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「この1年は必要な遠回りだったんじゃないかと思ってます」
届け、崖っぷちBenthamの叫びと音楽
『Bulbous Bow』リリースツアーも残すは東名阪ワンマン!
Bentham全員インタビュー&動画コメント

 結成5年だろうが10年だろうが、メジャーデビューという分岐点を通過した瞬間にスタートする、“消費”というカウントダウン。デビューした誰もがこのタイマーに翻弄され、時に勝ち抜いて、時に烙印を押される非情の世界に昨年足を踏み入れたBenthamは、初のフルアルバム『Re:Wonder』(‘17)を発表後には全国17ヵ所を巡るツアーを敢行。ファイナルでは過去最大規模となる赤坂BLITZでのワンマンライブに挑戦と、バイオグラフィには華々しい経歴が自ずと刻まれていく。だが、そんな中バックグラウンドで常に起動していたもがきと葛藤という名のアップデートは、Benthamにいったい何をもたらしたのか? その1つの回答とも言えるEP『Bulbous Bow(バルバス・バウ)』を引っ提げリリースツアーを開催中の4人に、その真相に迫るインタビュ―を実施。ツアーのクライマックスとなる東名阪ワンマンを前に語る崖っぷちBenthamの心の叫びと音楽が、あなたに届きますように――。

 
 
楽しくなきゃいい方向に転がっていかないなって強く思いました
 
 
――’17年のメジャーデビューから1年、自分の音楽人生にどんな影響を及ぼした日々でした?
 
小関(vo&g)「僕は自分と向き合うことが多くて、どうすればバンドがうまくいくのかを結構考えた年でしたね。表立っては経歴通りアルバムをリリースしつつフェスに出てっていうことなんですけど…それ以外のメンバーとスタッフ間だったり、見えない部分で割といろんなことがあった印象ですね」
 
須田(g)「関わる方たちが増えて最初はすごい新鮮だったんですけど、そこに自分たちのよさをどう加えていくのか…自分らしさと新しさがうまく混ざるまでにやっぱり少し時間がかかったというか。アルバム『Re:Wonder』のリリースとツアーでそれをすごく思って、今はやっと歯車が合って加速してきたのを感じてる段階ですね」
 
辻(b)「『Re:Wonder』に関しては’16年末ぐらいから取り掛かっていたので、それをリリースしてツアーが終わるまでほぼ1年を費やしたんですけど、プロとしてのファンとの接し方だったり、それはスタッフさんに対してもそうで、そこを自覚して自分のやれることを探しながら…ホントにあっという間に過ぎた’17年でした。責任感が強くなったのは、ミュージシャンとしてはすごくいいことだったなぁって。この1年で成長できたのかなと思いました」
 
鈴木(ds)「音楽に、バンドに集中できるようになって1年ぐらいですけど、最初は演奏する以外のスケジュールも結構多くて大変だなと思ってたんですけど、そういうことに慣れてちゃんと戦えるようになるのに1年かかったのかなっていうのもありながら。対バンするバンドとか、フェスで一緒になるバンドのレベルも徐々に上がってきて…そこから1つ抜けたい気持ちがより多くなった1年でした」
 
――メジャーデビュー時の段階でも、Benthamは今言ってくれたような自覚があって臨んだ印象だったんですけど、そこにプラス気付かされることがあったり、変わらなきゃみたいな気持ちになった1年だったんですね。
 
小関「大人がどれぐらいの時間とお金を使ってバンドを売ろうとしているのかを目の当たりにすると、やっぱり“結果”というものが欲しくなって。そういうところでも、もがきながらチャンスを掴もうと…ライブも、こういったインタビューもそうですし、自分たちのやれることをちゃんとこなしながら楽しむというか、楽しくなきゃいい方向に転がっていかないなって強く思いました。去年は目の前に事が起きて、結果“よかった/ダメだった”だけの感覚で、だんだんと視野も狭くなってきて…このままじゃ続けられなくなるんだろうなって簡単にイメージできたので、もっともっと上を見ながら行動していかないとやっていけない世界だなって肌で感じました」
 
――その辺は歌詞にもすごく表れている感じがしますね。まだデビューして1年なのに後がない感じがすごいというか…単純にメジャーデビューして“やったぁ!”じゃ終わらなかった1年だったんですね。
 
 
自分たちが思うことをやって売れたいし
ちゃんと自分たちで答えを出していこうと
 
 
――そんな中、メジャー2年目のBenthamとしてどういう曲を出していくのかと。
 
小関「サウンド面では、今目の前にいる世代の方たちが振り向いてくれるか試そうというところで、あとは変に幅を広げ過ぎずいい曲を、全部がリード曲になれるようなBenthamらしい曲をということで始めました」
 
