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「“裏切らない音楽”というか、いい曲を書き続けるバンドでいたい」
正体不明の熱量と疾走感、加速する遊び心と中二感(笑)
結成10周年に捧ぐ無敵の『・・・』を手に目指すはZepp Tokyo!
SAKANAMON藤森元生(vo&g)インタビュー&動画コメント

 『・・・(テンテンテン)』と名付けられたSAKANAMONの結成10周年の最新アルバムは、3人それぞれの“10年”、今後も続いていく“・・・”という想いを込めた、10年目にしてこのバンドがオンリーワンな音楽を鳴らしていることをまざまざと証明した驚異の1枚だ。バンドの10年と未来を刻んだ『ロックバンド』、インバウンド時代の“あるある”なひとコマをユーモラスに描いた『DAVID』、せんせい(東京カランコロン)とタカハシマイ(Czecho No Republic)が自分を取り合う音楽私的利用妄想ソング(笑)『SYULOVER』、出会ってきた全ての人に捧ぐ名バラード『テオフル(・・・MIX)』、男性の夜のお友達TENGAとのハイパーでサイバーなコラボ曲『DAPPI』etc、無敵のグッドメロディ、正体不明の熱量と疾走感はそのままに、加速する遊び心と中二感(笑)。さらには、『SAKANAMON THE MOVIE ~サカナモンは、なぜ売れないのか~』と題した(笑)ドキュメンタリー映画を制作するクラウドファンディングも実施するなど、その勢いは止まらない。現在は、挑戦のZepp Tokyoを最終到着地とする『5thアルバム「・・・」リリース&SAKANAMON結成10周年記念ワンマンツアー “延々々”』の真っ只中にいる藤森元生(vo&g)に迫るインタビュー。今からでも遅くはない、SAKANAMONの音楽に触れてみてほしい。“聴く人の生活の肴になるような音楽を作りたい”という彼らの想いは、まだまだ続いていくのだから。

 
 
辞めるとか続けるとか、そんなことは一切考えずに
生活の一部としてバンドをやってきた
 
 
――今年は結成10周年ですけど、そんなに意識せずにいつの間にか周年がやってきたということですが(笑)。
 
「今までは振り返る機会がなかったし、あんまり考えてこなかったというか楽天的な感じだったんで(笑)、それこそ10周年がきっかけになって。毎回そのときにできる自分たちがやりたい音楽を詰め合わせるのが=僕たちのアルバムなんですけど、そういう意味では1ついいネタができたというか、10周年への想いは丸ごと『ロックバンド』(M-1)に込めました。『cue』(‘17)にも入っている『テヲフル(…MIX)』(M-7)は、当時はレーベルを移籍したタイミングだったんで、今までのことを振り返りつつ、皆さんに感謝をしつつ、“これから頑張るぞ”っていう想いも込めて」
 
――SAKANAMONのすごいと思うところは、デビュー時からのイメージが一貫して変わらない。元生くんを見ていると、本当にこのままおっさんになりそうな妙な安心感が(笑)。
 
「メンバーには“偏屈なじいさんになりそう”って言われています(笑)。でも、もしかしたら服装とかは変わるかも」
 
――急にオシャレになったり?
 
「オシャレにはならないと思います」
 
――何、その自信(笑)。先ほど10周年への想いは全て『ロックバンド』に込めたという発言もありましたけど、このタイミングで初めて“SAKANAMONはこれからどうしていくのか?”という話し合いの場を持ったと。逆に言うとこの10年、話し合わずにこれたのもすごいなと言えるし。
 
「辞めるとか続けるとか、そんなことは一切考えずに生活の一部としてバンドをやってきたので、居心地は悪くなかったんだなって結果的には思えて」
 
――SAKANAMONは何で10年続いたのか、何で続けているのか、何で辞めなかったのか。
 
「みんな気を使うというか、衝突を避けるというか、我関せずな人間だったというか…特に僕がそうだったと思うんですよ。高校時代にやっていたバンドが、結果的に仲があんまりうまくいかなくて終わったところもあるから、それがトラウマというか。“もし次にバンドをやるんだったら、絶対に楽しいバンドにしたいな”って。売れるためにどうこうじゃなくて、楽しければいいっていうところから始まったバンドなので、とにかくみんなに気を使って(笑)」
 
――現在の編成になったのも、ベースの森野(b)くんが気持ちよく演奏できるように木村(ds)くんを連れてきて(笑)。
 
「森野さんがキムさん(=木村)といるときは楽しそうだったんで、みんなが楽しいバンドがいいなって。でも、結果的にはそれがうまく伝わったというか、僕が衝突を避けているのは何となく2人も察していて、そういう現場作りができているんだろうなって。っていうのも付き合いが長くなればなるほど分かるようになって、察し合って(笑)。怖いんですよ、僕。下手に衝突して、みんなもそうだけど自分がイヤになっちゃうんじゃないかとか…そもそもそうでしたもん。SAKANAMONをやる前は、“もう1人でいいや”って思っていたところで、急にバンドが組めたから」
 
