ホーム > インタビュー&レポート > もうすぐ千秋楽! 2月14日(金)までなんばグランド花月で上演中の アメリカン・バラエティーショーを中川×隅田が語る!
こんなクオリティ高いこと、毎日やってんの!?(中川)
自分も同じステージで漫才をやってたなんて…!(隅田)
中川晃教(以下、中川):これは本当に観るべき! ヒントン・バトルさんは日本ではなかなか、観られない方です! ヒントンさんが歌った「ソフィスティケイテッド・レディ」も素晴らしかった! 隅ちゃんはどうだった? めんちょう中の隅ちゃん!
アジアン・隅田(以下、隅田):そうですね、めんちょう中の隅ちゃんはですね……いや、めんちょう中の隅ちゃんという紹介は要りませんから。とにかく楽しい! ずっと前のめりで、耳も目も鼻も毛穴も…。
中川:穴という穴全部じゃないですか。
隅田:全部しびれた!
中川:ミュージカルナンバーのメドレーも、日本ではなかなか聞けないよね!
隅田:そうですね。ミュージカルの看板も映像でいっぱい出てきて、本場で観ている感じになりました。よかった!
中川:何よりも本気だよね。そして本物。それを2時間半で堪能できる。日本にいながらこの本物を感じられるのは贅沢だし、ブロードウェイの魅力が体感できる。これはほかにはない!
隅田:観られないよね!
中川:クオリティが高いからこそ、何かなんばグランド花月(以下、NGK)がエンタテインメントの聖地になりつつあるのを感じましたね。
隅田:今日、NGKの出番やったんです。その後に、『AVB!』を観て、「あー、私、あそこで漫才やってた…。ええー!? ブロードウェイで漫才やってたんかな?」っていう感じになりました。同じNGKの舞台で、ヒントンさんが歌ってるところで漫才やってたよなぁ…っていう変な感じになりました。
中川:セットもすごくシンプルで、NGKってすごくいい劇場だなっていう発見もありました。最初はシンプルなのに、だんだんゴージャスに変化していくんだよね。すごくショーアップされてた。
隅田:すごいね。特別な装置もないのにね。
中川:うん、構成をすごく考えてるよね。飽きさせないし、次々と世界が見えて。玉手箱みたいにどんどん開いていく。
ミュージカルをやる者として、嫉妬します!(中川)
周りの目を気にせず、空気に乗っかりました!(隅田)
中川:前半と後半はがっつり別れる構成だけど、分かりやすいよね。この表現が正しいのか分からないんだけど、やってることはすごく高尚なんですよ。でもこれぞ音楽だし、これぞエンタテインメント! 計算つくして生まれたショーにようこそっていう準備が整ってるよね。あとは僕たちがそこに飛び込むか、飛び込まないか。この一期一会な感じが毎日、繰り広げられているかと思うと、すごくレベルが高いよね。バンドもいいね! 彼らに乗っかったら、未知の体験が待ってる。その扉はもう開かれているって感じだよね! そこに飛び込む一歩って、何だと思いますか? めんちょうさん!
隅田:そうですね、めんちょう隅田から言いますと、何でしょうね…。うまく言えないけど、私は舞台を観ている時に、自分から“わーっ”て乗るが苦手なんですよ。周りの目が恥ずかしいというか。でも、今日はそういうことを気にせず、空気に乗っかって…。
中川:Have a fun!ってことだよね! 第一部は割と王道で、第二部ではライブハウスのようにもなって。ショーとライブハウスの一体感が生まれる。こういう舞台を続けてやっていけば、興味がなかった人も、興味があったけど観られなかった人も、「あ、また来てる」「なんかすごいらしいよ」「でも大阪でしかやらないらしいよ」って必ず口コミで広がって、「観に行こう!」ってなると思う。まあ…ミュージカルをやっている者からしたら、ちょっと嫉妬だよね。NGKでこんなすごいことをやってるんだ!って。隅ちゃんはどう? ちょっと俺ばっかりしゃべってるから。
隅田:良かったシーン…?
中川:ずっと寝てたんですよ、横で。
隅田:寝るかアホ! 前のめりやったわ! お客さんを舞台に乗せるところはすごくいいなと思いました。楽しい。言葉がなくても分かるから。
中川:『AVB!』を観て、本当の楽しさを知ったお客さんが、次に日本の舞台を観た時にどう思うのかということを考えると、やっぱりこのクオリティに負けないものを、もっと高いところを目指していこうって感じた作品でしたね。嫉妬しますよ。よしもとさんでもっと、こういう舞台を作りましょう!
隅田:ミュージカルとお笑いの融合で。
中川:NGKでまた一緒に共演しましょう! 本当、『AVB!』はいいステージ。バラエティだよね。うまいだけじゃない、踊れるだけじゃない、プラスアルファの何かがそこにある。エンタテインメントとは、そういうものですよね。それを経験するためにいろんな仕事をしてるけど、隅ちゃんもそうじゃないですか? お笑いだけじゃない。背中に翼をつけたり、鼻にめんちょうつけたり。
隅田:ですよね~。
中川:そういうことをいっぱいやっているからこそ…。
隅田:中川さん? …その辺にしとけよ!
(2014年2月 5日更新)
Pコード597-894
▼2月5日(水)18:30
▼2月6日(木)18:30
▼2月7日(金)18:30
▼2月8日(土)19:00
▼2月9日(日)16:00
▼2月11日(火・祝)16:00
▼2月12日(水)18:30
▼2月13日(木)18:30
▼2月14日(金)18:30
なんばグランド花月
S席-8000円 A席-6000円
[出演][演出][振付]ヒントン・バトル
[出演]HIDEBOH/他
※未就学児童は入場不可。ビデオ・カメラまたは携帯電話での撮影禁止。出演者変更の場合あり。尚、変更に伴う払戻しなし。車椅子の方はチケット購入前にチケットよしもとコールセンター[TEL]0570(041)356まで要問合せ。公演中の飲食不可。
[問]キョードーインフォメーション
06-7732-8888
『HINTON BATTLE'S
AMERICAN VARIETY BANG!』
公式サイト
サービスエリア-7500円
カジュアルエリア -6000円
[問]ビルボードライブ大阪
[TEL]06-6342-7722