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数多くの資料や建造物が残された、
秘められた門跡寺院の歴史に迫る

 京都洛北、岩倉の地に所在する実相院。そこはかつて皇族や上級貴族出身の僧侶が住職となる門跡寺院であった。この、秘められた門跡寺院の歴史に迫る「実相院門跡展 -幽境の名刹―」が、2016年2月20日(土)より京都文化博物館にて開催される。
 
 諸方面から尊崇された実相院には、格式の高さが窺える数多くの資料や建造物が残されている。また、今年3月に京都市文化財に指定された「実相院文書」は、中世に遡る門跡寺院の歴史を鮮やかに描き出し、文化の重要拠点であったことを物語る文学書とあわせて、歴史資料として極めて高い価値を有している。
 
 さらに、江戸時代に活躍した狩野派の雄壮な襖絵や杉戸絵、表情豊かに気品溢れる仏像は、四季折々に美しい姿を見せる庭園とともに、その荘厳な空間を構成する。本展では、これらの資料を通して秘められた門跡寺院の歴史に迫る。



実相院門跡展 -幽境の名刹―
チケット発売中 Pコード767-111
▼2016年2月20日(土)~4月17日(日)*会期中展示替えあり
 前期展示 2月20日(土)〜3月21日(月・休)
 後期展示 3月23日(水)〜4月17日(日)
京都文化博物館
展覧会入場券+実相院拝観セット券(一般のみ)1100円
前売一般900円 大高生500円 中小生300円
当日一般1100円 大高生700円 中小生400円
※10:00~18:00(金~19:30)。入場は閉室の30分前まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)
京都文化博物館
075-222-0888

(2015年12月16日更新)


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