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“大阪の新しい遊び場 GEEKS and FREAKS Season 3”が開催!
ギーフリ女性クルー、FM802 DJ 板東さえか&三原勇希 対談

“大阪に新しい遊び場を創り、クラブカルチャーを育てたい”との想いから、音楽・ファッション・アートが好きな同世代のミュージシャン・ DJらが集まってスタートした『GEEKS and FREAKS(以下、ギーフリ)』。昨年11月、心斎橋コンパスで行われた初回に続き、6月に行われたseason2も“大阪、ギーク、旬なアーティスト”という視点からギーフリらしいラインナップのゲストを迎えて、大成功に終わった。それから半年。12月3日(月)に心斎橋CONPASSでseason3が開催される。ライブアクトにAFRICA、Attractions、THE THROTTLE、SPARK!!SOUND!!SHOW(以下、スサシ)、西村竜哉(exプププランド)、DJにはKiM、Banchan、YUUKI MIHARAというギーフリクルーの3名。そしてライブペイントに透明回線、ショップではguumeeが出店する。今回はクルーの中でFM802のDJ同士でもあり、友人でもある板東さえかと三原ゆーきーの2人にインタビューを敢行。これまでの2回を振り返ってもらい、season3に向けての意気込みを語ってもらった。

学びと次に向けてにつながる大きな収穫があったseason1、2
 
 
――ギーフリがスタートして 1 年経ちますね。コンスタントに半年ペースで開催されていて。
 
板東「その辺はゆーきー(三原)が“半年後にやろう!”って言い出してくれるんです。 2 回目の時も今回もそうだったと思います」
 
三原「半年経つとやりたくなるんですよね。“そろそろやるよー!”って第一声をあげるくらいですけど、そしたらいち早くばんちゃんが“そやな!”って動き始める」
 
――season 1 、 2 終わってみて、周りやお客さんの反応はどうですか? 
 
板東「既に同世代でやってるという空間ができてるのは、2回やってみて感触があります。FM802でも年齢が一回り二回り上の方たち、言えばクラブカルチャーどっぷりの方たちにも伝わっていたりして。それは私たちの理想だから嬉しいなと思います」
 
――コンスタントにやってると常連さんもできそうですね。
 
板東「連続で来てくれるお客さんもいたり、 SNSでは“ギーフリ”って言葉がちゃんと走ってるのはすごい感じてますね」
 
三原「私は東京に住んでますけど、東京でも“ギーフリいつなん?”って聞かれたりとか(笑)」
 
板東「え、すごい!」
 
三原「“ギーフリ”って略せる感じも良かったのかなと思います。2回やって、まだ自分の周りだけですけど、知ってもらえたのも良かったですし。さっき半年経つとやりたくなるって言ったのは、私は東京に住んでるんで、やっぱり皆でがっつり遊ぶ場が欲しいんですよ。自分自身、皆でお酒飲んで、何をするでもないけど音楽聴きながら喋ったり、ちょっとハメ外すみたいな瞬間が好きなので、そういう場を作るのはやっぱりおもしろいし、1回目2回目と全然違う感じになったと思うので、やる側としてはすごい勉強になりましたね」
 
――ちなみに1回目と2回目どう違いました?
 
板東「1回目は全く色がない状態で、出ていただいたアーティストも全然違うかった。けど、その化学反応がめっちゃおもしろかった。あの感触を2回目も起こしたいとなって、2回目は結構考えてやって。でもやっぱりあの空間はあの時にしか生まれないから、難しい。だから“2回目は2回目でこの感じを楽しもう”という感じで皆挑んだと思うんですけど、TOMMYさんに持っていかれたもんな!?」
 
――タイムテーブル的にはTOMMYさんはどのあたりだったんですか?
 
