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OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」開幕!

今年、創立95周年を迎えたOSK日本歌劇団。恒例の大阪松竹座での「レビュー 春のおどり」が6月17日より始まった。

今年は1部に和物レビュー
『桜鏡~夢幻義経譚~(ゆめまぼろしよしつねものがたり)』、2部に洋物レビュー『Brilliant Wave(ブリリアントウェーブ) ~100年への鼓動~』という構成で、1部は尾上菊之丞が作・演出・振付を、2部は中村一徳が作・演出をそれぞれ担う。

『桜鏡~夢幻義経譚~』は源義経の一代記。踊りをメインに、歌と芝居で展開する。そして『Brilliant Wave ~100年への鼓動~』はタイトルにもあるように、様々な波を踊りで表現。踊りに定評のあるOSKだけに、躍動感溢れるエネルギッシュなステージに期待してほしい。

大阪松竹座のこけら落としに向けて、大正11年に前身となる松竹楽劇部として誕生したOSK日本歌劇団。いわば“ふるさと”でのステージに、団員たちも胸を弾ませる。製作発表でトップスターの高世麻央は「私たちの劇団が生まれた大阪松竹座で公演ができることに歴史の重みも感じながら、それ以上にうれしい思いでいっぱいです。OSKらしい良さをもっともっと多くの方に知っていただくため、(歌劇が)日本を代表するエンターテイメントの一つとして、もっとお客様に楽しんでいただけるようになりたいと思います。今年は100周年に向けての大きな橋をかけられるような、輝いた年にしないといけないと思っています。今年もレビュー「春のおどり」が上演できることに感謝しています。この感謝の思いをステージで完全燃焼できるよう、頑張っていきたいです」と笑顔で語った。

大阪から生まれたOSK日本歌劇団のステージをぜひ、楽しんでほしい。上演は6月25日(日)まで。



(2017年6月19日更新)


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OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」

▼6月17日(土)11:30/15:30
▼6月18日(日)11:30/15:30
▼6月19日(月)11:30
▼6月20日(火)11:30/15:30
▼6月21日(水)11:30/15:30
▼6月22日(木)11:30
▼6月23日(金)11:30/15:30
▼6月24日(土)11:30/15:30
▼6月25日(日)11:30/15:30

大阪松竹座

1等席-8500円

2等席-4500円

※日時・席種により取り扱いのない場合あり。4歳以上は有料。

[問]大阪松竹座
[TEL]06-6214-2211

大阪松竹座
http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/

写真左より、悠浦あやと、楊琳、高世麻央、桐生麻耶、真麻里都