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バレンタインに贈るクラシック✕ジャズの進化形
ヴァイオリンとピアノが織りなす
様々な愛の姿-ネオ・クラシック!

 「作曲家たちが今生きていたら、どんな音楽を創っただろう」というコンセプトのもと、昨年8月、ザ・シンフォニーホールのステージにかつてないスタイリッシュな興奮を持ち込んだ「ネオ・クラシック」。タカコ・イネス・アサヒナのピアノを中心に、クラシックとジャズを自在に横断する彼らが、2月10日(火)、再びザ・シンフォニーホールに登場する。
 

Mauro-Siluette-Frac230.jpg  バレンタイン・デイも近いこの日、ネオ・クラシックがテーマに選んだのは「St.Valentine~様々な愛の姿~」。ショパンの『マズルカ』やリストの『ラ・カンパネラ』など、クラシックの作曲家たちが生み出した珠玉の作品から、エキゾチックな愛を歌うデューク・エリントンの『キャラヴァン』、悲しみを湛えたマル・ウォルドロンの『レフトアローン』といったジャズのスタンダードまで、様々な愛の場面を思わせる心憎いナンバーが用意されている。そして今回、見逃せないのがスペシャル・ゲストに迎えるヴァイオリニスト、マウロ・イウラート(左上)だ。トリノのジュゼッペ・ヴェルディ国立音楽院を最優秀で卒業。さらにウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、来日後は大阪フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢などに客演。2012年からは兵庫芸術文化センター管弦楽団にゲストコンサートマスターとして出演するなど、生粋のクラシック奏者ながら、歌心にあふれる音色はジャンルを超えた粋と気品を聴かせてくれる。320年以上前に作られた愛器「コッラ・デッラ・キエーザ」から奏でられるクライスラーの旋律は、ホールをロマンチックな夢に包むに違いない。

 
  マーティー・ブレイシー(d)とトーマス・ポズナー(b)による強力なリズム隊は健在。彼らの繰り出すビートに乗せて、タカコが奏でるしなやかなピアノに、マウロ・イウラートのヴァイオリンが時に寄り添い、時にささやきを交わす。「愛の聖人の日」にふさわしいクラシックmeetsジャズ。甘さとスリルを含んだその味わいを、今ひとたび、ご賞味あれ。



(2015年1月16日更新)


Check
「ネオ・クラシック」左よりM・ブレイシー(ds)、タカコ・イネス・アサヒナ(p)、T・ポズナー(b)

ネオ・クラシック CLASSIC×JAZZ Vol.2

〈St.Valentine ~様々な愛の姿~〉

●2月10日(火)19:00
ザ・シンフォニーホール

S-5000円 A-4000円 B-3000円 
チケット発売中 Pコード238-958
※チケットぴあではプラチナ券・パーティー券は取り扱いなし。

【出演】
タカコ・イネス・アサヒナ(p)
マーティー・ブレイシー(ds)
トーマス・ポズナー(b)
【スペシャル・ゲスト】
マウロ・イウラート(vl)

【プログラム】
ヴィヴァルディ:四季~冬
ショパン:マズルカ op.17
リスト:ラ・カンパネラ
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
ビゼー:カルメンより
デューク・エリントン:キャラバン
マル・ウォルドロン:レフトアローン ほか

【問い合わせ】
ザ・シンフォニー チケットセンター■06-6453-2333
エス・ピー・エース■06-6204-0412