板東「最後です(笑)」
 
――ああ、それは。
 
板東「もう預けたようなもんですよね、ほんとに」
 
三原「TOMMYさんも大阪にDJだけで呼ばれる機会はまだ少ないらしくて、すごい気合入ってて。“大阪に呼んでくれてトリは本当嬉しい。気合入ってるから”と言ってくれてて。“ちょっと見たい景色がある!”って言ってお客さん全員ステージにあげて、TOMMYが下で浴びる、みたいなDJだったんですけど、やっぱり反響がすごかったですね。もちろんそれまでの流れあってですけど。そこは考えてた通りでもあり、期待を超えてくれたところもありました」
 
板東「ブッキングに関しても、今私たちが見たい、大阪でライブをしてほしいアーティストというのもありながら、ギークな人、このイベントだから成立するラインナップという意識でお呼びして。まさにTOMMYさんはすごくギークで、踊foot worksは今大阪で見てほしかった。どっちも別々の熱がすごいあって、ライブステージに関してはそれに応えてくれはった日だったかもしれないですね」
 
――三原さんはDJされてみてどうでしたか?
 
三原「その時初DJだったんですよ。出演者の方たちが何でもありだからこそ、難しかったですね(笑)。色が決まってたら何となくかけたい曲とか、“これかけよう”とか決まってくると思うんですけど。でもおもしろいです」
 
板東「うん、おもしろかった」
 
――じゃあ大成功の2回と言ってもいいですね。
 
板東「本当に学びと、次に向けてにつながる大きな収穫があったseason1、2だったと思います」
 
 
 
“おもしろいものを共有したい、知らないものを知らない人に伝えたい思い”が
根本にあるのがギーフリの強み

 
――season3のお話を聞く前に、せっかくお2人が揃ってるので、出会いや一緒にギーフリをやることになったいきさつ、FM802のDJ同士として、友人としてのお話もお聞きできたらと思います。最初の出会いはどこだったんですか?
 
板東「FM802のDJミーティングで初めて会ったんですよ」
 
――三原さんがDJを始められたのは2016年ですよね。
 
三原「そうですね、4月からです」
 
板東「もう番組が始まってからのミーティングやったんで、6月くらいかな。ゆーきーのことは雑誌のモデル時代から知っていて。DJミーティングで“同い年って聞いてた”って声かけてくれて喋ったのが 1 番最初で、そこからいろいろな場所やイベントでも会うようになって」
 
三原「お互いに発信してることや好きなものを見てて、すごいシンパシーは感じてたと思うんですよ。ギーフリのキッカケになったのは、 2016年の年末のRADIO CRAZYっていうFM802のイベントの日で、全部終わった後に、楽屋スペースで2人でずっと話してて。その日1年間関わって盛り上げてきたアーティストたちの熱いライブを見て、お互い熱い気持ちで、“私たちも何かやりたいよな!?”って語り合ったのが最初だったと思います」
 
板東「そうそう。私自身も、前回のインタビューで来てくれたDJ KiMも、それぞれのフィールドを活かして大阪で何かしたいという思いが前から何となくあって、それを来年始動しようと思って2017年の新年会に呼んだんです。そこがギーフリクルーの初対面」
 
――なるほど。
 
三原「皆初対面だったんですけど、それぞれ好きなことがあって、初回からすごい盛り上がったよね」
 
板東「うん。たまたまAFRICAのトモくんとゆーきーが繋がってたりとか」
 
三原「幼馴染だったんですよ」
 
――え!?
 
三原「めっちゃビックリしたんですけど、“あれ?マンション8階やったやんな?”みたいな」
 
全員「(笑)」
 
――すごい。いつぶりの再会ですか?
 
三原「小学生です。一瞬わかんなかったんですよ、まさかバンドマンになってると思ってなかったんで」
 
――運命的ですね。
 
板東「そう、引き合わせたなって感じ」
 
三原「私はその時大阪に通って1年くらいで、今の自分と同じ熱量で好きなことを楽しめる友達もいなかったし、大阪のどこで遊べばいいかも見つけられてなかったんですよ。そんな時にばんちゃんがひょいっと引き合わせてくれた感じで、その集まりがただただ楽しくて」
 
板東「しばらくはただの飲み会で、“GEEKS and FREAKS”っていう名前もなかったんです。でも皆が集まった時に、“これや!”みたいな感じがして、フィーリングがめっちゃ合った感じがした」
 
――なるほど。三原さんはもともと大阪出身なんですね。そこからFM802のDJになられた経緯というのは?
 
