インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 「こっちはいつでも売れる準備はできてるんで(笑)」 メジャーデビュー、『オオカミちゃんには騙されない』、 『Dr.STONE』etc…この1年の葛藤も、溢れる才能も Rude-αの人生を詰め込んだ『23』インタビュー&動画コメント


「こっちはいつでも売れる準備はできてるんで(笑)」
メジャーデビュー、『オオカミちゃんには騙されない』、
『Dr.STONE』etc…この1年の葛藤も、溢れる才能も
Rude-αの人生を詰め込んだ『23』インタビュー&動画コメント

 昨年5月にメジャーデビュー以降、途切れることなく新曲を次々と配信し、夏にはAbemaTVの超人気恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』に出演。ティーンエイジャーの間で話題沸騰×SNSのフォロワーが激増したかと思えば、TVアニメ『Dr.STONE』のエンディングテーマ『LIFE』を手掛け、その波動は海外にも飛び火。MV&ストリーミングの再生回数の増加は留まるところを知らず、ライブのチケットは各地でソールドアウト続出と、ネクストブレイクを見据えその勢いを加速させる沖縄発のラッパーRude-αが、ついに初のフルアルバム『23』をリリースした。配信7曲にシングル曲も収録した1stにしてベストな同作は、Rude-αの底知れぬ才能とこの予感が本物であることを証明するかのように高らかに鳴り響く。取材の席で「このインタビューでちゃんと音楽的な部分を、おふざけとかは抜きで思ってることをガッツリ喋ろうって」とぶち上げたこの男、気合十分。新世代のラッパー、いやポップスターが、自身のスタンスと未来を刻んだ『23』を語る――!

 
 
本当に武道館とかデカいステージにグッと近付いた1年だった
 
 
――フィジカルのリリースとしてはメジャーデビューEPの『22』('19)以来ですけど、この1年はデビューイヤーというだけでは語れない濃さでしたね。
 
「メジャーデビューしたり、『オオカミちゃんには騙されない』に出たり、『Dr.STONE』のエンディングテーマに『LIFE』(M-7)が決まったり…いろんな出来事がありましたけど、本当に武道館とかデカいステージにグッと近付いた1年だったんじゃないかなと思いますね。振り返ると結構ターニングポイントがあった中でも特に、『22』とか配信で『wonder』(M-2)を出した辺りから、ちょっと“掴んだ”感覚があったんですよ。『オオカミちゃん~』に出たことによってわっと盛り上がって、いろんな人がライブに来てくれるようになったとは思いますけど、例えば大阪だったらそれ以前の段階でワンマンライブが完売したりもしてたので、始まり的にはそこなのかなって」
 
――しかも’19年の最後は、地元沖縄で大先輩のBEGINやMONGOL800たちとのカウントダウンライブで締めくくるという。そういう追い風の中での制作となった初のフルアルバム『23』を、ルード的にはどう捉えてたんですか?
 
「配信リリース限定で出してる曲もたくさんあったし、どこかいいタイミングでアルバムを作りたいなとは思ってたんですけど、前よりも聴いてくれる人は増えてると思うから、入りやすい、聴きやすい内容は結構意識しました。今ある曲を一旦まとめて、またここから状況が変わればいいなと思って作ったアルバムですね」
 
――結果、近年の代表曲を出し惜しみせずに収録したベスト的な内容になって。アルバムのリリースに先駆け配信された『アイスクリーム』(M-1)に関しては、“過去イチ自信がある曲”ということで、ここまで焦がれる相手がいるだけでも最高だなと思えるロマンティックな曲ですけど、この曲が生まれた過程を聞きたいなと。
 