――『Bandwagon』(M-1)なんかは象徴的だと思うんですけど、Benthamの強い決意が感じられる曲です。
 
小関「セールスもそうだし、動員もそうだし、今の音楽シーンと戦っていかなきゃいけない。でも、自分たちが信じる音楽をやって売れたいし、ちゃんと自分たちで答えを出していこうと思って作ったのが今回の曲たちで。これ以上できないというか一番得意なことをやったので、これが引っかかってくれればいいなって」
 
須田「『Bandwagon』にはエモーショナルな空気が自然と出ていた気がして、“いくぞ!”っていう熱い部分と、Benthamが持っているちょっと繊細な部分が見え隠れする振り幅も一番大きいのかなと。本当に自信を持って1曲目に置ける曲だと思います」
 
小関「この曲は、歌詞は一番周りを気を使わないで書きました。今までの僕らしくというか…僕の完全に好きな感じで、Benthamのために書いた曲ですね」
 
――この曲はバンド愛に溢れてますね。
 
小関「それが伝わってたなら嬉しいなぁと」
 
「デモの段階で、オゼ(=小関)のバックボーンというか聴いてきた音楽がものすごく出てるのが分かったので。この曲の“ここから突き進んで時代を変えてやろうぜ、俺らも変わっていこうぜ”っていうメッセージを見るだけでも安心しますし、それが1曲目っていうのも単純に嬉しいなって」
 
鈴木「今までのBenthamの感じもありつつ、それを一歩越えた曲になったかなって」
 
――こういう曲を聴いてたらこの1年、いろんな想いをしていろんなものを見たんだなって感じます。でも、YouTubeの『Bentham TV』でデコピンならぬ“キンピン”とかやってるなら、まだ大丈夫かなって(笑)。
 


須田「そこは変わってない(笑)」
 
「ノリは常に高校生と一緒なんですけど(笑)」
 
小関「今は非常に自然な感じで、多分前だったらイラっとしたことも、うるさいときは“うるさいよ”って言える感じ。この1年は“成し遂げたぞ”っていう感覚はなかったですけど、必要な遠回りだったんじゃないかと思ってます」
 
――でも、周りからは“Bentham、最近イイ感じでしょ?”って言われそうですね。
 
小関「そうなんですよ。でも、崖っぷちなんです。本当はメジャーデビューした勢いで一気にいきたかったですけど…いろんなものがまだ自分たちのイメージに届いてないっていう」
 
須田「でも、その中でもテンションを保てたというか、全国を周って目に見えて変わったところもあるんですよ。伝わるところには伝わってるんだなって。そういうところを伸ばしていくというか、何がよくて何がよくなかったのか、Benthamのよさをもっと出していくにはって考えて」
 
「ライブに関しても、メンバー間でディスカッションすることが増えましたね。お互いに思ったことを口に出して確認するようになったんで、それだけ意識が変わったのかも」
 
――それにしても、なかなかトントン拍子にはいかないもんですね。何だかんだ言って、メジャーに行ったらすごいことが起きるに違いないと思ってたのに、みたいな(笑)。
 
小関「そうですそうです(笑)。それ、多分デビューしたみんなが思ってますから(笑)」
 
――『Bandwagon』では“終わり近づいている”、『Reset』(M-2)では“僕のラストシーンはもう目の前さ”って…。
 
小関「そう。これを書いてたときはもう病んでたんだと思う(笑)」
 
(一同爆笑)
 
――結果が出ないまま、2年契約の1年が終わってしまった…みたいな歌詞(笑)。
 
小関「そう取れちゃいますよね(笑)。後ろ向きには書いてないんですけど、リリースが春っていうのは意識はしてたんで、次に向かうための原動力として、マイナスなことも1回嚙み砕いてから前に進みたかったのはあって。単に“頑張っていこうぜ”みたいな曲は書けなかったんですよね」
 
――終わりを意識しながら、“じゃあ、このままで終われるのか?”っていう開き直りというか。今回の5曲は音も気持ちも密度が濃くて、『FATEMOTION』(M-3)なんかはBPMも相当早いし、ライブはめっちゃ大変そうですね(笑)。
 


「演奏はもう詰め込めるだけ詰め込んだんで(笑)。ライブ中のスリリングな感じは、演奏しててもすごく楽しいですね。BPMも一番早いし、観せつけられるぐらいの曲に仕上がったんで、そういうところも含めてやっぱりいいライブをしてなんぼだなって思います」
 
 
キャッチーなことをやってるけど、思いっきりブッこんでるぞっていう
 
 
――『SAYONARA』(M-4)は鈴木さん作曲だったり、ラストの『memento』(M-5)は須田さん作曲&ピアノで、鍵盤はやっぱりこのバンドの武器になるなと思ったり。この辺りはBenthamならではの魅力が出てますね。
 
