ホーム > インタビュー&レポート > 一般観客が本当に面白いと思う作品と役者を 選出する「関西Best Act」のレポートが 演劇ライターの吉永美和子さんから到着! 2014年下半期の作品部門は ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』が1位に!
作品部門の第1位は、高層ビルのゲートを突破していく様子をひたすら見せていく、ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』。特に一般投票で圧倒的な支持を集め、2008年度上半期以来の1位に選出されました。「ダンジョンのゲームのような世界を、演劇ならではのアナログな仕掛けで見せ切ったのが秀逸。達成感より寂しさの方が強いラストに、劇団の成長を感じた」などの意見が。
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第2位は、伝説のコントユニットの15年ぶりの復活公演となった、ABCホールプロデュース公演 大田王presents『大田王2014ジゴワット』。「全員がいい大人になってもこんなバカをやることに感動した」「話でしか聞いたことのなかったコントをこの目で観られるとは!」と、15年前を知る者&知らぬ者の両層から絶賛されていました。 |
第3位は、10年ぶりに大阪での野外公演を行った維新派『透視図』。「失われた大阪の風景の再現と、走り回る肉体に感動。屋台村も含めて、演劇のパワーを再認識させた」という熱狂的なプッシュがあった一方で「あれは演劇ではなく“現象”では」という維新派らしい? 異論もあって、3位にとどまりました。
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(2015年3月 2日更新)
ICHIGEKIYA MASHUP PROJECT VOL.1
「GOLD BANGBANG!!」
4月17日(金)~20日(月)
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