――楽しくするために気を使って楽しいのか、もう何だかよく分からないけど(笑)。でも、デビュー時にインタビューしたとき、元生くんのバンドを組めたことに対する喜びをすごく感じました。組めている時点でだいぶ幸せだと
 
「そうなんですよ。音楽を作ってそれをみんなで演奏できる、ちゃんとお客さんも観に来てくれる…終始幸せっちゃあ、幸せなんですよ、僕。もちろん、上を見たらいろんなことを思いますけど、ちゃんと今ある幸せを感じながら生きているんで、割と幸せ者だと思います。“その考えが甘いんだ、だから売れないんだ”って2人には言われちゃうかもしれないですけど(笑)。今頑張っているバンドの人たちって野心がちゃんとあって、勝つだの負けたくないだの切磋琢磨しているじゃないですか? 大変だなぁと思って」
 
――SAKANAMONも一応そのレースに参加していそうな感じはするけど(笑)。
 
「勝負とか競争はどこに行ってもあるんでしょうけど、直視したくないというか(笑)。イメージの枠に囚われない何かを絶対に持っていたいから…で、それをちゃんと持っていると思えているから、他の人たちにないものを持っている自信があるから、続けられる。もし、“こいつはすげぇ…しかも俺のめっちゃツボだ。歌詞も俺よりセンスよく書いている…”っていう人が出てきたら、“もう辞めよ”ってなるかもしれないけど(笑)。自分の中では、“あの人たちよりいい音楽が書けている”みたいな気持ちが、こっそりあるんですよね」
 
 
10代そこそこの若者が歌う“人生って辛いよね”と
40代、50代までずっと戦ってきた人が歌う“人生って辛いよね”って
全然重みが違うと思うんですよ
 
 
――10周年の想いを込めたリード曲の『ロックバンド』にある、“何事でも鳴らし合ったらバンド/格別だよ”っていう一節…今こう言えたなら素晴らしい音楽人生だと思います。この10年と、自分たちは何なのかと、これから向かう場所…本当に過去、現在、未来みたいな曲ですよね。
 


「自分が主人公の歌をたくさん歌ってきて…ここまであからさまなものは初めてだったんで恥ずかしかったりもするんですけど、10周年なら許してくれるかなって。10周年だからこそできたというか、やっぱり10代そこそこの若者が歌う“人生って辛いよね”と、40代、50代までずっと戦ってきた人が歌う“人生って辛いよね”って、全然重みが違うと思うんですよ。僕らもまだまだですけど、歌詞にちゃんと10年分の重みが乗っかっているのはいいですよね」
 
――終盤には、“差し詰め何て言うかラフな集い/だからこそ行ける場所”とありますけど、まさにこのバンドのスタンスを示していますね。
 
「そこの言葉、迷いました。どんな集いにしようか(笑)。基本、みんなは曲が出来上がってから、“そんなことを考えていたのか”って知る感じだと思いますよ。それもお互い言うわけでもなく、気持ちを察して。察し合いです(笑)」
 
――『ロックバンド』とか『テヲフル』みたいな曲がここにきて生まれたのには、可能性を感じますね。『テヲフル』もいい曲だなぁ。今までは元生くんの考えていることが曲にはなっているけど、ある種のフィクション性があって。でも、“ラブソングを作ろう”とか“前に進む為に歌ってるよ”っていうフレーズは、サラリーマンでもないし、料理人でもないし、ミュージシャンでしかない曲で、元生くんの姿がちゃんと見える。
 


「“このご時世にバラードとか、ちゃんと聴いてくれるかな?”とかいろいろ考えていたんですけど、思いのほか反応がいいから“やったぜ!”っていう感じですね。昔はやりたいことがいっぱいあったから、それをやるだけだったんですけど、最近はもう“ネタ探し”というか、テーマを決めるのが大変で。でも、自分が書きたいことが最初から言葉にできるようになったというか…とは言え、もちろん練るんですけど、昔よりは早くなったかな。今まではめちゃくちゃ悩んでいたけど、割と踏ん切りがつくのが早くなりましたね」
 
――そして、『テヲフル』は今まで出会ってきた全ての人に感謝を込めて、という想いが曲にあると。
 
「後からライブのMCで曲を説明しているときにそういう言葉が出てきて、“へ~”って自分でも思ったりします(笑)」
 
――そうか、テーマを探す割には、作るときは無意識というか、直感的。
 
「そうそう! そうなんです」
 
 
“先入観みたいなものが人生を邪魔してるんじゃないの?”
 