小関「『SAYONARA』も『memento』も、僕がメロディ的な介入をしてないんですよ。彼らがやりたいことをやって、僕の声が乗っかっていい曲になればいいなって。鍵盤にも割とそれがあって、フレーズも彼に任せてますし」
 
須田「今回は鍵盤の入れ方もかなり変わってて、フックになってるというかパンチが効いてくる感じ。かつギターも弾いてるし、っていうのはBenthamとして初めての試みなので」
 
――そして、今作のタイトルは『Bulbous Bow』という…耳慣れない単語ですが。
 
「ただ、インパクトはある! みたいな(笑)」
 
――意味的には、波を避けるために船の先端に付いているパーツということで。
 
「アイデア的には、Benthamを船に例えて…みたいなことがありながら調べてたら、“何だこの単語?”ってみんなが気になって。っていうことはパンチを持った言葉なんじゃないかって」
 
小関「ちゃんと理由が言えるタイトルってすごくいいなって。キャッチーなことをやってるけど、思いっきりブッこんでるぞっていう気持ちの表れですね」
 
 
若いときに何かを感じられた場所にワンマンで戻ってこられるのは嬉しい
 
 
――リリースツアー終盤は東名阪ワンマンで、大阪公演の会場のShangri-Laにはちょっとした思い入れがあると。
 
小関「僕が8年ぐらい前にアーティストのスタッフみたいなことやってまして」
 
――Benthamをやる前に?
 
小関「Benthamをそんなに頑張ってない時期に(笑)」
 
「アハハハ!(笑)」
 
小関「だから他の現場で吸収しようみたいな感じでツアーについて周って。Shangri-Laは入った瞬間に内装もカッコいいなと思ったし、その日の音がすごくよくて衝撃だったんですよ」
 
「当時はバイト先が一緒だったんですけど、帰ってくるなり“Shangri-La、めっちゃいいよ”ってずっと言ってて」
 
小関「やっぱりいいハコってスタッフさんもいいじゃないですか。ハコに染みついてる空気もすごいよくて、当時はスッカスカのShangri-Laでいい音を聴いて(笑)。あれから時間が経った今でも音楽をやれてることが嬉しいし、“そうか、あそこでワンマンなんだ”みたいなことも思いましたね。ホントに個人的な感情なんですけど、キャパどうこうではなく、若いときに何かを感じられた場所にワンマンで戻ってこられるのは嬉しいことだなって」
 
――最近はライブについても何か心持ちに変化はありました?
 
鈴木「前はフェスとかでベテランのバンドとかを観ると、“すげぇな…”って思ってたんですけど、最近はそんなに焦らなくてもいいのかなと思えてきて。落ち着いてやれるようになってきたら、演奏する1曲1曲が楽しくなってきて」
 
小関「僕はライブにおいての余裕と心の沸点の間で起こる、リズムの取り方がちょっと変わって、すごく気持ちいいんですよ。前は“うまく歌わなきゃ、息を吸わなきゃ、出すぞ高い声”みたいな感じだったんですけど(笑)、今はドラムをちゃんと聴けてるし、それが“ライブが楽しい”につながるというか。俺らがこだわってきたフレージングの気持ちよさを感じられてるのが純粋な成長というか…“これだったら伝わる”って思うんですよね。だから今、よりたくさんの人に観てほしいなって。前は伝えたいのに伝わらなかったり、“こんなつもりじゃなかったのに”みたいなことがあったんですけど、それが今ちょっとずついい感じになってきてるし、ダメでもダメなりにカッコいいと思うんで」
 
須田「ライブだけじゃなくて、ライブに向けたリハーサルのスタジオでも、ライブの気持ちよさを求める感覚は無意識にあって。でも、気持ちよくやるだけじゃなくて、“ここで自分が吸収すべきことは何なんだろう?”って考えてやるようになったし、ライブはライブで今までよりも丁寧にやるところとアグレッシブになるところの振り幅が出たような感じがして。あとは、去年のアルバムツアーから、第三者の意見を聞き始めたんですよ。僕らが自覚してないところで、“この部分がいいからもっと出そうよ”とか言ってくれる方ができたので、その存在はすごく大きいですね。“ここはもっと前に出てよかったんだ”とか、“ここは周りを引き立てるべきなんだ”とかを冷静に考えてて…それも違うと思ったことはちゃんと言いますし。そういうチャレンジもできてるので、今年のBenthamはもっとよくなるんじゃないかなと思ってます」
 
「ここ最近、自分たちもライブを楽しんでるし、自信を持ってやれてるので。今までだったら、“対バンの人たち、やっぱりうまいな…”とか、単純に経験値の差なのかどうかでも結構悩んでたんですけど、今は単純に“勝ちにいこう”と思えるというか。やっぱり、負けたくないんですよね」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2018年6月 1日更新)


Check

Movie Comment

タイトルの由来とライブと自由軒(笑)
Benthamからの動画コメント!

