プライベートでも一緒に過ごしていた阿部と板垣の仲の良さが滲み出る映画『ツーアウトフルベース』大阪での舞台挨拶に主演の阿部顕嵐と板垣瑞生らが登壇！ - NEWS

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プライベートでも一緒に過ごしていた
阿部と板垣の仲の良さが滲み出る
映画『ツーアウトフルベース』大阪での舞台挨拶に
主演の阿部顕嵐と板垣瑞生らが登壇！

『レディ・トゥ・レディ』の藤澤浩和が監督を務め、『ミッドナイトスワン』の内田英治が脚本を担当した青春映画『ツーアウトフルベース』が梅田ブルク7ほか全国にて上映中。甲子園出場という破れた夢を引きずる元高校球児イチとハチのふたりが、町のヤクザと不良グループとの厄介事に巻き込まれたことをきっかけに、輝かしい過去を思い出し、絶体絶命の状況から抜け出そうと奮闘する姿を描く。

7ORDERの阿部顕嵐が主演を務め、板垣瑞生、工藤遥、諸星翔希、渡部龍平、渋川清彦らが共演している。そんな本作の公開を記念し、3月27日(日)、次から次へと訪れるピンチに立ち向かっていく主人公のイチに扮した阿部顕嵐と、イチの野球部時代の相棒であり腐れ縁のハチを演じた板垣瑞生、そして藤澤浩和監督が登壇し梅田ブルク7で上映前に舞台挨拶を行った。

大阪をイメージし、梅田という地名にかけて梅の花の刺繍をあしらった衣装で登場した阿部。板垣は舞台上で初めて聞いたようで、心底驚きながらも「めっちゃ綺麗」と称賛していた。

阿部が演じたイチへの思いを聞かれると「自分も昔はイチとハチと同じように1日1日に向き合ってなかったと思いますが、最近は休みの日は寝ようとか出掛けようとか1日1日を大事にすることを心掛けています」と珍回答。すると板垣は「寝る予定をたてる人間がいることに対して疑問符が」と、笑いながら突っ込んでいた。

また、ハチのキャラクターについて聞かれると板垣は「イチとハチの関係性ができてしまえば大丈夫だと思っていたので、現場でその時その時を生きることを心がけていました」と話すと、阿部も「役との境目が全くなかったから、撮影の延長線上でプライベートでも一緒にいました」と板垣との仲の良さが伝わってくるコメントを披露。

そして、劇中に登場するイチの宝物にちなみ、ふたりの宝物を尋ねられると阿部は「物は買えるから、買えないものが宝物だと常々思っているので、時間と人との関係性が宝物です」と真面目に答える一方で、板垣が「これが終わった後に顕嵐にもらう革ジャンです」と阿部が着ている革ジャンをもらう予定だと笑わせると、すかさず阿部が「こいつ、家に遊びに来た時もこれを着て帰ろうとするんです」とクレーム。すると板垣は「こいつはやめて」と言いつつ、「本当の宝物はこの映画の最後のシーンで着ている青い革ジャンです。それを着ると元気がでます」と話していた。

さらに、本作が青春映画であることから青春を感じた瞬間について聞かれると板垣は「さっきエレベーターの中で顕嵐がちょっかいをかけてきて、その感じが劇中のイチとハチの関係性みたいで、青春しているなと思いました」と劇中のイチとハチ同様、本当に仲睦まじい様子が伝わってきた。阿部は「撮影中は暑くて、海も近かったので青春していたな」と撮影に思いを馳せていた。

最後に、藤澤監督が「ある映画監督の「映画作りはお祭りと一緒」という言葉があります。皆さんもこの映画を気に入っていただければ、このお祭りに参加してください」、板垣は「めっちゃ面白いので、皆で笑って観て楽しんでください」、阿部が「昨日、今日と舞台挨拶をさせていただき、たくさんの方に来ていただけて有難いことだと思っています。めちゃくちゃ面白いから楽しんで観て」と語り、舞台挨拶は終了した。