日本語吹き替え版ニュート役声優・
宮野真守がニュートの扮装で登場!
『ファンタスティック・ビーストと
黒い魔法使いの誕生』舞台挨拶レポート
『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第2弾となるファンタジー大作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開に伴って実施された、“日本中に魔法をかけよう”キャンペーンで見事、大阪が1位に輝いたことを記念し、12月16日(日)、日本語吹き替え版でエディ・レッドメイン演じる主人公・ニュート役の声優を務めた宮野真守が登壇し、大阪ステーションシティシネマで舞台挨拶を行った。
パリとロンドンを舞台に、主人公ニュートがダンブルドア先生とタッグを組んで、逃げ出した強大な敵グリンデルバルドを追うさまを描き出した本作。若かりしダンブルドアを演じるジュード・ロウをはじめ、新たなキャラや魔法動物の登場など、様々な要素が話題を呼び、日本でも3週連続週末興行収入ランキング1位を記録し、興行収入も45億円目前に達するなど、大ヒットを記録している本作の、大阪で行われる初めての応援上映に、宮野が舞台挨拶で登壇するということもあり、場内からは早くも熱気がただよっていた。
まるで劇中から飛び出したように、トランクと魔法のつえを持って宮野が登場するや、大きな声援があがり、吹き替え版でも披露しているニュートの声で、「ニュ、ニュ、ニュート役の宮野真守です」と挨拶すると、さらに大きな歓声があがっていた。さらに、宮野が持っていたトランクについてMCが質問すると、なんとトランクの中にはニフラーが。これにも場内からは大きな驚きと共に拍手が沸きあがっていた。「これは、限定1000個で発売されていた前作のDVDボックスの特別バージョンについていたトランクで、シリアルナンバーが、僕の誕生日の608なんです!」と宮野が話すと場内からは大きな拍手が起こっていた。その後も、ニフラーが財布から小銭を盗んだり、トランクに入りたくないと暴れるニフラーの姿など、劇中にも登場するニュートとニフラーの絡みを再現してみせるなど、登場するやいなやサービス精神旺盛に場内を盛り上げていた。
そして、既に本作を観たファンから、特に反響の大きいティナとニュートのシーンを、宮野がニュートを、観客がティナを担当し、再現してほしいとMCから伝えられると、宮野は「ええで」となぜか大阪弁で快諾。観客からは悲鳴にも似た歓声があがっていた。宮野がニュートの台詞を言った後に観客がティナの言う「サラマンダー」を言うことになり、実際に目の前で宮野がニュートの台詞を披露すると、観客は見事なタイミングで「サラマンダー」と返していた。
最後に、宮野が「短い時間でしたが、皆さんが『ファンタスティック・ビースト』を応援してくださっている気持ちがすごく伝わってきました。ひとつひとつの僕の言動に反応してくださっているということは、本当に隅々まで楽しんでくださって、『ファンタスティック・ビースト』のファンになっているからだと思います。僕は声優として作品に参加しただけなんですが、僕自身がこの作品の大ファンになっていますし、ここに立たしていただける幸せをかみ締めています。皆さん、今日は思う存分ニュートたちを応援してください!」と挨拶し、舞台挨拶は終了した。
取材・文/華崎陽子
(2018年12月17日更新)
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