三原「高校まで大阪にいて、大学から東京に行ったんです。芸能活動自体は中学生の頃からやっていたんですけど、大学で東京に行くと同時にモデルだけじゃなくお仕事の幅がすごく広がって、その中で自分が没頭したものが音楽を聴くことだったんです。もともとFM802は中学生の頃からずっと聴いてて、音楽好きになるキッカケでもあって。いろんな活動をしていくうちに、タレントってほんとよろづ屋というか、趣味が何でも仕事になるし、好きなものが1番強いウリになるので、何がしたいかなと思った時にやりたいのがラジオだったんですよ。ラジオといえばFM802というのが自分の中であったんですけど、たまたまFM802の春のキャンペーンソングのMVに役者側で出演させてもらって。それもあって“やっぱり802でやりたい”となって、ちょうどHPでオーディションしてるの見つけて、事務所にも言わずに勝手に応募しました」
 
――そうなんですか!?
 
三原「はい。でも速攻バレて(笑)。“何か応募したやろ”って言われて(笑)。で、応募しましたって言ったら、“一次審査受かったから大阪に来いって言われてるで。行ってくれば”と言われて、勝手に行って受かったんです」
 
――寛容な事務所ですね。
 
三原「ほんとにそうなんですよ。あの時応募して良かったです」
 
――お2人にはラジオDJになりたかったという夢だけでなく、アウトドア好きとか、趣味の面でも共通点があるんですね。
 
板東「そうそう。“釣りするんやんな?”みたいな会話が最初にあったんですよね。大きくはFM802 、音楽、ラジオ、なんですけど、他にもいろんな共通点があって。ゆーきーは女子中学生の時からタレント活動してて、テレビに出てるのも知ってたり。それぞれ吸収してきたものは違うけど、同じ時期にFM802聴いてて、同じ音楽やアーティストに感動して。それってすごいロマンチックというか」
 
――わかります。“大阪で遊び場を作りたい”とばんちゃんが言った時、三原さんが“私も!”って熱を持って即答してくれたと最初のインタビューでおっしゃっていました。
 
三原「東京はやっぱりいくらでもイベントあるんですよね。先週の金曜とか、一夜で5件ハシゴしたんですけど」
 
板東「(笑)」
 
三原「もう行きたいとこが溢れてるんですよ。でも、今思えば知らないだけだったと思うんですけど、関西には少ないと思ってて。あとは東京に好きなアーティストとか同世代のアーティストがいっぱいいるから、もっと大阪の人にも見てほしいっていう気持ちもあったり。だからこそ大阪でやりたいと思ったし、あと自分にも得意不得意もあるので、1人じゃできないなと思って。そんな時にばんちゃんが、いろんな特技を持った仲間に引き合わせてくれたので、もうこの皆と一緒にやるしかないと思いましたね」
 
板東「そうやな。私たちがイベントをやるのに三原勇希という人間が必要なのも、根本に“良いものを伝えたい”っていう意識があるのと、“楽しみたい”っていうバランスを持ってることがすごく大事やと思ってて。ただ皆で遊びたいだけやったら伝わるものがまた違うんですよね。だから“おもしろいものを共有したい、知らないものを知らない人に伝えたい”っていう思いが根本にあるのが、ギーフリの強みかなと思います」
 
三原「ラジオDJを1年やらせてもらって、すごく恵まれた環境にいて、これも大阪ならではだなと思って。東京だったらもうちょっとアーティストが行くところが散らばるし、大阪はやっぱりFM802の強みみたいなものがあって、インプットする機会がいくらでもある。そこで得たものをちゃんとつなげて、今聴いてくれてるリスナーだけじゃなくて、アートやファッション、カルチャーに興味がある人、とにかく遊ぶのが好きな人たちに発信していきたい、アウトプットしたい、という気持ちはありましたね」
 