「最初にデモを作ったとき、サビで“ドゥルルスタンセママセーイイェイ♪”とか適当に歌ってたんですよ(笑)。それが“君のせいで”に聴こえたところから歌詞を詰めていったら、やっぱりラブソングが似合うかなと思って、自分が中学生の頃とかにどういう恋愛をしていたか思い出して。俺、あいみょんさんの『君はロックを聴かない』('17)をいいと思う理由があって、音楽のことをよく知らない好きな子に、“この曲、カッコいいんだぜ”みたいに聴かせてた、自分の10代の頃の気持ちとすごくフィットするからあの曲が好きなんですよ。だから、聴いたときにそういう気持ちになる曲を作れたらいいなと思って。大人になればもっと違う恋愛の仕方もあるだろうけど、10代の頃ってお金もないし、好きな相手に何もしてあげられない。でも、ただただその子が好きで、毎日“学校に行きたくないな~”と思うのと同時に、その子に会いたいから行きたくなる、みたいな感情を描けたらいいなって」
 
――そういう感情は大人になるにつれ失いそうだから形にしておきたいのか。何なんでしょうね。
 
「人を思う気持ちだったり、そういう人間の本質みたいなもの…どっちかって言うと、今バーッと盛り上がるより何年か経ったときに、“あのとき聴いてた懐かしい音楽”みたいな、そういう青春時代を振り返る曲になればいいなと思って。この曲はすごくピュアな感情で、ストレートな言葉を使って作っていった感じですね」
 
――過去イチの仕上がりである自信は、トラックとリリックがバッチリハマった感覚から?
 
「そうですね。一見、ポップな曲なんですけど、サウンド的には自分の中にあるブラックミュージックが結構反映された曲になったと思ってて。平歌(=Aメロ、Bメロ等サビ手前までの部分)では早口のラップみたいなリズムを取りながら、サビで一気に抜く気持ちよさ、なおかつテーマも分かりやすくて、コア過ぎずちゃんとポップスのよさを持ってるバランスで、本当にうまく落とし込めたなって。ヒップホップとしてこの曲を聴いたら違うのかもしれないけど、自分が青春時代にいいなと思って聴いていたようなストレートなポップスになったし、グルーヴとか歌のニュアンスもハマった曲だったので。あとは、割と覚えやすいサビだし、やっぱりライブで観てもらえたら一番面白い曲なのかなって。その辺も考えながら作ってましたね」
 
――Rude-αってやんちゃなイメージがあるかもだけど、むちゃくちゃ緻密に考えてるね。例えばKing Gnuとかも、バキバキの洋楽サウンドだけどサビは歌謡曲みたいな艶と分かりやすさがあったり、相当練られてるもんね。
 
「それって日本でやる以上、やっぱり必要だと思うんですよね。だからこの曲を分かりやすく例えると、テーマはあいみょん、音の感じはチャンス・ザ・ラッパー、サビは『パプリカ』('18)ですかね(笑)。サビは子供でも歌えそうなぐらい簡単じゃないですか。そういうところもちょっと意識したというか」
 
――なるほどね~面白い!
 
「本当にそれぞれの要素の中間地点がここ、みたいな。そういう自分が好きな音楽のいい要素が詰まった曲になったんじゃないかな。言ったら、星野源さんとかも表向きはポップスと思わせながら、あの音の鳴りとかフレーズの運びはブラックミュージックだと思うし、アース・ウィンド・アンド・ファイアーとかを感じる瞬間もあるし。もちろん、そこまで考えずに単純に音楽が好きで聴いてもらっていいし、深く音楽を捉える人にも理解してもらえれば嬉しいし、そういう人が聴いても納得させられるものができたんじゃないかな。あとはもうラジオとかTVでガンガン流してくれたら、こっちはいつでも売れる準備はできてるんで(笑)。早くRude-αを見つけてもらえたら、みたいな」
 
――ジャンルや世代も含めて広い守備範囲を持つ、Rude-αの雑食性だからこそ生まれた1曲というか。
 
「どうしても日本人というか若い子たちはオシャレなものだったり、流行りに敏感じゃないですか。でも同時に、自分たちで音楽を難しくしてしまってるんじゃないかなとも思うので。俺がORANGE RANGEとかを聴いていいと思ったああいうピュアな気持ちを思い出させたいですね。J-POPでもカッコいいものはカッコいいし、J-POPとしてのよさだったり、残る音楽をマジで突き詰めて作っていきたいなって」
 
