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「挑戦する気持ちが途切れない限りは、
“俺たちはロックバンドだ”とまだ言えるのかなって」
美学と予感を詰め込んだ『若葉ノ頃』を携え初のホールツアーへ!
LACCO TOWER松川ケイスケ(vo)インタビュー&動画コメント

 前作『遥』(‘17)は過去最高のチャートアクションを巻き起こし、それに伴うリリースツアーファイナルでは初のZepp DiverCity(TOKYO)公演を敢行。今年に入っても地元群馬での主催フェス『I ROCKS』が初のソールドアウトと、結成16年目にして蒔いた種が芽生えていくかのような充実期を迎えているLACOO TOWERから届いたメジャー4thアルバムは、その名も『若葉ノ頃』。名は体を表すと言わんばかりの最新作は、10曲中6曲にタイアップが付くなど話題に事欠かない内容だが、何より音楽家としての心・技・体が冴え渡る快作だ。現在は初のホールツアーの真っ只中と、キャリアを重ねても挑戦を止めないLACCO TOWERのフロントマン・松川ケイスケ(vo)が、そんな新作の隅々に散りばめられた美学と、今でもなお音楽に感動できる歓びを語るインタビュー。取材中に幾度となく「甘えたくない」「カッコ悪いことはしたくない」と話した彼のまなざしに、16年目のバンドマンの覚悟と未来を見た――。

 
 
テンションが合ってきたんだと思います、結成16年目にしてようやく(笑)
 
 
――今年は主催フェスの『I ROCKS』も5年目にして初めて売り切れて、ここにきて何だかいろんなことが実っていっている感覚が最近はあるのでは?
 
「僕らは本当に長距離走タイプなんで(笑)。今は前に前に進んでいるときのランナーズハイみたいな状態かもしれないです。よりよくなるために少し無理をして、それが今度は普通にできるようになって、みたいな感覚があって」
 
――前作『遥』('17)のインタビューで『I ROCKS』の話を聞いたときは、まぁ落ちてたじゃないですか(笑)。こうやって話していても、もうそういう雰囲気とは全然違うよなぁって。
 
「いやぁ本当に。あそこまで1回落ちたからこそ、ようやく浮上できた感じはあります。まぁでも、こんなバンドがいてもいいのかなって(笑)。今年も初のホールツアーをやりますし、来年はさらに大きいことをやりたいと思っていますし、挑戦する気持ちが途切れない限りは、“俺たちはロックバンドだ”とまだ言えるのかなって。今回の『若葉ノ頃』も結構スムーズに進んだというか、録り終わったのが本当に早かったんですよ。歌詞に関しても“うわぁ〜どうしよう”っていうことも特になくて、怖いぐらいでしたね(笑)」
 
――去年はそれこそバンドとしても、会社としても、本気でやるのかやらないのかと膝を付き合わせて話したからこそ、みんなのテンションが統一されたんですかね?
 
「仰る通りで、そういうテンションが合ってきたんだと思います、結成16年目にしてようやくですけど(笑)。5人もそうですし、周りのスタッフも含めて、糸を張るところと張らないところの具合が合ってきたのかなって」
 
――前作は亀田誠治さんにプロデュースしてもらった楽曲があったり、よりポップにとチャレンジした作品で。そこを突き進むのも1つの手でしたけど、今回はそれとはまた違いますよね。
 
「前作の『遥』があったからこそ、今回はいい具合に過去の作品とブレンドできたというか、自然体で楽曲を作れるようになったのはありますね。これまでは激しい方に振り切ってみたり、そのまた逆に振り切ってみたりして、その両方をやったからこそストレッチが効いた感じがあって、それが自分たちの余裕につながったのかなぁと」
 
――振り幅をちゃんと体感できたから、LACCO TOWERの真ん中が分かる。だからこそ制作もスムーズで。
 
「それこそ、前作『遥』のリリースツアーファイナルで初めてZepp DiverCity(TOKYO)でやらせていただいたとき、『花束』(M-10)をダブルアンコールのラストにやったんでもうその頃にはできていましたし、『雨後晴(あめのちはれ)』(M-3)なんかもその後すぐにできて…今回は何もトラブルが起こらなかったことが衝撃だったというか(笑)。でも、よくよく考えると、今までより事前に準備してたんですよね。ぶっちゃけそこで結構練習もしてましたし、レコーディング前が濃密だったのかもしれないです。あと、『遥』のときというか毎回そうなんですけど、“(レコード会社かタイアップを獲得するなど)いろいろと動いてもらっているから返さなきゃ”っていう部分が少なからずあったんですけど、動いてくれているからこそ、僕らがその上を行かないとお互いに上がっていけないというか…。それはもう周りもメンバーも自分自身もそうだと思うんですけど、そういうふうに考え方が変わってきたのはありますね」
 
