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まばゆいばかりの愛のドラマと、豊かな音楽が
織りなすヴェルディ・オペラの代表作『椿姫』
今夏、兵庫県立芸術文化センターで上演! (1/2)

 19世紀、夕暮れのパリの市街がスクリーンに映し出される。その中をゆっくりと走る1台の馬車。やがて夜を背景にとあるアパルトマンが浮かび上がる。光のこぼれる窓の中で行われているのは、ヴィオレッタの夜会か、それとも…。
 
 毎夏、兵庫県立芸術文化センターで行われる佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ。その2015年の演目『椿姫』のチケットが発売となった。7月14日(火)を皮切りにダブルキャストで全10公演。日本、ヨーロッパ、アジアを代表する最高のスタッフ・キャストが顔を揃える。
 ジュゼッペ・ヴェルディの『椿姫』は、プッチーニの『トスカ』、ビゼーの『カルメン』などと並び、オペラそのものの代名詞とも言える作品である。ヒロインは19世紀パリの社交界で、男たちの注目を一身に集める高級娼婦ヴィオレッタ・ヴァレリー。彼女は貴族の青年アルフレードの純粋な愛情に触れ、彼との真実の愛に生きることを決意するが、アルフレードの父親ジェルモンは冷酷にもふたりの別れをヴィオレッタに迫り、やがて非情な運命が彼らを呑み込んでゆく。オペラ・ファンならずとも1度は耳にしたことがあるだろう『乾杯の歌』『ああ、そは彼の人か』『パリを離れて』などの名曲が全編に散りばめられ、オペラでしか描き得ない、心を揺さぶる愛の物語が描き出される。
 公演に先立って行われた記者会見には佐渡裕芸術監督、ヴィオレッタを歌う森麻季、ジェルモンに扮するマーク・S・ドスが出席。それぞれが抱負を語る中、冒頭の映像が流された。まだ試作段階とのことだが、甘く哀切な響きの「前奏曲」に乗せて、観る者を物語の世界に誘う魅力的な映像だ。毎回意匠を凝らした舞台作りが話題となるこのシリーズだが、今回は舞台に置かれた可動式のスクリーンにこれらの映像を投射。演技と映像が同時進行することによって、より深く重層的なドラマを表現するという。(画像・上は第1幕の舞台イメージ)
 

 2005年の『ヘンゼルとグレーテル』以来11作。夏のオペラとしては10作を数える今回の『椿姫』。まばゆいばかりの愛のドラマと豊かな音楽は、観る者の心に深い感動を呼び起こすに違いない。佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ、10年目の挑戦である。

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■制作発表記者会見にて。佐渡裕、森麻季、マーク・S・ドスの3氏
(各氏のコメントを次のページでお読みください)。
 




(2015年3月 6日更新)


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佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2015

『椿姫』 La Traviata

兵庫県立芸術文化センター開館10周年記念公演
〈全3幕/イタリア語上演・日本語字幕付き/新制作〉

【音楽】 ジュゼッペ・ヴェルディ
【台本】 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
【原作】 アレクサンドル・デュマ・フィス

【指揮】 佐渡 裕 (兵庫県立芸術文化センター芸術監督)
【演出】 ロッコ・モルテッリーティ
【装置】 イタロ・グラッシ
【衣裳】 カルメラ・ラチェレンツァ
【照明】 ルチアーノ・ノヴェッリ
【映像】 マウロ・マッテウッチ
【合唱指揮】 シルヴィア・ロッシ
【言語指導・声楽コーチ】 ケヴィン・マーフィー
【演出助手】 菊池由美子
【プロデューサー】 小栗哲家


【出演/ダブルキャスト】〔7/14.17.19.22.25〕

【ヴィオレッタ】 森 麻季
【アルフレード】 ルチアーノ・ガンチ
【ジェルモン】 マーク・S・ドス
【フローラ】 谷口睦美
【ガストン子爵】 小貫岩夫
【ドゥフォール男爵】 斉木健詞
【ドビニー侯爵】 大山大輔
【グランヴィル医師】 ジョン・ハオ
【アンニーナ】 渡辺敦子


【出演/ダブルキャスト】〔7/15.18.20.24.26〕

【ヴィオレッタ】 テオナ・ドヴァリ
【アルフレード】 チャド・シェルトン
【ジェルモン】 高田智宏
【フローラ】 ルネ・テータム
【ガストン子爵】 渡辺 大
【ドゥフォール男爵】 久保和範
【ドビニー侯爵】 町 英和
【グランヴィル医師】 森 雅史
【アンニーナ】 岩森美里


【合唱】 ひょうごプロデュースオペラ合唱団
【管弦楽】 兵庫芸術文化センター管弦楽団
(コンサートマスター:ステファーノ・ヴァニャレッリ)
【制作】 兵庫県立芸術文化センター

【公演日程】
7月14日(火).15日(水).17日(金).18日(土).19日(日).
20日(月・祝).22日(水).24日(金).25日(土).26日(日)  全10公演
各日 14:00開演(13:15開場)

【会場】
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

チケット発売中 Pコード249-079  
A席-12,000円 B席-9,000円 C席-7,000円 
D席-5,000円 E席-3,000円

【問い合わせ】
芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255

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