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J1に復帰を果たしたセレッソ大阪が
新体制で2017シーズンに挑戦!

3シーズンぶりに1ステージ制に戻り、2月25日(土)・26日(日)に開幕を迎えるJ1リーグ。そこに向けて、続々と各クラブが動き出した。関西で先陣を切ったのは、J1昇格プレーオフを制し、3シーズンぶりにJ1に戻ってきたセレッソ大阪。1月12日に始動記者会見を行い、練習をスタートさせている。
 
今季、チームを率いるのは、2000~2002年にかけてセレッソでプレーし、2011~2014年にかけてサガン鳥栖で指揮を執っていた尹 晶煥(ユン ジョンファン)監督。会見で「練習ではきつく厳しいものが続くと思います」と話したように、「プロとして生活リズムを取り戻すのも1つの目的」と鳥栖時代と同様に、13日からは朝6時50分からの早朝練習を含む3部練習を敢行。若い選手が多いチームを鍛えている。そんな尹 監督が目指す今季の目標だが、「今年絶対にタイトルを獲らなければいけないとは思っていません。今シーズンはJ1リーグで真ん中くらいの順位にはいかなければいけないと思っています。2桁順位より1桁順位がいいと思い、9位という目標を設定しました。4、5月は試合が多くありますので、6月の中断期間までの試合結果を見て、もっといい順位でいるのであれば、もっと欲を持って上の順位を目指そうと思っています」。
 
今季はMF柿谷曜一朗、MF山口 蛍、FW杉本健勇をはじめ、他クラブに移籍の可能性もあったGKキム・ジンヒョン、「セレッソに愛着を持って残ってくれた」(大熊 清チーム統括部長)というMFソウザら主力選手がほぼ残留。そこに、尹監督のサッカーを知り「特長である(精度の高い)クロスだったり運動量を見てほしい」というMF水沼宏太、韓国Kリーグで活躍したクロアチア人CBで「ポジショニングだったり試合を読むことが得意」なDFマテイ ヨニッチら新加入選手11人が加わった。
 
既存の選手と新戦力を率いて目指すサッカーは、「まず守備を堅くして、守備をはっきりできたうえで攻撃に展開することを考えています。もちろん、守備だけでサッカーは勝てないもの。攻撃の部分に関しても考えています」と、まずは昨季J2で46失点した守備の立て直しに着手することを明言。攻撃に関しては、「攻撃では展開からすばらしいゴールを決めさせるようにすることも考えています。そして、チームにはいい選手がたくさんいますので、そういうすばらしいプレーを皆さんにお見せすることも可能だと思っています」(尹監督)。

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新指揮官のもとで挑むJ1復帰初年度、どんな成績を残すのか。まずは、元日本代表MF中村俊輔が加わったジュビロ磐田戦を迎え撃つことになる、2月25日(土)J1開幕戦をチェックしよう。

取材・文:金子裕希



(2017年1月16日更新)


Check
↑セレッソ大阪 始動記者会見の模様
↑会見当日は2部練習が行われた

セレッソ大阪・J1リーグ開幕戦

▼2月25日(土)時間未定〈vs ジュビロ磐田〉
ヤンマースタジアム長居


オフィシャルサイト

2017新加入選手

DFマテイ ヨニッチ(仁川ユナイテッドFC)/GK 圍 謙太朗(FC東京)/MF水沼宏太(FC東京)/MF福満隆貴(レノファ山口FC)/MF山内寛史(早稲田大学)/DF舩木 翔(セレッソ大阪U-18)/MF大山武蔵(札幌大谷高校)/FW山根永遠(サンフレッチェ広島ユース)/MF斧澤隼輝(セレッソ大阪U-18)/DF森下怜哉(セレッソ大阪U-18)/GK茂木 秀(桐光学園高校)