――うんうん。ヘンな話、倦怠期が来たっておかしくない時期のバンドが、ちゃんとそこを越えて作品を作れた。そうじゃないと『若葉ノ頃』なんてタイトルは付けないですもんね。そのタイトルは、SUPER BEAVERの初武道館ライブの前に集まって決めたらしいですね。
 
「ちょうどうちのチームが全部集まれるのがその日だったんで、九段下の近くの貸し会議室みたいなところで、ホワイトボードにみんなで案を書いて決めました(笑)。結局、『若葉ノ頃』は僕の案だったんですけど、前作でまた新しく生まれたとすれば、今作は新芽が生えてきて、少し若葉が実ってきたぐらいにはなったのかなぁって。でも、まだまだこれでゴールじゃないしっていうところも含めて」
 
 
これだけ支えてもらっているからこそ
もっと群馬を飛び出さなきゃと思ってるんです
 
 
――今作を作る上で鍵となった曲はあったりしました?
 
「『薄荷飴(はっかあめ)』(M-4)で、一番化学反応が起きた気がしていて。ジャズじゃないですけど、間を楽しむ、タイム感を楽しむというか。こういう曲は今までの僕らにはなかったなって。この曲があるからアルバムの懐が深くなったというか。これは実際に僕が観た景色から想像して歌詞を書いた曲なんですけど…」
 
――しかも、俺も懇意にしている中田裕二と一緒に観た景色だと(笑)。
 
「そうそう。明後日も呑みに行きますよ(笑)。僕も出会った頃は“呑みに行く?”とか言うのってリップサービスなのかなって思ってたんですよ。僕もガチで友達がいないんで。本当にいないんで(笑)」
 
(一同爆笑)
 
「マジで笑けるぐらいいないんですよ、お互い(笑)。だからもう連絡が早い早い(笑)」
 
――中田くんも誰とでもベタベタするタイプではないもんね。本当に選ばれし者と(笑)。
 
「実際、僕もそうなんですよ。約束をするときぐらいしか連絡もしないし、そういう温度感が僕には合っている気がして。バンドにおいても、確かに地元の群馬にはすごいお世話になっているし、群馬のバンドであることに誇りを持ってはいるんですけど、これだけ支えてもらっているからこそ、もっと群馬を飛び出さなきゃと思ってるんですよね。何かそういう方がちょっと素敵というか、男らしいというか」
 
――お山の大将にならないようにじゃないけど、プロ意識ですよね、それって。この曲のビル群の中での花火の描き方とか、“閉じる蓋を待つ口の中”とかもそうですけど、文学的な表現が素晴らしいですね。LACCO TOWERが持つ、松川ケイスケが持つ“湿度”が出ている。さっき話に出た、地元群馬のプロサッカーチーム・ザスパクサツ群馬の2018公式応援ソングでもある『雨後晴』も、ただ煽り立てるわけじゃなく生命力を焚き付けるようスタンスが素敵です。
 
「去年からザスパの応援ソングを歌わせていただいて。ただ、去年はJ2だったんですけど今年はJ3なんです。ビジネス的に言えば、J1、J2に上がったときにまたやろうとかいう話だと思うんですけど、それって本当の応援とは違う気がしたんですよね。だからと言って、さっきの話じゃないですけどベッタリ“ザスパー!”っていうのも違うというか。この歌はザスパの応援歌ではあるんですけど、誰が聴いてもちょっと背中を押されるような曲に仕上げたくて」
 


――この曲のMVを見ていたら…何かちょっと売れそうな感じが出てきましたね(笑)。
 
(一同爆笑)
 
