ワールドカップイヤーの Jリーグ・2014シーズンが3月1日(土)に開幕！スタジアムに足を運び選手に声援を送ろう!! - NEWS

ホーム > NEWS > ワールドカップイヤーの Jリーグ・2014シーズンが3月1日(土)に開幕！スタジアムに足を運び選手に声援を送ろう!!

ワールドカップイヤーの
Jリーグ・2014シーズンが3月1日(土)に開幕！
スタジアムに足を運び選手に声援を送ろう!!

　ワールドカップイヤーを迎え、例年以上に注目が集まるサッカー界。ワールドカップ・ブラジル大会の開催を6月に控える中、Jリーグが3月1日(土)に各地で開幕を迎える。

　全34節にわたり、18クラブがホーム＆アウェイ方式による2回戦総当たりで激突するJ1リーグに、今シーズンは関西3クラブが在籍。昨シーズンは終盤まで優勝争いを繰り広げたセレッソ大阪をはじめ、J2優勝で1年でのJ1復帰を果たしたガンバ大阪、2位で自動昇格を決めたヴィッセル神戸がJ1の舞台で戦う。

　レヴィー・クルピ前監督のもとで築きあげてきた攻撃的なサッカーのさらなる進化と悲願のタイトル獲得を目指すセレッソ大阪は、ワールドカップ南アフリカ大会のMVP＆得点王であるウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン（写真左）を獲得。現役の海外スター選手が加わったほか、元セルビア代表DFゴイコ・カチャル、オーストラリア代表MFミッチ・ニコルス、日本代表経験のあるMF長谷川アーリアジャスールらが加わり、戦力をアップさせている。日本代表に名を連ねるFW柿谷曜一朗、MF山口蛍ら既存戦力と、新戦力をどう融合させていくのか、FC東京で指揮を執っていたランコ・ポポヴィッチ新監督の手腕も試されそうだ。

　J2を制覇し2年ぶりにJ1に戻ってきたガンバ大阪は、昨シーズンに続き長谷川健太監督が指揮を執る。｢適材適所で外の血を入れてチームを活性化したいという想いがあり、平均して各ポジションに選手を取ることが出来たんじゃないかなと。それも経験、素質を持った選手が取れたと思っている｣と会見で指揮官が語ったように、日本代表経験のあるGK東口順昭をはじめ、ジェフ千葉からDF米倉恒貴、新たなブラジル人選手FWリンス、DFエブソンらが加入。大型補強とまではいかないが、ポジション争いの激化での戦力の底上げを図っている。開幕前に昨シーズンJ2で18試合19得点をあげたFW宇佐美貴史が負傷、戦線離脱することになったのは残念だが、キャプテンのMF遠藤保仁を中心にガンバらしい攻撃的なサッカー、進化した守備で楽しませてくれるだろう。

　2位でのJ1昇格を決め、｢過去最高のチーム作り｣と初のタイトル獲得を目指すヴィッセル神戸は、実績、キャリアを持つ選手を獲得。横浜F・マリノスからFWマルキーニョス、アルビレックス新潟やガンバ大阪でのプレー経験を持つFWペドロジュニオール、セレッソ大阪の主力として活躍していたMFシンプリシオ、名古屋グランパスからDF増川隆洋らがチームの一員として加わっている。｢今まで以上のヴィッセル神戸を見せることができると思っています｣(安達亮監督)。これまでの堅守速攻スタイルがどう変化するのか、注目して欲しい。

　J1リーグが開幕した翌日3月2日(日)より始まるJ2リーグでは、京都サンガが悲願のJ1昇格に挑む。昨シーズン、J1昇格プレーオフ決勝で徳島ヴォルティスに0-2で敗れ、関西4クラブの中で唯一、今シーズンもJ2で戦うことになったチームは、豊富な実績と経験を持ち、攻撃的なサッカーを目指すブラジル人指揮官、バドゥ新監督を招聘。新戦力として元日本代表FW大黒将志をはじめ、2008年にアルビレックス新潟に在籍し13ゴールをあげたFWアレッサンドロらを獲得した。2月23日に行われたガンバ大阪とのプレシーズンマッチでは日本人選手だけで臨むという開幕戦に向けて手の内を隠した状態ながらも1-1の引き分けに持ち込んでいる。

　タイトルをかけた戦い、セレッソ大阪とガンバ大阪による注目の大阪ダービー、代表選手たちの活躍など、見所満載のJリーグ。熱狂と興奮が待つスタジアムに足を運び、目標達成に向けて戦う選手たちに熱い声援を送ろう!!

取材・文　金子裕希

（2014年2月28日更新）

Check