ザ・フェニックスホールで行われる
大阪市音楽団「ファミリーコンサート」
公開リハーサルのお知らせ!
日本で最も長い歴史を持ち、「市音(しおん)」の名で親しまれる交響吹奏楽団、大阪市音楽団が8月3日(日)、大阪市のザ・フェニックスホールで「大阪市音楽団 ファミリーコンサート」と題する演奏会を行う。
今年4月、大阪市直営から「一般社団法人大阪市音楽団」へと舵を切った「市音(しおん)」。宮川彬良氏を音楽監督に、秋山和慶氏を芸術顧問に新たに迎えた。このコンサートは民営のプロ吹奏楽団としての演奏活動を模索する彼らと、301席の室内楽ホールとしての可能性を追求するザ・フェニックスホールの取り組みが一致したもので、大阪市音楽団の定番コンサートのひとつとして定着させたい意向だ。両者のさらなる展開として来年度からは、木管五重奏、金管五重奏など吹奏楽ならではの多彩な編成を用いた室内楽演奏会の実施も予定されている。
チケットの売れ行きは上々。このたび完売となったが、大阪市音とザ・フェニックスホールでは、より多くの人にこのコンサートを知ってもらいたいという希望から、当日、公開リハーサルを行うことを決定した。
「42人編成の吹奏楽ですから、リハーサルとはいえ迫力はあります。お客さまとの距離も近い。フェスティバルホールやザ・シンフォニーホールで聴く時とはまた違った“吹奏楽ライブハウス”といったような感覚で楽しんでいただけると思います。新しい『市音(しおん)』の演奏に、たくさんの人に触れてもらいたい」。楽団長の延原弘明氏はそのように語る。公開リハーサルはコンサート当日、8月3日の午前10:30から。本番さながらの熱のこもった演奏が期待できる。入場はがきが必要となるので、事前に右記の要領でザ・フェニックスホールチケットセンターまでお申込みを。
第108回定期演奏会より シズオ・Z・クワハラ氏を指揮に迎える。
(6月25日フェスティバルホール)
(2014年7月15日更新)
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