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平成最後の甲子園ボウルで関学と早大が激突!

アメリカンフットボールの大学日本一を決める全日本大学選手権「甲子園ボウル」。12月16日(日)に行われる第73回大会、平成最後の「甲子園ボウル」は、関西学院大学ファイターズと早稲田大学ビッグベアーズというカードに決定した。
 
関学は、立命館大学パンサーズとの西日本代表校決定戦で残り2秒での逆転FGを決め、3年連続52回目の出場権を獲得。対する早大は、関東学生1部リーグTOP8で6戦全勝。東日本代表校決定戦では東北大学ホーネッツを破り、2年ぶり5回目の出場となる。
 
「早稲田大学さんはディフェンスもオフェンスも頭を使ってくる」(光藤航哉主将)、「2年前に対戦した時はオフェンス、ディフェンス、いろんなところで簡単ではない取り組みが見られた。今年はまだ全然見てないのであれなんですけど、手強いし簡単には勝たせてはもらえないと思っています」(鳥内秀晃監督)。そう関学側が警戒する一方で早大は、「(関学は)試合巧者というイメージが強くて、それに加えて各ポジションにスター選手がいっぱいいるので対戦するうえで手強いですし、かなり厳しい試合になるという印象を思っています」(斉川尚之主将)、「(関学は)層が厚い。チャレンジャーとして、どこまで正面からぶつかって対戦できるかっていうことが今年のチームの成果だと思っているので、チャレンジしていきたいと思います」(高岡 勝監督)と挑戦者としての立場を強調していた。
 
代表決定戦から2週間という短い準備期間ながらも、両校ともに相手の意表を突くプレーを準備してくることも予想されるこの一戦。会見時、勝負の行方を左右するであろう警戒ポイントとして両チームが挙げたのはオフェンスだった。
「同じオフェンスの立場として、WRブレナンさんとRBの元山くんがすごく怖い存在だなという風に思います」(光藤主将)と、チームトップのレシーブ回数を誇るWRブレナン翼、リーグ戦で105回のランでトップの610ヤードを獲得したRB元山伊織という早大オフェンスを牽引する2人を警戒。早大は、「オフェンスに関して本当にすごい選手が揃っている中でも、やっぱりQBの3人、奥野(耕世)選手、主将の光藤選手、西野(航輝)選手それぞれの良さをいかしたオフェンスを本当にテンポよくやってくるので、そこを気を付けないといけないと思います」(斉川主将)、「QB3人をうまい具合に使われますし、奥野くんのパッシング能力は高いので、いかに封じ込めるかっていうのが非常に悩ましい」(高岡監督)と攻撃の起点になるQB封じをポイントの1つに挙げていた。
 
「今年のチームは去年の甲子園ボウルの敗戦からスタートしております。やっとここに戻ってこられたので、勝って終わりたいという気持ちです」(鳥内監督)と昨年の雪辱に燃える関学。「チーム一丸となって関西に勝つぞ!ということで1年間取り組んで来ました。関東、東日本の代表として、西日本代表に勝って早稲田の歴史を変えたいと思っております」(高岡監督)と悲願の初優勝を狙う早大。
どちらに軍配が上がるのか、ともに挙げた警戒ポイントにも注目しながら、激闘を楽しんでほしい。

取材・文:金子裕希



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チケット発売中 Pコード841-039
▼12月16日(日)13:05
〈関西学院大学ファイターズ vs 早稲田大学ビッグベアーズ〉
阪神甲子園球場

(2018年12月10日更新)


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写真左より、関西学院大学・鳥内監督、光藤主将、早稲田大学・斉川主将、高岡監督
早大が警戒選手に挙げた1人、関学QB奥野耕世 (C)P-TALK
関学は西日本代表校決定戦で残り2秒での逆転FGが決まり、甲子園ボウルへの出場権を獲得した (C)P-TALK

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