――それこそアンチも、今までだったら“そんなのヒップホップじゃねぇ”みたいな感じだったのが、今やJKからDMが来るという、Rude-αの広がり具合(笑)。
 
「いやもうJKはマジでタチが悪いですから! TikTokに遊びで動画を上げてるだけで、“TikTokのやり方がちゃんと分からないなら使わないでください”とか言われて(笑)。ヒップホップのアンチは正直、俺も10代の頃にファンクとかソウルを聴いてたときに1回そこを通ってるんで、気持ちは分かるんですよ」
 
――いや~ルードも大人になったね、まだ23なのに(笑)。
 
「もうだいぶ世間の荒波にもまれたんじゃないですかね?(笑)」
 
 
“ただ、いい子な音楽をしてるんじゃないか?”と
自分を疑ってしまってた時期も正直あった
 
 
――収録曲について触れていくと、『Itʼs only love』(M-3)は『オオカミちゃん~』以降、その波及効果も分かった上で世に出した内容だと思うけど、トロピカルハウスなサウンドに乗せたストレートなラブソングに挑戦していて。自分の幅を広げてくれた『オオカミちゃん~』というチャンスを、ちゃんと音楽に落とし込めてますね。
 


「Rude-αはコアな音楽をやる人とか、オシャレな音楽をやる人とか、そういう枠にハマりたくなくて。いろんなジャンルに挑戦してはいるけど、最近は本当に振り切ってるというか、J-POPとしてのカッコよさ追求した結果、『Itʼs only love』ができた感じですね」
 
――ワンカットのMVも印象的な『ハレルヤ』(M-4)は、憧れのBASI(韻シスト・MC)さんとの共作で。
 


「本当に高校生のときとかにずっと聴いてた人だし、パンパンのフロアからBASIさんを観てたので、一緒に曲を作れて感慨深いものはありましたね。いつも曲を作るときはもうちょいリズムだったり歌のニュアンスを突き詰めるんですけど、この曲は割とラフに作れたというか、本当に17〜18歳ぐらいの自分のラップのやり方で、10代の頃の自分に戻ったような気持ちで作った曲ですね」
 
――『Tokyo Circus』(M-5)は閉塞した今の時代の空気をすごく感じるし、魑魅魍魎のSNSだったり東京だったり、いろんなものにまみれながらも最後に“I’m anti-hero”と言えちゃうところが痛快で。あと、『Sorry』(M-6)で印象的だったのは、“もう少し僕ら遅く出会えてたら”というフレーズで。ラブソングにおいて“早く出会えてたら”というストーリーは数多くあるけど、これは23歳ゆえに書けた曲な気がします。
 
「恋愛とか失恋みたいなテーマで結構曲は作ってきましたけど、これは“大人になれなかった自分”を振り返って書いた曲ですね。あと、普段はトラックを先にもらってそこに歌詞やメロディを乗せていくんですけど、(作編曲を担当した)Ryosuke “Dr.R” Sakaiさんはその場でセッション形式で曲を作る人なんですよ。限りなく今の売れてる洋楽に近い作り方というか、そのサウンドメイクはすごいなと思いました。歌詞は結構サラッと書けたし、音自体も割とすぐにできたんですけど、振り返れば短いスパンで感覚がハマッたからできた曲なのかも」
 
――『LIFE』はさっきターニングポイントの1つとして挙げてたけど、Rude-αと海外をつないだきっかけになって。
 


「この曲を作るまでは、自分の音楽のオリジナルな部分…自分の立ち位置みたいなものが分からなかったんですよ。“ただ、いい子な音楽をしてるんじゃないか?”と自分を疑ってしまってた時期も正直あったし、ヒップホップよりポップスの方が作るのが難しくて…。でも、『LIFE』を出したとき、アニメの『Dr.STONE』のエンディングテーマにもなった曲なので海外からも反応があったりして、他のラッパーとはちょっと違うことが確実にできてるなと思い始めて。それぐらいから、やっぱり自分のやるべきことは、自分が子供の頃に純粋に憧れてたヒーローみたいなアーティストになることだって気付かされた曲だったので」
 
