞が本当に覚えられなくて、(ツアーの)最後まで歌詞カードを下に置いてて。…見てないですよ!」

増子「そんなものは見ないよな!(笑)」

友康「一応、保険で置いてる(笑)」

増子「俺もよく足元に歌詞とか貼ってるけど、ほとんど見えないからね、照明で。でも何かの時に置いとかないと…」

シミ「その何かの時に照明が暗くて見えないと」

増子「そう。ほとんど見えない。でも何かの時にポーン!と飛ぶ時があるんだな」

坂詰「ポン!」

増子「だけど、その…」

坂詰さん、さらに口で“ポン!”と効果音。

増子「何やってんの!? ……まあ、そういうことだ!

 

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