Release

グッドメロディ、グッドヴァイブス
決死の想いを託した切なき全5曲!

EP
『Bulbous Bow』
発売中 1500円
ポニーキャニオン
PCCA-04643

<収録曲>
01. Bandwagon
02. Reset
03. FATEMOTION
04. SAYONARA
05. memento

Profile

ベンサム…写真左より、鈴木敬(ds)、小関⻯矢(vo&g)、須田原生(g)、辻怜次(b)。’10年結成。’14年春のKEYTALKツアーのゲストアクトに抜擢され注目を集め、同年10月に『Public EP』でデビュー。以降インディーズで3枚のEPリリースを経て、’17年4月にシングル『激しい雨/ファンファーレ』でメジャーデビュー。同年7月には1stアルバム『Re: Wonder』をリリース、17ヵ所に及ぶ全国ツアーを敢行。ツアーファイナルの赤坂BLITZワンマンも大成功に収める。’18年4月4日リリースの最新作『Bulbous Bow』収録の『FATEMOTION』が、CBCテレビドラマ『こんなところに運命の人』主題歌・TBSテレビ『王様のブランチ』4月度エンディングテーマに、『memento』が映画『お前ら全員めんどくさい!』主題歌に決定。同月に初の海外公演となる台湾の大型フェス『Spring Scream 2018』にも出演するなど、大いなる飛躍が期待されるハイブリッドロックバンド。

Bentham オフィシャルサイト
http://www.bentham-web.com/

Live

ツアーも残すは東名阪ワンマン!
大阪は思い入れのあるShangri-Laで

 
『Bulbous Bow Tour』

【京都公演】
▼4月12日(木)KYOTO MUSE
[共演]夜の本気ダンス
【長崎公演】
▼4月15日(日)DRUM Be-7
[共演]INKYMAP
【福岡公演】
▼4月16日(月)DRUM SON
[共演]INKYMAP
【愛媛公演】
▼4月18日(水)松山サロンキティ
[共演]感覚ピエロ
【高知公演】
▼4月20日(金)高知X-pt.
[共演]感覚ピエロ
【徳島公演】
▼4月22日(日)club GRINDHOUSE
[共演]感覚ピエロ
【山口公演】
▼4月23日(月)周南LIVE rise
[共演]The Cheserasera
【岡山公演】
▼4月24日(火)CRAZYMAMA 2nd Room
[共演]The Cheserasera
【茨城公演】
▼5月18日(金)水戸ライトハウス
[共演]マカロニえんぴつ
【千葉公演】
▼5月20日(日)千葉 LOOK
[共演]ircle
【宮城公演】
▼5月23日(水)LIVE HOUSE enn 2nd
[共演]サイダーガール
【福島公演】
▼5月24日(木)CLUB #9
[共演]サイダーガール
【新潟公演】
▼5月28日(月)新潟CLUB RIVERST
[共演]パノラマパナマタウン
【石川公演】
▼5月29日(火)金沢vanvanV4
[共演]パノラマパナマタウン

 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード109-367
▼6月4日(月)19:00
Shangri-La
オールスタンディング3000円
清水音泉■06(6357)3666
※3歳以上は有料。

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【愛知公演】
チケット発売中 Pコード109-500
▼6月5日(火)19:00
アポロベイス
スタンディング3000円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※3歳以上有料。

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【東京公演】
チケット発売中 Pコード109-632
▼6月5日(火)19:00
渋谷CLUB QUATTRO
スタンディング3000円
ディスクガレージ■050(5533)0888
※3歳以上はチケット必要。

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Pick Up!!

【大阪公演】

『アラスカナイズロックフェス』
チケット発売中 Pコード111-379
▼6月23日(土)15:00
BIGCAT
オールスタンディング3800円
[出演]ドラマチックアラスカ/
プププランド/climbgrow/Bentham/
おいしくるメロンパン/爆弾ジョニー/他
GREENS■06(6882)1224
※3歳以上は有料。

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チケット情報はこちら

 

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはこちら!

「デビュータイミング以来約1年ぶりに会った彼らは、何だか印象が違いました。以前の意気揚々な空気は息を潜め、何だかお疲れのご様子。メジャーあるあるですねこれ(笑)。ライブを観ても底抜けに楽しんでる感じがしなかったり…やっぱりこの1年でいろいろと思うところがあったんだろうなっていうのを、端々から感じて。バンドによって正解が違うはずなのに流行りの答えを求められがちなこの世界で、彼らがどうサヴァイブしていくのか? その大いなる可能性が今回の『Bulbous Bow』には込められている気がしました。そして、安心しました。こんないい音源が作れるなら、このバンドはまだまだ戦える。Benthamはこれからですよ!」