NEWS

ホーム > NEWS > フランス漫画文化の伝統を通して ルーヴル美術館の魅力に迫る。

フランス漫画文化の伝統を通して
ルーヴル美術館の魅力に迫る。

 日本やフランスなどの才能豊かな漫画家たちを招待しルーヴルをテーマに自由に作品を描いてもらう「ルーヴル美術館BDプロジェクト」。そのプロジェクトの全容を紹介する展覧会『ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」』が、12月1日(木)よりグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて開催される。
 
 諸説あるが、フランスにおける芸術の序列は「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされており、その9番目の芸術とも呼ばれるのがフランスの漫画文化「バンド・デシネ」(BD)。バンド・デシネは大衆的な作品がある一方で、絵画のように緻密で技巧に富んだ作品が多いことも特徴。現在も進行中の「ルーヴル美術館BDプロジェクト」は、「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるために企画され、すでに12作品が出版されている。本展では、原画やネーム等約300点のほか、特別映像やインスタレーション等を公開。日本からは、荒木飛呂彦、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリが参加。
 
 総勢16人の漫画家が描く、16通りのルーヴル。ルーヴル美術館と漫画家たちの華麗なるコラボレーションに注目だ。



ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」
9月17日(土)チケット発売 Pコード:767-765
▼12月1日(木)~2017年1月29日(日) 
グランフロント大阪 北館B1F ナレッジキャピタル イベントラボ 
前売一般・大学1400円 高・中学生1000円 小学生400円 
ペア券1100円(1名分) 
グッズ付チケット1500円 
当日一般・大学1600円 高・中学生1200円 小学生600円 
※11:00~18:00。入館は閉館の30分前まで。12/31、1/1は休館。未就学児童は入場無料。障がい者手帳をお持ちの方と付添者1名は当日料金の半額(入館の際に証明できるものをご提示ください)。
ハローダイヤル
050-5542-8600
 
※参加アーティスト
ニコラ・ド・クレシー、マルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ベルナール・イスレール(画)&ジャン=クロード・カリエール(作)、荒木飛呂彦、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、フィリップ・デュピュイ(画)&ルー・ユイ・フォン(作)、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリ

(2016年9月13日更新)


Check
ニコラ・ド・クレシー/『氷河期』 ©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2005
マルク=アントワーヌ・マチュー/『レヴォリュ美術館の地下 -ある専門家の日記より-』 ©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2006
エンキ・ビラル/『ルーヴルの亡霊たち』 ©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2012
荒木飛呂彦/『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社