――ギーフリはFM802のメンバーがいるのが大きいと思うんですけど、間口が広がってるイメージがありますね。
 
三原「それは1番嬉しいですね」
 
板東「嬉しい」
 
三原「ギーフリって言うことで身内感になっちゃうんじゃないかっていう恐れはちょっとあって、そうじゃなくてほんとに誰でも、1人でも来てほしいなと思ってるんで。だからイベントでもそういう人を見つけたら、積極的に話しかけるようにはしてますね」
 
板東「1人で来ても何か見るものがある作りをしたくて。だからアートがあったり、同じように1人で来てる人と喋られるような空気感であったり、出店ブースを眺めるだけでもいい。ライブやDJがかける音楽はもちろん、その空間に自分が入っていって楽しめたら、それが1番遊び場としてはいいかなあって」
 
――なるほど。
 
板東「ただ身内感をなくすためにどうやったらフラットになるかというのは、いつでも届け方としてすごい意識してる部分ですね。来てもらったら絶対わかる。でも、来てもらうまでにどういうアクション、アプローチをするかを今回のseason3でもめちゃくちゃ考えてる」
 

 
“知らんかった!”って言われるのが1番悔しい
 
 
――ではseason3のお話を聞いていきましょう。ライブアクトがAFRICA、西村竜哉さんというクルーを含む2組と、Attractions、THE THROTTLE、スサシ、DJ がKiMくんとばんちゃんと三原さん。ペイントが透明回線、ショップがguumee。
 
板東「ショップはクルーの1人、めぐちゃんのアクセサリーショップです」
 
――あとはまだ練ってることがあるとか。
 
板東「フードがあるかないかですね。あと私がフリマをしたい。冬物出したい(笑)」
 
――いいですね!
 
板東「そういうのでちょっとアットホームになるじゃないですか。町内会感みたいな。そんな感じでも私はすごい好きなんです」
 
三原「毎回トライしてるよね」
 
板東「今回は装飾もがっつりやろうと思ってて、入った瞬間視覚的にも“おもしろい”ってワクワクしてもらえる仕掛けにはできそうかなって。前回はそこまで追いつかんかったよね」
 
――今回はスムーズにいったんですね。
 
板東「そうなんですよ。ブッキングに関しても今回は全員動いたよね」
 
三原「まずはクルーにもライブで絶対出てほしいっていうのがあって」
 
――前回のseason2はクルーからはDJだけでしたね。
 
板東「AFRICAもプププランドもseason2は難しかったんですよね。でもやっぱり出てほしかった。だから今回は総戦力です!」
 
三原「竜哉も今プププランドは休園(解散)してしまったけど、プププのファンの人にも今の竜哉を見てもらえるし、休まずやってほしいんで。それがギーフリでできることだなと思いますし、他の3組はギーフリに初めて来る人とか、知らない人にも“ヤバかった”と思ってもらいたくて。ギーフリはライブ力がある人とかエネルギッシュな人たちを呼びがちなんですよね(笑)」
 
――確かに(笑)。今回のメンツもそうですね。
 
三原「いくつか候補があがってた中でもTHE THROTTLEは最近のライブを見た時に、終わって一言シンプルに「ザ・スロットルは最高」とだけtwitterに呟いちゃうくらい、曲知ってる知らない関係なくめちゃくちゃ楽しめるし、高岩遼というフロントマンの魅力がすごくて、しかも笑えるんですよね。皆一目見て虜になると思って。ロックンロールを体現していながらも、柔軟にヒップホップとかいろんな音楽を取り入れてて、そういうところにも共感しますし、ギーフリの感じにも合うなと思ったので」
 
