約1000個分の大きさの巨大たこ焼きに
永瀬&清原&神宮寺が大興奮!
映画『うちの執事が言うことには』
大阪舞台挨拶レポート
シリーズ累計発行部数110万部を超える高里椎奈によるミステリー小説を映画化した『うちの執事が言うことには』の公開を記念し、5月19日(日)、社交界の名家・烏丸家の新たな当主になった18歳の青年、烏丸花穎(からすま・かえい)を演じたKing & Princeの永瀬廉、仏頂面で感情を表に出さないけれど、誰よりも烏丸家のことを思う執事・衣更月に扮したNHK連続テレビ小説「なつぞら」での好演も話題の清原翔、そして大学生でありながら企業家の赤目刻弥を演じ、映画初出演を果たしたKing & Princeの神宮寺勇太と久万真路監督が登壇し、上映後に梅田ブルク7で舞台挨拶を行った。
烏丸家の新たな当主となった18歳の青年、烏丸花穎が、不本意にも主従関係を結んだ若き執事・衣更月に苛立ちながらも、徐々に信頼関係を育み、烏丸家を襲う危機に共に立ち向かう姿を描く本作。映画初主演となった永瀬や清原、神宮寺ら若手俳優のフレッシュな共演も話題となっている。
まずは、関西での舞台挨拶について永瀬に感想を聞いてみると「関西の方々にこうやって観ていただけるのは嬉しいですし、中学からの知り合いなので照れくささもありますが、何よりも地元の子達が観てくれたことが嬉しいです。大阪で上映して、舞台挨拶ができることに喜びも感じていますし、もしかしたら皆さんよりもテンションが高いぐらいです。それぐらい嬉しい気持ちが溢れています」と初主演作を知人が観てくれる喜びを最大限に表現していた。清原も「昨日の舞台挨拶も全国で中継していただいて、きっと僕が想像しきれないぐらい、いろんな方に観ていただけていると思うのですごく嬉しいです」と公開を迎えた喜びを語っていた。また、大阪の印象について質問が及び、神宮寺が「うちわが派手ですね。僕の勝手なイメージですが、大阪は派手な人が多いイメージがあるんですよね。ポスターにラメを入れたり、デコったりしていますもんね。デコリがすごい」と言うと、永瀬が「それだけ見てほしいってアピールしているんですよ」とフォロー、神宮寺が「それだけ時間をかけて作ってくれたっていう愛情が伝わってきますよね。ありがとう」とファンへの感謝を述べていた。
そして、久万監督に永瀬の演技について聞くと、「撮影に入る前に永瀬君が「プライベートでも涙が出なくて、泣けないんです」と不安げに言っていたんですが、ラストシーンを撮る時にボロ泣きしていたんです。それを見て、永瀬君が花穎になったんだなと感じました。テストの時から泣き始めていて、ちょっと感情を抑えてと僕が言うぐらい泣いていたので、お芝居ではなくて本当に花穎になりきったんだと思いました」と絶賛。永瀬は、「すごく褒めてもらったので、この後飲みに行きたいです(笑)。プライベートでも感情はあるんですけど、全く泣けなくて。この涙袋はいったい何のためにあるんだろって思うぐらい、涙が出てこないんですけど、あのシーンのことを監督に褒めていただいたのは本当に嬉しいです」と褒めてもらった喜びを表現していた。
また、それぞれにとっての地元の味に質問が及ぶと、永瀬は「僕はおでんですね。友達のお好み焼き屋さんのおでんがすごく好きなんです。そのお店は、イケメンはタダにしてくれるので僕はお金を払ったことがないんですけど(笑)。そこのおでんを食べると、大阪に帰ってきたなと感じます。第2の母の味ですね、僕にとって」と語り、清原が「僕は湘南出身なので、しらすですね。生のしらすは苦味が強いので、ゆでたしらすです」と話すと、永瀬は、湘南乃風の代表曲「純恋歌」の歌詞にからめて「パスタ作る人が好き? やっぱり家庭的な人が好き?」と茶々を入れる場面も。一方、神宮寺は「僕はまぐろですね。まぐろの赤身が好きなんです。中トロや大トロが好きな人も多いと思うんですが、本当に美味しいのは赤身なんです」と、まぐろの赤身の美味しさについて熱弁していた。
最後に、地元の味にちなみ、大阪ならではの味としてたこ焼き約1000個分、直径30cm強のジャンボたこ焼きがサプライズで登場すると、3人は「やば!でかっ!本物? すごい!僕の顔より大きい」と興奮気味。その大きなたこ焼きとフォトセッションを行った後、永瀬が「僕の初主演映画が、僕の大好きな場所で大好きな皆さんに観ていただけることが本当に嬉しいことですし、こうやって僕たちがお仕事をできるのは皆さんの応援のおかげなんだと、改めてこの映画を通して感じることができました。僕たちが愛して作ったこの作品をたくさんの方に愛していただけると嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2019年5月20日更新)
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