――頭では分かっているけど揺れる自分がいる中で、『LIFE』が“やっぱりこっちだ!”と思わせてくれた。
 
「“傷だらけになっても 救い出すよ”みたいなフレーズとか、この曲の端々から自分のそういう想いが溢れてるし、本当に音楽として胸を打つ、自分が描いていたヒーロー像を見つけられた曲ですね」
 
――そして、前作『22』の表題曲はアンチに強烈な一撃をお見舞いした1曲だったけど、今回の『23』(M-8)は本当にRude-αの人生を感じるような曲で、また全然違うアプローチになっていて。
 
「23歳になって思ったんですけど、大学を卒業した同級生は社会人1年目だし、結婚して子供が生まれた人とかもいる中で、自分は上京して今でも音楽をやっていて。友達は大人になっていってるのに、こっちはいまだに毎日ギリギリの生活の中で、“そういう俺って果たしてどうなんだ?”って思う瞬間がやっぱりあって…そういう葛藤みたいなものをこの曲では書いたんですけど、地元に帰ったときに友達から“お前すごいな、TVにも出て”みたいな言葉をもらうと、やっぱり続けててよかったなと思うし。大半の人が子供の頃の夢をかなえられずよくも悪くも違う選択をしていく中で、みんなが昔持ってた情熱を思い出させるような曲が作れたら…子供の頃のあの気持ちを取り戻して、熱くさせるのが自分の役目なのかなって」
 
――そして、今作の収録曲の中でも『会えない夜』(M-11)や『春の風』(M-14)は一風変わったテイストだなと。
 
「『会えない夜』はビートが三拍子で特に難しい曲ですけど、日本語を乗せてるからポップスに聴こえるだけで、英語で歌ったらブルースみたいに聴こえると思う。確かに、今まではやってこなかった曲調に挑戦した曲ですね。『春の風』もそうで、Michael (Kaneko)さんが作ってくれる曲は洋楽っぽい感じの雰囲気なんですけど、この曲の歌詞は日本語を多めに、でも、ラップとは違って本当にポップスぐらいの分量で書き切れた曲で。ちょっとスピッツみたいな感じにしてみたかったんですよね。あとは、『Back to you』(M-12)が一番、昔聴いてたJ-POPみたいな曲なのかなって。客観的に聴いてみると、いわゆるRADWIMPSみたいな世界観が見えてくる曲で。もっと難しいこともやろうと思えば全然できるんですけど」
 
――いや~本当にRude-αはレンジが広いね。他にも『Boy Meets Girl』(M-9)『Take Me Back』(M-10)『グッバイベイビー』(M-13)と配信されてきた曲もありつつ、アルバム曲に関してはちゃんと挑戦とか実験をしていて。
 
「まさにそうです。一見、セルアウトしてるように見えるかもしれないけど、音楽的にはどんどん進化してるし、進化していくほど曲って分かりやすくシンプルになっていくと思うんですよ。俺は結構ヘイトもされますけど、そう言ってくるヤツは“ドライフラワーが吊るされた部屋でお香を焚いて、間接照明を点けて、オートチューンのかかったヒップホップを聴いとけばいいんじゃない?”みたいな(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) 最高!!
 
「Instagramの中のオシャレな生活にみんな憧れると思うんですけど、誰かと自分を比べても意味がないと思うし、シンプルにどうなりたいのか? 俺はひと足先にそういう場所から離れて、どんどん前に進んで行きたいので」
 
 
ステージに立った瞬間に熱が戻ってくるんですよね
 
 
――Rude-αの才能も葛藤も全て詰め込んだ濃厚なアルバムになりましたけど、作り終えたときはどう思いました?
 
