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同時代に活躍した神戸を代表する作家
小磯良平と吉原治良の展覧会が開催。

 日本における具象絵画の巨匠、小磯良平、そして具体美術協会を率いた抽象絵画のパイオニア、吉原治良。神戸・阪神間を拠点に同時代に活躍した2人の作家の展覧会「小磯良平と吉原治良」展が、3月24日(土)より兵庫県立美術館にて開催される。
 
 東京美術学校を主席で卒業した小磯良平に対し、ほぼ独学で絵画技法を学んだ吉原治良。対照的な2人だが、ともに戦前から戦後の昭和に神戸・阪神間で活躍した作家だ。同展では彼らの作品を時代ごとに並置し、その同時代性や地域性から垣間見れる、彼らの対照性と類似性を明らかにする。
 
 160点に及ぶ油彩画に加え、資料類もあわせてそれぞれ初期から晩年までの作品を時代を追って紹介。偉大なるモダニストとしての2人の画業を再確認できる機会となる。



「小磯良平と吉原治良」展
▼3月24日(土)~5月27日(日)
兵庫県立美術館
前売一般1100円 大学生700円 70歳以上550円 
当日一般1300円 大学生900円 70歳以上650円  
※10:00~18:00(金・土~20:00)。入場は閉館の30分前まで。月曜休館。ただし4/30は開館、5/1は休館。高校生以下無料。※障がいのある方(70歳以上を除く)は各当日料金の半額。その介護の方1名は無料。割引を受けられる方は、証明できるものをご持参のうえ、会期中に美術館窓口で入場券をお買い求めください。
兵庫県立美術館
078-262-0901

(2018年2月16日更新)


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