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染織の第一人者にして人間国宝
志村ふくみ作品展が開催中!

 京都国立近代美術館にて「志村ふくみ ─ 母衣(ぼろ)への回帰 ─」が開催中。これは、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、現代日本の染織分野に独自の世界を展開する志村ふくみを紹介する企画展。
 
 志村ふくみは1924(大正13)年、滋賀県近江八幡市生まれ。母の影響で織物を始め、平成2年(1990)には、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。草木からの自然染料で染められた糸によって織りあげられた作品は、国際的にも高く評価されている。本展では彼女の代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示。60年におよぶ創作の歩みを紹介するとともに、志村ふくみの魅力とその芸術の核心に迫る。
 
 会期中には講演会やキッズプログラムなども予定されている。詳細はウェブサイトにて確認を。



文化勲章受章記念 志村ふくみ -母衣(ぼろ)への回帰-
発売中 Pコード:767-176
▼2月2日(火)~3月21日(月・休) 
京都国立近代美術館 
前売一般700円 大学生350円 
当日一般900円 大学生500円 
※9:30~17:00。最終入館は閉館30分前まで。月曜休館、但し3/21(月)は開館。高校生以下、心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示ください)。本料金でコレクション展もご覧いただけます。
京都国立近代美術館
075-761-4111

(2016年2月 8日更新)


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