「2年ぐらい前までは音楽中心の生活=正義だと思ってたんですけど、最近はそこにい続けて、“曲を作らなきゃ、歌詞を書かなきゃ、ああやらなきゃこうやらなきゃ…”ってあんまり気負い過ぎてもよくないのが分かったので、今は結構ラフな状態で、いい意味で音楽を中心に考えなくなったというか、いい距離感を保ててますね。友達が悩んでるのを見てると、音楽が好き過ぎて潰れてしまう人の気持ちもすごく分かるんですよ。でも、やりたくないこと、納得いかないこと、意見の違いも絶対に出てくる中で、自分の個人的な目線で“これは違う”というよりは、客観視してそれがRude-αにとっていいことなのか悪いことなのか、だと今は思うので」
 
――フラットに状況を見て、虎視眈々と狙いを定めて。そんな中、ツアーは各地でソールドアウトといい状況で。
 
「嬉しいことですよね。やっぱりステージに立った瞬間に熱が戻ってくるんですよね。最近はずっとアルバムのキャンペーンでマインドがライブになってないので、ただの人になってましたけど(笑)、ステージに立つと思い出すんですよ、自分がやるべきことは何なのかを」
 
――今年の元旦にはTwitterで、“2020年で武道館決めるからな”という発言があって。本当にじわじわリアリティを帯びてきましたね。’20年の野望としては他に何かありますか?
 
「またアニメのテーマ曲をやりたいですね。自分のことを見つけてほしくても、例えば海外だったらなおさら、知る手段があんまりないと思うんですよ。そういうまだ出会ったことない人に音楽を通して会いに行きたい。あと、新しいことをしたいですよね、やったことのないことを。例えばMステ(=ミュージックステーション)に出るとか、Rude-αの現状が変わってきてるのを見てる人にも分かりやすく、今年もみんなをワクワクさせられるようなことができたらいいなと思ってます!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2020年3月17日更新)


Check

Movie

初アルバムについて熱く語る!
Rude-αからの動画コメント

Release

配信7曲に加えシングルも収録!
才気溢れる豪華1stフルアルバム

Album
『23』
【初回生産限定盤Blu-ray付】
発売中 3409円(税別)
SME Records
SECL-2543~4

<収録曲>
01. アイスクリーム
02. wonder
03. It's only love
04. ハレルヤ feat.BASI
05. Tokyo Circus
06. Sorry
07. LIFE
08. 23
09. BOY MEETS GIRL
10. Take Me Back
11. 会えない夜
12. Back to you
13. グッバイベイビー
14. 春の風

<Blu-ray収録内容>
01. Take me back
02. Boy meets girl
03. グッバイベイビー
04. wonder
05. 22
06. LIFE
07. It's only love
08. ハレルヤ
09. アイスクリーム
10. アイスクリーム Behined The Scene

【通常盤】
発売中 2727円(税別)
SME Records
SECL-2545

<収録曲>
同上

Profile

ルード・アルファ…’97年2月8日生まれ、22歳。沖縄県沖縄市出身。高校1年生でストリートダンスを始め、各種ダンスバトルやイべントに出演。高校2年生のとき、近所の公園でフリースタイルを仕掛けられたことをきっかけにラップを始める。翌’14年、第6回『高校生RAP選手権』に出場し準優勝。’16年に上京、’17年からはバンド編成でのライブ活動をスタート。’18年2月、上京後初のEP『20』をリリースし、iTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得。同3月にはアメリカ・オースティンで行われている音楽フェス『SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)』、そして全米7都市を回る『SXSW』ジャパンツアーに参加し、初の海外ライブを敢行。’19年5月には、メジャーデビューEP『22』をリリース。先行配信シングル『wonder』が、ストリーミング400万回、MV視聴250万回を突破。さらに7月からはAbemaTVの超人気恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、独特なキャラクターがティーンエイジャーの間で大きな注目を集め話題に。番組出演をきっかけに、わずか3ヵ月の間でSNSフォロワーが激増。現在はInstagram 18万人、Twitter 11万人を超えるフォロワーを持つ。’19年9月、デジタルシングル『It’s only love』をリリース。本人直筆のリリックビデオが話題を呼び、MV本編公開前にも関わらずYouTubeを中心に35万回を再生。MV本編公開後には、わずか4ヵ月でYouTube345万回再生、ストリーミングでは600万回再生を超え、自身最大のヒット曲となっている。12月に東京・渋谷O-WESTで開催された『Rude-α Christmas One Man Live 2019』には会場500人のキャパに対して、約5,000通を超える応募があり、発売と同時にソールドアウト。同月に追加公演として実施された自身最大規模となる東京・渋谷O-EAST(1,300人キャパ)でのワンマンライブも即日完売。’20年2月にはデジタルシングル『アイスクリーム』、3月4日には1stアルバム『23』をリリースした。

