3月7日(土)からリニューアルした朝日放送『虎バン』にスペシャルナビゲーターとして俳優の佐藤隆太が就任する。出演中のナビゲーター・高野純一(ABCアナウンサー)やアシスタントの虎バンマネージャー(虎マネ)の折原あやの・海野ナルらとともに番組を盛り上げていく。

佐藤は今後不定期での『虎バン』レギュラー出演となり、3月21日(土)昼12時～午後12時54分の『虎バンSP(仮)』が初出演となる。また、当日は京セラドーム大阪で行われる「オープン戦　阪神対オリックス」で、虎バン・スペシャルナビゲーターとして始球式も務める。こちらの模様は当日の『虎バンSP(仮)』に引き続いて放送される「オープン戦中継」（昼12時54分～ABC生中継）でオンエアされる。

佐藤に虎バン・スペシャルナビゲーター就任依頼を受けた時の気持ちを尋ねると「普段は役者の仕事をしていて、いつもとは違う仕事の依頼でしたので、少し意外でしたが、憧れのタイガースの選手の声を聞けるチャンスですし、タイガース80周年の年に、自分もタイガースの熱を盛り上げることができるのは嬉しいことです」と喜びを隠せない様子。

ちなみにタイガースのファン歴はというと、子供の頃から“純粋なタイガースファン”だそうで、「ハッピを着て、神宮球場などに応援に行きましたし、実家には当時のタイガースグッズがたくさん残っています。(東京出身で)周りは巨人ファンが多かったのですが、当時タイガースはメチャクチャ強くて、個性的で魅力的な選手も大勢いました。その中でも特に真弓さんが凄く好きでした。一番打者でホームランを30本打つところがカッコ良かったですね」と思いの丈を語った。

最近の好きな選手はキャプテンの鳥谷選手。「プレースタイルが格好良くて、野球への向き合い方が魅力的です。単純にですが、打つ構え方などもかっこいいですよね。守備でのボールさばきもそうです」。

虎バン・スペシャルナビゲーターとして「ファンのみなさんと一丸となって優勝へたどり着けるようにエールを送りたいです。選手たちの一つ一つのプレーに一喜一憂しながら純粋に応援していきたいですし、純粋にファンの一人として背伸びせず、シンプルな見方をしていきたいです」と番組への姿勢を語り、選手の皆さんとの触れ合いも期待していると意欲的。「できるなら選手と何かゲームをするなどもいいですね。一流アスリートの、職人のような顔だけではなく、くだけた人間らしさを引き出したいです」と意気込んだ。

3月21日(土)のオープン戦(阪神vsオリックス)の始球式を「虎バン・スペシャルナビゲーター」として務めることに関しては、「始球式は過去、何度かやらせてもらっているのですが、一度も“どストライク”を投げられたことがないんです。一球しか投げられない!!　というプレッシャーが大きすぎて。何球か投げさせてくれないですかねえ(笑)。今までの始球式とは違って、『虎バン』の番組を背負っての始球式ですから“バチン！”といきたいです！　でもこういう時に限って、デッドボールになったりするんですよね。外角狙っていきましょうか(笑)」と楽しみにしている様子で笑みを浮かべた。