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国民的画家と謳われた東山魁夷
京都では30年ぶりとなる大回顧展

 自然と真摯に向き合い、思索を重ねながら日本の美しい風景を描いた東山魁夷の生誕110年を記念した展覧会「生誕110年 東山魁夷展」が、8月29日(水)より京都国立近代美術館にて開催される。
 
 本展では代表作である《残照》《道》《緑響く》のほか、ヨーロッパや京都の古都の面影を描いた風景画など約80点の本画や習作により、国民的画家と謳われた東山魁夷の画業の全貌をたどる。また、構想から完成までに10年を要した東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)を再現展示。御影堂の修理に伴い、障壁画も今後数年間は現地でもみることができないため、御影堂内部をほぼそのままに間近に見ることができる大変貴重な機会となる。
 
 京都での開催は30年ぶりとなる、本格的な大回顧展。ぜひこの機会にその魅力に触れてほしい。



生誕110年 東山魁夷展
発売中 Pコード:769-096
▼8月29日(水)~10月8日(月・祝) 
京都国立近代美術館 
前売一般1300円 大学生900円 高校生400円 
前売ペア券1200円(1名分) 音声ガイド付き前売券1800円 
当日一般1500円 大学生1100円 高校生600円 
※9:30~17:00(金・土曜~21:00)。入館は閉館の30分前まで。月曜休館、祝日・振替休日の場合は開館、翌火曜日休館。
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその付添者1名は無料(要証明)。本料金でコレクション展もご覧いただけます。
京都国立近代美術館
075-761-4111

(2018年7月 2日更新)


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《道》 1950年、東山魁夷、東京国立近代美術館蔵
《花明り》 1968年、東山魁夷、株式会社大和証券グループ本社蔵
《夕星》 1999年、東山魁夷、長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