Rude-α オフィシャルサイト
https://www.rude-alpha.com/

Live

各地で完売続出のツアーの合間に
大阪ではeillのライブにゲスト出演!

 
『Rude-α 1st Album Tour「23」』

【静岡公演】
▼4月5日(日)Live House 浜松 窓枠
【東京公演】
▼4月22日(水)マイナビBLITZ赤坂
【沖縄公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月25日(土)・26日(日)桜坂セントラル
【北海道公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月29日(水・祝)SPiCE
 

Pick Up!!

【大阪公演】

『eill Live Tour 2020』
チケット発売中 Pコード172-234
▼5月10日(日)18:00
Shangri-La
オールスタンディング3500円
[ゲスト]Rude-α
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※3歳以上はチケット必要。

チケット情報はこちら

 

Pick Up!!

【大阪振替公演】

Thank you, Sold Out!!
▼5月18日(月)19:00
梅田クラブクアトロ
オールスタンディング3800円
サウンドクリエーター■06(6357)4400

【宮城振替公演】
Thank you, Sold Out!!
▼5月31日(日)仙台 darwin
【愛知振替公演】
Thank you, Sold Out!!
▼6月8日(月)名古屋クラブクアトロ
【石川振替公演】
Thank you, Sold Out!!
▼6月21日(日)金沢GOLD CREEK
【福岡振替公演】
Thank you, Sold Out!!
▼6月25日(木)福岡DRUM Be-1
【熊本振替公演】
Thank you, Sold Out!!
▼6月26日(金)熊本B.9 V2

 

Column1

「J-POPっていうジャンルレスな
 場所で戦いたい」
Rude-α、ついにメジャーに進撃!
新世代のラッパーが痛みも夢も
刻んだデビューEP『22』引っ提げ
伝説化必至の東阪ワンマン前に語る

Column2

「新時代のヒーローになるために」
disより愛を。目指すは夢の武道館
注目度急上昇の若きラッパーが
波乱の音楽人生を語り尽くす
Rude-α初登場インタビュー

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「Rude-αの満を持しての1stフルアルバム『23』は、毎度ハイクオリティ&ポップな楽曲群を軒並みブチ込んだ豪華盤。“とりあえずこれだけ買っときゃ間違いない”ってここまで安心して言える盤、なかなかないですよ。この1年で多くのターニングポイントを経験したであろう彼ですが、まだまだ浮かれてもいい年頃なのに、しっかり地に足つけて、未来を見据えて、最初は言葉より気持ちが先行していた取材が嘘のように、的確かつユーモアも忘れずに語ってくれました。今回はとりわけ、音楽的な才能と人間的な魅力を兼ね備えた彼の審美眼とクレバーさに唸ったな。会うたび頼もしくなっていく、その吸収のスピード感は本当にすごい。もうただのやんちゃ坊主ではない(笑)。前作『22』は=現在という印象でしたけど、『23』は=人生というか、Rude-αの歴史や人生観を感じましたね。そして、このインタビューにとりわけ気合を入れて挑んでくれたのが伝わってきて嬉しかったな~。そうやって何百人、何千人と取材してると、理屈じゃない“予感”を感じることがたまにあるんです。Rude-α、これはもしかしてもしかするかも!」