年に一度の大相撲春場所の開催に合わせて『お相撲展 大阪場所2017』が、3月11日（土）より、大阪・松屋町のカレー店「アララギ」にて開催される。

 

　横綱・稀勢の里の誕生で盛り上がりを見せる大相撲。昔から“荒れる春場所”と呼ばれる大阪場所に注目が集まる中、既にこちらも大阪の春の風物詩となっているアート展がこちら。さまざなアーティスト・作家が「お相撲」に関する作品を展示。アート作品を通して、あまり相撲に馴染みがない人にとっても、新たな相撲の見方を提供してくれる内容となっている。今年は会場をdigmeoutART&DINERからアララギに移しての開催。

 

　そして、大相撲春場所の初日となる3月12日（日）には、「トークイベント お相撲展トーク2017」も開催される。出演は、例年同様に作品も出品する安斎肇や能町みね子など豪華メンバー。初日の幕開けとともに、今場所の展望などそれぞれの目線から大相撲を語るトークとなりそう。

 

　大相撲には迫力のある取り組みはもちろんのこと、神事に由来するがゆえ、様々な日本古来の伝統を受け継ぎ、化粧まわしや行司の装束など美術的観点からも多い。取り組みだけに限らないさまざまな見どころを有するのが国技・大相撲。本展は、大相撲ファンはもちろんのこと、相撲を知らない人こそ、その魅力に触れ楽しむことができるものとなっている。