「ホントですか!? MVで女の子を走らせちゃったり(笑)、ちょっとスローにしたり」
 
――ちょっと水がしたたったりして(笑)。すごく“予感”を感じる1曲だなと。
 
 
LACCO TOWERのバラードで今一番の名曲ができた
 
 
――『切手』(M-8)もすごく印象的な曲で。この歌詞では韻を踏んでいて、その“は”という音が一番人の心情が出やすい言葉だというのは初耳でした。
 
「心理学的に“は”=息が出る音で、溜息も笑い声もそうですし、人の感情が出やすい言葉らしいんですよ。あと、歳を重ねると声って結構変わるじゃないですか? 自分の声のちょっとしたかすれ具合も好きになってくるというか。『切手』は自分で聴いていても好きな声だなぁって思いますね。ハイトーンで綺麗に抜ける声もいいんですけど、それってアレンジとかでぶっちゃけ何とかできたりしちゃうんで。かすれ具合とかは逆に出ないんですよ」
 
――確かに。エディットはできてもそこは調整できない。本当にそのときにしか生まれないニュアンスですもんね。
 
「そう。その、意図せずに出るニュアンスが好きになってきたのがあって。何かイヤらしい声が出せるようになってきたなって、最近はちょっと思ってます(笑)」
 
――バンドとしても、ボーカリストとしても、己の熟成を味わえる、美味しくなってきたワインみたいな(笑)。ロックバンドにとって、時間の経過は決してマイナスなことだけではないと。
 
「僕はもう全然思わないですね。ただ、やっぱりね、結果を出さないとやっている意味はないと思うんですよ。もちろん、ひたすら続けることも1つのバンドのスタイルだと思うんですけど、LACCO TOWERに関してはそうじゃないと僕は思っているので。それは結構なプレッシャーでもあるんですけど、それぐらい自分に線を引いておかないと甘えてしまうというか、カッコ悪くなっちゃう気はしますね」
 
――そこは厳しいけど、美学ですね。そして、今作は『花束』で締められてますけど、これは前作の制作時にはもう録っていて、今回改めて収録されることになったと。
 


「この曲こそ、本当にアルバムの最後を飾るにふさわしい曲だなって。僕らは“この曲いいよね~キャッキャ”みたいなことは男5人なんで正直ないんですけど(笑)、『花束』に関しては、“LACCO TOWERのバラードで今一番の名曲ができた”って言い合える曲になりました。1番のBメロの、“街を彩る 誰かの笑顔/同じように今は 笑えてるかな”っていうところを歌うたびに、いまだ泣きそうになるんですよ。何だか自分のことのような気がして…そういう歌が書けたのもすごいよかったなとも思うし。この間のテレビ番組の収録でも危なかったんですよ(笑)」
 
――アハハ!(笑) “何でこの人、自分の歌で泣きそうになってるんだろう?”って(笑)。
 
「そう!(笑) しかも観覧の皆さんもいたので、“どうしたんやろこの人?”ってなってると思う(笑)」
 
――しかも1番のBメロ、歌い始めて割と早いタイミングで来ますからね(笑)。
 
「そうなんですよ(笑)。この曲が友人の門出となる結婚式で予期せず流れたときも、本当にいい曲が作れてよかったなって思ったんですよね。今までも何回か友人の結婚式で僕らの曲を使ってもらったりしたんですけど、自分でそう思えたのって初めてだったんで、すごい嬉しかったんですよね。あの大団円の独特の空気に本当に合う曲なんだなって、とってもグッときましたね」
 
――そこで起きたことが、これからは『若葉ノ頃』を聴いてくれた人の大切な人の門出でも起こり得る。人生の大事な瞬間のBGMとして、一生残るものになるというか。
 
「生きているといろんな場面があって、そこで聴きたい音楽ってそれぞれ違うと思うんですよ。楽しいときにはやっぱりノリのいい曲を聴きたいし、ドライブをするときはこういう曲とかってあるじゃないですか。そういういろんな場面場面で、『花束』だったり、他の曲も花を添えられるようにはなったかなって。今回はそういう曲が多いので、本当によかったなぁと思ってるんですよ」
 
――アルバムの最後に、聴いてくれた人に本当に花束を渡すような…誰しもに脆い部分がある中で、こういう曲がそばにいてくれたら。この曲のスタンスはLACCO TOWERの音楽そのものな気がします。
 