板東「バンドマンが好きなバンドマンというか。今ギーフリクルーにもバンドマンがいますけど、間違いなく好きなんですよ。そういう部分も説得力があるというか」
 
三原「で、Attractionsは絶対“今”出てほしくって。この先このサイズの箱で見られなくなると思いますし、ギーフリのブッキングでは“旬である”っていうことも重要視していて、それはバンドの状態が旬という意味もあれば、音楽好きな人が気になってるアーティストという意味でもあるんですけど。ライブで聴くと曲のスケールが大きくて圧倒的ですし、キャッチーでスタイリッシュで、ギーフリの間口を広げてくれると思えて。あと一緒にパーティーできる人たちっていう、バイブスの部分も重要なんですけど、それもこの2組はバッチリやなと」
 
板東「うん。パーティー感がある。ミナミホイールで初めて見たんですけど、“私、こんな動きできるんや!”っていうダンスした」
 
全員「(笑)」
 
板東「踊らされるんですよ。踊らせてくれるバンドはいっぱいいますけど、“私こんなダンスできたんや”みたいな(笑)」
 
――新しい自分を開いてくれた。
 
板東「ほんまに再発見っていう感じでした。めちゃめちゃ楽しくて最高やった」
 
――私も今回初めて知ってYouTubeを見たんですけど、きっとフロアを巻き込む系ですよね。
 
三原「うん! そうですね」
 
板東「一体感をすごい持ってると思う」
 
三原「Attractionsの本人たちはマインドもすごくオープンですし」
 
板東「人との関わり方がすごいオープンマインドやね。ゆーきーが“Attractionsどう?”って提案してくれた時、既に反応してるクルーもいたし、AFRICAは対バンして面識があったりとかで。だからほんと話が早かったんです」
 
三原「THE THROTTLEとAttractionsに関しては、二つ返事で受けてくれました」
 
板東「キーワードとしては、旬、パーティー感、あと大阪のイベントやから関西のバンドに出て欲しかったんですよ。スサシはもう東京行っちゃったけど、大阪生まれの正真正銘のライブバンドなんです。このラインナップならおもろしいと思ったから呼びたくて。スサシは、“スパークってこういうこと”って教えてくれるんです」
 
――うんうん!
 
板東「演奏もカッコ良いし、ジャンルもミクスチャーで今の時代にフィットしてる。で、全部かっさらっていくような勢い、関西人ならではのユーモア、全方位に強いんで最高やろうなと。だから今回は結構バチバチやろなと思ってるんですよ(笑)」
 
――今回はライブ色が強いですね。
 
板東「本気ですよね(笑)」
 
三原「楽しいと思う!」
 
板東「ほんまにめっちゃ楽しいと思う。“何かわからんけどおもしろそうじゃない?”っていうのがこのラインナップで伝わってくるかなっていう。組み合わせがギーフリでは大事かもしれへん」
 
三原「ライブアクト決めるにあたって1番悩むのは組み合わせですね。呼びたい人はほんとたくさんいるんですけど」
 
――あとInstagramのストーリーを使って告知のバトンを回しているのが斬新だなと。
 
板東「私たちがどういう人たちなのか分かった方がおもしろいかなと思って。単純に画像をツイートしててもなと思ったので、違うやり方でやってみてるんですけど、今めっちゃおもろいよな(笑)」
 
三原「うん(笑)。クルー同士でもこんな一面あったんやと思うことがまだまだあるし」
 
板東「あるある(笑)。あれ見てたら癖強いメンバーやなってほんまに思います」
 
三原「やっぱり私やばんちゃんが前に出ることが多いかもしれないんですけど、全員おもしろいんで、そこは知ってほしいなって。あと今回はインスタを毎日動かそうって。“知らんかった~!”って言われるのが1番悔しい!」
 
板東「ね!」
 
三原「あるんですよ。近いと思ってた人でも“知らんかった”って言われること」
 
板東「これ見出しで!(笑)。言わさへんぞっていう(笑)」
 
三原「なので毎日動かしてます」
 
板東「どこかしらで誰かにひっかかってくれたらなって」
 
三原「インスタのギーフリのアカウント、1人フォロワー増えたら通知来るようにしてるんですよ。で、やっぱり誰かがストーリーあげると、すぐフォローきたりする。ちょっとずつ積み上げてます」
 
