Sexy Zoneの佐藤勝利、
King & Princeの高橋海人登壇！
映画『ブラック校則』大阪舞台挨拶レポート

Sexy Zoneの佐藤勝利とKing & Princeの高橋海人が初共演した青春映画『ブラック校則』が、大阪ステーションシティシネマほか全国にて上映中。髪形や服装、行動に至るまで、必要以上に学生を縛る“ブラック校則”と闘う高校生たちの姿を描く。メガホンを取るのは『いちごの唄』で映画監督デビューした新鋭・菅原伸太郎で、『セトウツミ』の原作者・此元和津也がオリジナル脚本を手がけ、世間では常識とされている理不尽な物事に立ち向かっていく高校生の姿を活写する。本作の公開を記念し、映画単独初主演を果たしたSexy Zoneの佐藤勝利と映画初出演となるKing & Princeの高橋海人が登壇し、11月3日(日)、なんばパークスシネマで上映後に舞台挨拶を行った。

まずは、佐藤が「難波に来られて嬉しいかぎりです。『ブラック校則』はすごく熱を込めて作った作品です」、高橋が「僕も難波に来られて嬉しいです。今日は皆さんに温かい目で見ていただけたらな、と思います。僕たちの顔と声を焼き付けて帰ってくれたら嬉しいです」と挨拶。既に梅田で2回の舞台挨拶を終え、難波に移動しての舞台挨拶となった回だけに、「難波に来られて嬉しい」と語ったふたり。それを受けて難波の印象を尋ねると、佐藤は「難波ってどこですか？」とまさかのコメント。観客からは笑い声が。続けて佐藤は「ツアーで毎年、3月30日に大阪に来るんですが、マリウスが誕生日なので、大阪に毎回メンバーの誕生日祝いに来ているような感覚です」と語っていた。

そして、公式ツイッターで募集していた「お互いが気になるお互いのクセ」について聞かれ、佐藤が高橋に対して「めちゃくちゃあるぞ」と言うと、高橋は「え!?クセない人だと思っていたんだけど」と返答。すかさず佐藤は「クセだらけだぞ」と返し、「普通の人は時間を聞く時に、いま何時？という聞き方をすると思うんですが、海人は時間を聞く時に毎回「何時半？」って聞くんです。ずっとそれが気になっていて」と詰め寄り、MCが高橋に「自覚症状あります？」と問うと、高橋は「自覚症状あります。理由は特にないんです。ただ、自分が面白いなと思って言っているだけです(笑)」とあっけらかんと答え、場内からは笑い声が起こっていた。一方、高橋から見た佐藤は「勝利くんは育ちが良すぎて、顔も完璧すぎてクセを探す余裕がなかったです(笑)」と佐藤の完璧ぶりを誉めていた。さらに、会場からも質問を募集すると「大阪で好きな食べ物は何ですか？」と聞かれ、高橋は「たこ焼きですね。さっきも楽屋にたこ焼きが置いてあって、勝利くんが食べている姿を見て美しいなと思っていました(笑)」と、どこまでも佐藤を絶賛していた。

最後に、高橋が「この作品と舞台挨拶のために大切な時間を使っていただいてありがとうございます。この作品は、僕が初めて出させていただいた映画で、初めてながら頑張って励んだ作品です。これから観られるんでしたっけ？」と、最後になってもまさかの天然発言。上映後だということを確認し、「観てくれてありがとうございます。何回観ても楽しい映画だと思いますので、色んな人にすすめてもらえると嬉しいです」、佐藤が「この映画は言葉の向こう側を想像するような、想像力を試される映画だと思います。それがこの映画の良さだと思うので、またドラマやHuluも見返してもらうとより深くわかっていただけると思います」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。

取材・文／華崎陽子

（2019年11月 5日更新）