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関西の7人制ラグビーの祭典が4月に大阪で開催

4年に1度行われるラグビーワールドカップが2019年に初めて日本で開催されることから、注目を集めているラグビー界。その中でも、正式種目として採用されたリオ五輪で男子日本代表が4位入賞を果たし、2020年の東京五輪での活躍が期待されているのがセブンズ(7人制)ラグビーだ。その7人制のラグビーの関西の祭典として、今年で開催4回目を迎える『関西セブンズフェスティバル』の会見が3月7日に大阪で行われた。
 
『ジャパンセブンズ2017』への関西代表選出と、2020年に行われる東京五輪に向けた7人制ラグビーの強化と選手発掘などを目的として開催されることから、7人制日本代表に名を連ねる同志社大学の鶴田桂樹、関西学院大学の中 孝祐、元日本代表の大西将太郎氏らが出席。「7人制ラグビーを始めてまだ1年経ちませんが、7人制ラグビーの魅力はボールが面白いように繋がりますし、プレーヤーもスピード、パワーのある選手ばかりなので、どのラグビーよりもスピード感があるっていうのがいちばんの魅力だと思います」(鶴田)、「15人制と違って試合時間が7分という短い時間なので、15人制も面白いんですけど、7人制の方がスーパープレーがけっこう多く出てくるので、見ている人も楽しいと思います」(中)と、通常の15人制ラグビーでは味わえないセブンズならではの魅力をプレーヤーの視点から紹介してくれた。
 
「今大会は大学生であったり社会人であったり女子もありますし、色々なカテゴリーのチームが参加しています」(大西)と説明があったように、トップウェストAリーグ、関西大学Aリーグ、クラブチームなど16チームが出場。若手中心になるという日本代表スコッドも特別参加する。関西学院大学は予選でその日本代表と対戦することが決まっているため、「絶対に負けたくないので勝ちます」(中)と早くも闘志を燃やしていた。
 
4月1日(土)に4チーム毎4プールに分かれての予選が行われ、翌4月2日(日)には各上位2チームによる決勝トーナメントが開催される今大会。優勝チームに与えられる『ジャパンセブンズ2017』への出場権をかけた熱戦以外にも、トップリーグチームの選手が参加する子ども向けのラグビークリニックや、飲食店ブースが出店する『セブンズバル』、DJによる試合解説など、イベントも盛りだくさんになるとのことだ。
 
ぜひ『関西セブンズフェスティバル』に足を運び、ラグビーを楽しもう!

取材・文:金子裕希



(2017年3月 8日更新)


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(写真左より)会見に出席した大西将太郎(オブザーバー)、鶴田桂樹(同志社大)、中 孝祐(関西学院大)、坂田好弘(関西ラグビー協会 会長)、髙岡義伸(関西ラグビー協会 理事長)
昨年大会の決勝戦より

『2017関西セブンズフェスティバル
(ジャパンセブンズ2017予選会)』

▼4月1日(土)・2日(日)10:00
大阪市・鶴見緑地球技場
入場無料

公式HP
http://rugby-kansai.or.jp/20177s