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福井県・美浜町が舞台の映画
『サクラサク』が台湾で上映決定!

さだまさしの文庫『解夏』に収録されていた短編小説を映画化し、2014年に全国公開された『サクラサク』が、8月9日(金)より台湾で上映される。仕事は順風満帆ながら妻や子どもたちとの関係が冷え切ってしまった主人公が、同居している父親が認知症を発症したことを機に、家族と共に父の故郷へと旅に出る姿を描く。主人公を緒形直人が演じるほか、南果歩、藤竜也が出演した感動作だ。

台湾上映の際のタイトルは、『櫻花開了』。8月23日(金)までの15日間の予定で上映され、上映される映画館は台北市で5館、台湾第2の都市高雄市で2館、その他、新北市2館、桃園市、台中市、台南市で各1館の台湾全国計12館で同時上映される。中でも台北では、普段は台湾映画を中心に上映している、歩行者天国として知られる繁華街の漢中街にある人気の映画館・喜満客絶色影城で上映され、日本統治時代には栄座と呼ばれ、多くの日本人が訪れる映画館でもあることから期待値が高いことが伺える。

公開3日前の8月6日(火)には、その喜満客絶色影城で台北の政府、観光、映画関係者などを招待してプレミアム上映会が行われ、7日(水)にも高雄市でプレミアム上映会を開き、台湾上映を盛り上げる。両プレミアム上映会には、主人公の妻を演じた南果歩、田中光敏監督が登壇し舞台挨拶を行う予定となっている。

台湾でも認知症は社会的に問題となっており、『サクラサク』は多くの台湾の人々に関心を投げかけていくことになるだろうと、台湾の映画関係者の間で話題になっているそう。本作の舞台となった美浜町の姉妹都市縁組先の台湾・石門区の方々の協力を得て、台湾公開を迎えることもあり、現美浜町長戸嶋秀樹氏と、前の町長山口治太郎氏ら美浜町関係者もプレミアム上映会に同席することになっている。

美浜町では「美浜町が舞台となった『サクラサク』の台湾上映により、台湾の方がひとりでも多く美浜に来てほしい」と呼びかけている。




(2019年7月19日更新)


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Movie Data

(C)2014「サクラサク」製作委員会

『サクラサク』

出演:緒形直人、南果歩、藤竜也
美山加恋、矢野聖人、大杉連
津田寛治、NAOTO
原作:さだまさし
主題歌:さだまさし「残春」
脚本:小松江里子
監督:田中光敏

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