 
一番最適な形でこの日本語ロックを届けられるところが見付かった気がします
 
 
――そして、リリースツアー前半は初のホールツアーで。
 
「もちろんホールでしかできないことをやろうと思っていますし、レコ発が4本だけじゃさみしいのもあって、その後にライブハウスツアーもちょっと入れて」
 
――観る方もやる方も、異なるシチュエーションで『若葉ノ頃』を楽しめると。
 
「僕らは両方できるバンドだからこそ、それぞれのシーンでそれぞれの楽しみ方をしてもらえたら嬉しいなって」
 
――しかも、日程的にもガッツリ土日祝なので、皆さん安心して来てくださいと(笑)。
 
「そこはもう社長(=塩﨑・b)が頑張ってくれて(笑)。あとは今日感じていただいた予感が本物になるのを待つばかりです(笑)。最近は何かこう1つ出口が見付かったというか、多分僕らはこういうことをやっていって、ここでいろいろ無理をして、ここでいろいろ挑戦すればいいんだという端と端が分かったというか。そこから逸脱するようなことなら、多分違うバンドでやった方がいいんだろうなって」
 
――LACCO TOWERのレンジみたいなものが。
 
「ここさえ守っていればどんなものでも取り入れてもいいはずだっていうのが、今作で見えた気がして。もちろんその幅も変わっていくものだとは思うんですけど、一番最適な形でこの日本語ロックを届けられるところが見付かった気がします。なよるでもない、尖るでもない、僕らが本当にカッコいいバンドになれる幅がそこなのかなって」
 
――そういう自分たちの指針となるようなアルバムができて、これからに向けて思うところを最後に聞きたいなと。
 
「僕らの音楽を鳴らしてもらえたら、人生のいろんなシーンがよりよくなると信じているからこそ、たくさんの人に聴いてもらいたいと思っているんで。そういう現状とこれから広がっていきそうな予感を、ようやく自分自身でも自信を持って楽しめる時期に来ているんです。バンドとしてもこれから先が非常に楽しみだし、誰かが何かやらかさない限りは(笑)、このままずっと続いていくと思うので。もっともっと上を目指してやっていきたいですね」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2018年9月13日更新)


Check

Movie Comment

新譜からなぜか初恋の人の話まで(笑)
松川ケイスケ(vo)からの動画コメント

Release

LACCO TOWERの柔と剛、静と動
の魅力を音にした充実の最新作!

Album
『若葉ノ頃』
発売中 3000円(税別)
日本コロムビア/TRIAD
COCP-40471

<収録曲>
01. 若葉(わかば)
02. 蜜柑(みかん)
03. 雨後晴(Album Mix)(あめのちはれ)
04. 薄荷飴(はっかあめ)
05. 最果(さいはて)
06. 狂喜乱舞(きょうきらんぶ)
07. 愛情(あいじょう)
08. 切手(きって)
09. 非英雄(ひえいゆう)
10. 花束(はなたば)

Profile

ラッコ・タワー…写真左より、真一ジェット(key)、松川ケイスケ(vo)、重田雅俊(ds)、塩﨑啓示(b)、細川大介(g)。’02年結成。’13年に塩﨑が代表となり、株式会社アイロックスを設立。幾度かのメンバーチェンジを経て、同年6月に現体制に。’14年より地元群馬にてロックフェス『I ROCKS』を毎年開催。’15年にアルバム『非幸福論』でメジャーデビュー。’16年2月にはフジテレビ系TVアニメ『ドラゴンボール超』エンディング主題歌となった1stシングル『薄紅』を、6月にはメジャー2ndアルバム『心臓文庫』を発表。’17年3月にはミニアルバム『薔薇色ノ怪人』を、8月にはメジャー3rdアルバム『遥』を発表。バンド史上初の外部プロデューサーとして亀田誠治を迎えたタイトル曲が、再び『ドラゴンボール超』エンディング主題歌に抜擢され話題に。同年より地元群馬のプロサッカーチーム、ザスパクサツ群馬の公式応援ソングを担当。’18年4月にて『I ROCKS』は5年連続開催となり、初のソールドアウトを記録。8月22日には、メジャー4thアルバム『若葉ノ頃』をリリースした。

