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結成30年を超える日本屈指のエンターテイメント集団
THE CONVOY SHOWが新作舞台『asiapan』を発表!
主宰の今村ねずみにインタビュー

2016年に結成30周年を迎えた今村ねずみ率いるTHE CONVOY SHOW。2017年は新作舞台『asiapan』を引っさげ、2月25日(土)の東京公演を皮切りに全国を巡回、大阪は3月、森ノ宮ピロティホールに登場する。

新作『asiapan』は、アジアが舞台。遺跡に囲まれた街のゲストハウスを中心に、日本からやってきた中年男と、宿を訪れるバックパッカーや旅行雑誌のライター、現地の若者たちの姿をエネルギッシュに描いていく。このシチュエーションは今村が近年、アジア各地を旅してきた中でたどり着いた。

「ニューヨークとかウェストエンドとかに自分がやりたい世界がいっぱいあって、ずっとそこに触れたいと思っていましたが、この年になって自分の本当のオリジナルって何だろうって思って。そんなとき、たまたま香港、台北に行って、アンコールワットに行ったんです。そのとき、理由は分からないけど、初めて来た町なのに懐かしさとか、忘れかけていた感じとか、思うことがいっぱいあったんです。遺跡の近くの定食屋で自分の原風景を見たり。そういうことがあって、“あれ? 俺、ちょっと大事なこと忘れてないか?”って。遠くに行っていろんなことを追いかけてきたけど、だんだんアジアから日本に近づいてきている感があって。それで『asiapan』。アジアでジャパンを見ていたという作品になりました。舞台を観た方が、旅の風景というか、僕達と一緒に旅をしている感覚になってくれたら嬉しいですね」(今村)

この作品で新キャスト4人がオーディションで選ばれた。全員20代と、50代を超えるオリジナルメンバーとは親子ほど年が離れている。それだけに「今まで観てくださっている方にはすごく新鮮な感じに映るのでは」と語る。

「彼らは稽古場にいるというだけで緊張していて。ちょうど僕がコンボイショウをやり始めた年代で、そのがむしゃらさとかおじさんたちにはなくて(笑)。そういう姿がいい刺激になっています。新キャストが入ったことによって可能性は本当に広がると思います。舞台は生ものなので、そういう新しい血が入ったら絶対新しい細胞が動き出すし、新しい筋肉が芽生えるだろうし、肉体的にも精神的にもそうだし。そういった意味ではこの出会いは財産だと思っています」と続ける。

「全員が主役で全員が脇役」というスタイルはそのままに、歌あり、タップあり、ダンスあり、アクロバットあり、10人の男たちによる今まで以上のTHE CONVOY SHOWならではの“スーパーエンターテインメントショウ”を届けたいと意気込む。大阪公演は3月11日(土)・12日(日)の2日間、森ノ宮ピロティホールにて行われる。




(2017年2月 3日更新)


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THE CONVOY SHOW vol.32『asiapan』

発売中

Pコード:455-420

▼3月11日(土)13:00/18:00
▼3月12日(日)13:00

森ノ宮ピロティホール

全席指定-9800円

[作・構成・演出]
今村ねずみ

[出演]
瀬下尚人 石坂 勇 舘形比呂一 黒須洋壬 トクナガクニハル/
荒田至法 後藤健流 佐久間雄生 本田礼生/
今村ねずみ

※未就学児童は入場不可。

[問]キョードーインフォメーション
[TEL]0570-200-888

公式サイト
http://www.theconvoyshow.com/

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