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高杉真宙&安田聖愛が登壇!
映画『笑顔の向こうに』
公開記念大阪舞台挨拶レポート

日本歯科医師会の全面協力のもと製作された“歯科医療”をテーマとした人間ドラマ『笑顔の向こうに』の公開を記念し、2月16日(土)、主人公の若き歯科技工士・大地を演じた高杉真宙と、大地の幼なじみで歯科衛生士の真夏に扮した安田聖愛が登壇し、大阪ステーションシティシネマで上映後に舞台挨拶を行った。
 
歯科医療の現場を舞台に、歯科技工士の道を歩む主人公・大地の挫折と葛藤、そして成長を描く本作。『十二人の死にたい子どもたち』や『君の膵臓を食べたい』など、出演作が相次ぎ、活躍目覚しい高杉真宙が主演を務め、第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンオーディション2010でグランプリを受賞した安田聖愛がヒロインを務めている。
 
まず、大阪の印象を聞かれると、高杉が「大阪は本当に食べ物が美味しいですよね。それが一番の楽しみです。今年に入ってからずっとたこ焼きが食べたいと思っていたんですが、なかなか食べる機会がなくて。ようやくさっき食べました。今日食べられるかな?食べられないかな?と思っていたので、嬉しかったです。大阪を歩いたことがないので、食べ歩きしたいですね。食いだおれるまで食べられるかわからないですが、食いだおれたいです(笑)」と嬉しそうに話していた。
 
そして、それぞれが演じた歯科技工士と歯科衛生士という職業について聞かれると、歯科技工士に扮した高杉は「僕は、この映画で初めて歯科技工士という職業を知ったので、自然に見えるように、違和感がないようにと思って、たくさん練習をしました。歯科技工士について知る機会をいただけて嬉しかったです」と語り、歯科衛生士を演じた安田は「私の姉が歯科衛生士なので、そんなに遠い職業だとは思っていなかったんですが、姉が働く歯科クリニックに見学に行った時に、すごく勉強させてもらいました。でも、資格のない私が施術シーンをやることがすごく怖くて、恐怖体験をしたような感覚でした」と、それぞれの職業を演じる苦労を語っていた。
 
また、高杉と安田は高校時代の同級生だったそうで、初めての共演で幼なじみという役柄に戸惑った部分もあったようで、高杉は「同級生と言っても、80人ぐらいいますし、すごく親しいともすごく親しくないとも言えない距離なので、ただただ気恥ずかしかったです。最初は緊張と恥ずかしさでいっぱいでした」と語ると、安田は「私はやりづらかったです。知っているからこそ、言えることもあったんですが、いざデートシーンや喧嘩のシーンをやる時はやりづらかったです」と、同級生ならではの共演の苦悩を吐露していた。
 
最後に、安田が「歯科衛生士や歯科技工士になりたい人が少ないようなので、この職業について知らない方も多いと思うんです。この映画をきっかけにこの職業について知って、なりたいと思うきっかけになると嬉しいです」、高杉が「歯科技工士という職業を僕が初めて知ったように、知らない方に知ってもらえたら嬉しいです。また、今回演じた大地という役は、あんまり共感することができない役でした。でも、思いやりが足りない大地を演じたからこそ、思いやりの大切さにも気づくことができました。そういう気持ちがたくさんの人に伝わると嬉しいです」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
 
取材・文/華崎陽子



(2019年2月18日更新)


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Movie Data

(C)公益社団法人日本歯科医師会

『笑顔の向こうに』

▼大阪ステーションシティシネマほか全国で上映中
出演:高杉真宙、安田聖愛
   辻本祐樹、西方凌
   濱田英里、ayanonono
   木村祐一
監督:榎本二郎

【公式サイト】
https://egao-mukou.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/177231/