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世界3大美術館のひとつ、
エルミタージュ美術館の名品が来日!

 世界3大美術館のひとつ、エルミタージュ美術館から、その中核となる名品が揃う「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が、10月3日(火)より兵庫県立美術館にて開催。
 
 ロシア帝政時代の首都、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、絵画作品約1万7千点を含む、コレクション310万点を誇る世界有数の美術館。本展では、この膨大なコレクションの中でも特に充実している、16~18世紀に活躍した「オールドマスター」の絵画85点を紹介する。
 
「昔日の巨匠」を意味する「オールドマスター」とは、西洋美術の歴史において揺るぎない評価を得た作家たちのこと。16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハなどから17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどを経て、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至る巨匠たち。こうした西洋美術の歴史を歩いて辿るような豪華作品が勢ぞろいするのが見どころだ。
 
 エルミタージュ美術館の創立は、1764年、エカテリーナ2世がベルリンの実業家ヨハン・エルンスト・ゴツコフスキー(1710-1775)から317点の絵画を取得した年とされている。彼女は、親しい人々にこれらの美術品を見せる場所を作り、そこを“エルミタージュ(フランス語で「隠れ家」の意)”と呼んだ。その絵画収集の歴史や、名画の裏側に隠された想いを知ることも、本展の楽しみと言える。



大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
発売中 Pコード:768-140
▼10月3日(火)~2018年1月14日(日) 
兵庫県立美術館 
超早割ペアチケット1100円(1名分) 
早割チケット1200円 
前売一般1400円 大学生1000円 
当日一般1600円 大学生1200円 
※10:00~18:00(金・土曜~20:00)。入館は閉館の30分前まで。月曜、10/10、1/9、年末年始(12/31、1/1)休館。ただし10/9、1/8は開館。高校生以下無料。障がいのある方(70歳以上除く)は各当日料金の半額、その介護の方は無料。
兵庫県立美術館
078-262-0901

(2017年7月28日更新)


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