LACCO TOWER オフィシャルサイト
http://laccotower.com/

Live

前半は初のホールツアーで大阪に!
後半は各地のライブハウスに登場

 
『LACCO TOWER New Album「若葉ノ頃」
 発売記念ホールツアー2018
「五人囃子の新時代」』

【群馬公演】
Thank you, Sold Out!!
▼9月8日(土)高崎市文化会館


【愛知公演】
チケット発売中 Pコード117-968
▼9月16日(日)18:00
名古屋市芸術創造センター
全席指定席(一般チケット)5400円
全席指定席(中高生チケット)3240円
全席指定席(小学生チケット)1080円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※未就学児童は無料(保護者同伴に限る)。3歳以下は入場不可。未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内でご覧いただきます。※中高生チケット=中学生・高校生対象。入場時、年齢が分かる身分証明書を確認させていただく場合もございますので、年齢の分かるものをご用意してご来場ください。※小学生チケット=小学生以下対象。小学生チケットのみでの購入及び入場は不可。必ず一般チケットと併せてご購入の上、ご来場ください。※対象外の方が誤って購入された場合の払い戻し不可。

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Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード110-743
▼9月17日(月・祝)18:00
サンケイホールブリーゼ
全席指定(一般)5400円 全席指定(中高生)3240円 全席指定(小学生)1080円
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※未就学児童は無料(保護者同伴に限る)。未就学児童のご入場は同行の保護者の方の座席の範囲内でご覧いただきます。3歳以下は入場不可。※中高生チケットは中学生・高校生の方が対象です。ご入場の際に、年齢が分かる身分証明書を確認させていただく場合もございますので年齢の分かるものをご用意してご来場ください。※小学生チケットは小学生の方が対象です。小学生チケットのみでのご購入及びご入場はできません。必ず一般チケットと併せてご購入の上、ご来場ください。※対象外の方が誤って購入された場合の払い戻し不可。

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【東京公演】
チケット発売中 Pコード110-845
▼9月24日(月・祝)18:00
昭和女子大学 人見記念講堂
全席指定(一般)5400円
全席指定(中高生)3240円
(中学生・高校生対象/要学生証)
全席指定(小学生)1080円
(小学生以下対象/全席指定(一般)と
併せてのみ購入可)
ホットスタッフ・プロモーション■03(5720)9999
※未就学児童は保護者膝上に限り無料。
3歳以下は入場不可。

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『LACCO TOWER New Album「若葉ノ頃」
 発売記念ライブハウスツアー2018
「五人囃子の新時代」』

【広島公演】
一般発売9月15日(土)
Pコード125-538
▼10月7日(日)18:00
HIROSHIMA BACK BEAT
オールスタンディング3800円
キャンディープロモーション広島■082(249)8334
※3歳以上はチケット必要。

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【群馬公演】
▼10月20日(土)高崎 club FLEEZ

【岩手公演】
一般発売9月15日(土)
Pコード129-580
▼11月11日(日)18:00
the five morioka
オールスタンディング3800円
G・I・P■022(222)9999
※3歳以上はチケット必要。

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【静岡公演】
▼12月1日(土)静岡UMBER
【東京公演】
▼12月8日(土)SHELTER

Column1

「ここから本当に、みんなで
ひっくり返してやろうと思ってる」
LACCO TOWER=僕らの生き方
激動の結成15周年に至る心の揺れも
覚悟もブチ込んだ『遥』を語る!

Column2

「僕らはもう一度
立ち上がって走り続けている」
不屈のLACCO TOWERが
10編の小説が織り成す夢幻の
2ndアルバム『心臓文庫』を語る

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはコチラ!

「会うなり開口一番、“すみません、今日は1人で(笑)”ということで、今回は社長塩﨑(b)不在の松川氏単独インタビューでしたが、16年目にして着々と実績を上げつつあるLACCO TOWER。地元群馬との蜜月の関係にも決して甘んじることのない姿勢には、このバンドの気高さを感じます。もうね、話してても“あ~ここまで苦労してきたんだな”って分かる(笑)。彼らがかけてきた時間と培ってきた経験が信頼に値するのは、楽曲、ライブ、こうやってやりとりする言葉の端々から滲み出ています。ロックバンドにとって、時間の経過は決してマイナスなことだけではないと、その身をもって証明し続ける彼らを、多くのバンドマンが慕うのも当然ですよね。ただ、毎回ツアーパンフを担当させてもらっている孤高の中田裕二とも仲良くなっちゃう松川氏なのに、インタビューでも動画コメントでもこんなにトークが上手いのに、友達が少ないって紛らわしいわ!(笑) でも、そういうところも最高。『若葉ノ頃』、いいアルバムです。ブックレットの片隅のメッセージにまで血が流れているのを感じる作品です。彼らは努力を惜しまず、あなたとの出会いを待っていますよ」