――続けて発信するのって大事ですよね。
 
板東「ほんまそう。いろんなSNS上でいろんな発信の仕方がある中で、効率良く、且つ興味をそそるような発信を意識してます。特にこういうはっきりとわからないイベントは、告知のやり方がすごい大事なんで。今回はええの思いついたし、皆告知頑張ってます(笑)」
 
――そして今回は初の平日開催ですね。
 
三原「そうなんです。遠くの人が来れないっていう声はありましたけどね」
 
板東「でも月曜に楽しいことがあったら、その一週間って結構軌道に乗るっていうか、そういう日になればいいなって。で、“今日楽しかったし今月も頑張っちゃおう”みたいな気持ちになってほしいですね」
 
三原「うんうん。“こうやって集まって遊ぶの楽しいな~”って 1 人でも多くの人に思ってもらえたら、大成功だと思います」
 
――実際のところ、新しい遊び場としての手応えはあります?
 
三原「私は学生時代の友達が来てくれて会えたりとか、そこで出会った人たち同士が友達になってくれたりするのを見てると、やっぱり嬉しいですね。遊び場ってこういうことやなって思いました。出演してくれたクルーも今のところ全力で遊んで帰ってくれるんで、それも嬉しいです」
 
板東「ライブアクトもクルーなんで」
 
――20代の同年代の方にも来てもらいたいですよね。
 
三原「来て欲しいですね。最近ほんと思うのが、数年前にDJオーディションに応募した自分すごいなって。20代のうちは勢いしかできないことっていっぱいあるんで、ほんま楽しむべきやなと思います」
 
――その感覚を持ってほしいですよね。
 
板東「そうなんですよね。それこそ、おもしろいと分かりきってるものにしか手を出せないみたいなのが勿体無いと思ってて。“どんなんかわからんけど扉開けてみよう”という勢いというか、自分で楽しみを見つけにいく姿勢を強く持って欲しいなって。その気持ちをどうやって生めばいいかというのは最初からすごいあって。難しいかもしれないけど、それをこなしていくと嗅覚が育つし、自分で楽しみを見つけられるようになる。いろんなことに同世代や私たちよりも若い子たちに飛び込んでいってほしい。アートに対しても“何かわからんけどかっこいいな”でいいと思うんですよ。そういうものに対してどれだけ価値を見出せるか。そこは自分ももっと育てたい部分で、シンプルに楽しめたらいいなと思いますね」
 
三原「ギーフリはほんと開けたイベントだから、“こういうの行ったことないけど、ちょっと気になるけど、行く機会ないな~”みたいな人に是非来てほしいです」
 
――しかも今回は19時までに入場したら500円キャッシュバックなんですね。
 
板東「そうなんです!!」
 
三原「ぜひ来てほしいです!」
 
――ここまでコンスタントに開催されているということは、今後も続いていきそうですか?
 
三原「続けていきたいです! 続けていって、もっとお客さんに来てもらうことが願望ですね」
 
板東「ほんまに目撃してほしい。知らなかったじゃすまされないです!」

text by ERI KUBOTA



(2018年11月29日更新)


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Movie Comment

『GEEKS and FREAKS season3』

チケット発売中 Pコード:132-071
▼12月3日(月) 19:00
CONPASS
前売り-2500円(オールスタンディング、整理番号付、ドリンク代別途要)
[出演]AFRICA/Attractions/THE THROTTLE/SPARK!!SOUND!!SHOW!!/西村竜哉
[DJ]KiM/BAN-CHAN/YUUKI MIHARA
[Live Paint]透明回線
[SHOP]gumee
※公演当日、19:00までに入場の方は、500円返金。
[問]CONPASS■06-6243-1666

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番組概要

<板東さえか>

FM802『Poppin'FLAG!!!』
[放送日時] 毎週水曜25:00~28:00
[DJ] 板東さえか

番組twitter
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オフィシャルサイト
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<三原勇希>

FM802『INTRO-JUICE 802』
[放送日時] 毎週日曜19:00~21:00
[DJ] 三原勇希

番組twitter
https://twitter.com/INTROJUICE802