 
――かと思えば、仮タイトルが『久保田利伸』だったという(笑)異色のソウルナンバー『STOPPER STEPPER』(M-2)、変拍子に突拍子もない言葉が乗る『乙女のKANJO』(M-3)とかは、やっぱりSAKANAMONだなと思うし。
 
「『ロックバンド』『テヲフル』という二大巨頭がいたので遊べたんですよね。毎回、バラエティに富んだアルバムは作ろうと思っているんで、残りの曲は逆に結構遊んだというか」
 
――『DAVID』(M-4)は歌詞の描写がかなり詳しいから実話なのかなと思ったら、違うと(笑)。このディテールで実話じゃないんかい!(笑)。
 
「これは最後に書いた歌詞だったんで、一番遊びましたね(笑)。僕は自分の実体験しかほとんど曲にしないんで、ちゃんと創作した歌詞は難しくて。そういう意味では冒険だったし、お笑いの脚本を書くような気持ちで(笑)」
 
――それが洗練されたビートに乗って、物語の最後はいきなり人類滅亡って『こち亀(=こちら葛飾区亀有公園前派出所)』やん(笑)。この曲はすごい。SAKANAMONにしかできない。最高。
 
「そう言われたくてやりました(笑)」
 
――そして『SYULOVER』(M-5)は、レーベルメイトの東京カランコロンのせんせい(vo&key)と、Czecho No Republicのタカハシマイ(cho&syn,perc)をゲストボーカルに迎えて。これはある種の新しい“プレイ”です(笑)。
 
「“やってやった!”っていう感じですね。だって、2人とも僕に全く興味がないんですよ?(笑) なのに曲の中で“好き”って言わせちゃう(笑)」
 
――この手法、今後もめっちゃ使えるなと。自分の好きな人を音楽を利用して呼べる(笑)。この曲の2人との絡みはキュートの極みで、血気盛んな思春期の男の子だったら正味ヌケるんちゃうか(こらこら)(笑)。
 
「私利私欲感が強い(笑)。自分が言わせたいことを言わせて、かわいい子に囲まれることができる。確かに可能性が広がった。今度は人数を増やそう(笑)」
 
――でも、それをポップソングにできちゃうというね。TENGAとのコラボ曲『DAPPI』(M-10)も、単純に曲自体がクールでカッコいいですよね。
 


「って言われたいがために、めちゃくちゃ意識して作ったんですよ。だから手放しで笑えないというか(笑)。そのうえでTENGAもカッコいいと思ってほしかったから。コラボがなくても成り立つような音楽=“先入観みたいなものが人生を邪魔してるんじゃないの?”っていう僕なりのメッセージです」
 
――1つの視野をポンと頭に入れるだけで、楽曲の景色がガラリと変わる。ひねくれとも言えるけど、元生くんの書く曲にはユーモアとある種の裏切りが絶対にあるというか。あと、『ケーキ売りの女の子』(M-9)は実在すると。
 
「そうですね。昔は割と意識して、“僕と君”とか、2人称の曲は書かないようにしていたんです。景色がパッと出てくるような言葉をなるべく使わないことによって、想像力をかき立てられるような音楽が好きだったんで。でも最近は、その感じを忘れていたなぁ。今までにやったことのない新しいことを、みんながハッとするようなことを突き詰めていったら、今回は生々しい曲が多かったってことかなぁ」
 
――そうやって修行のように景色が浮かばないようにやってきた人が、いざスイッチを入れたら、いきなり『DAVID』みたいになっちゃうわけでしょ? だって、鮮明に浮かぶもん、目の前に渋谷のドンキホーテが(笑)。
 
「アハハハハ!(笑) シンプルな言葉でいい曲を書くのが一番難しいと思っていて、小難しい言葉を使えば天才と思われるんじゃねぇかとか(笑)、そういうところから逃げているところも昔はちょっとあったし。今は頑張って挑戦して、いい線で書けているのかなぁって」
 
――森野くんとの共作曲『凡庸リアライズ』(M-6)は、まんま元生くんの曲とはやっぱり違いますね。
 
「そうですね。正直、自分の歌詞のテーマも枯渇していて、森野さんの曲に対するテーマなんてなおさら出ないと思っていたんですけど(笑)、最初に森野さんに何ワードか出してもらって、そこから膨らませて、“こういうことを言いたいんでしょ?”って投げて、みたいなやり取りをして作った曲です」
 
――今作で新しい要素はいっぱい出てきてはいるけど、やっぱり10年やってきたなりにネタは切れている(笑)。
 
「もちろんです(笑)。もう、探す日々です」
 
 
心配です(笑)。でも、すげぇ楽しみです
 
 
――今作が出来上がったときに何か感じました?
 
「本当に、“よく出来たな、まだちゃんと書けるじゃん、どう響くんだろうな”っていうことですね。確かに『…』は僕らがこれからもずっと音楽を続けていく決意表明ではあるんですけど、だからと言って、今まで気を張ってこなかったからこそ続けられたのもあるんで、そこはあんまり意識せずに。とは言え、10周年にいっぱい面白いことをやっていくぞっていう気合はありつつ」
 
――『SAKANAMON THE MOVIE ~サカナモンは、なぜ売れないのか~』と題したドキュメンタリー映画を制作するクラウドファンディングも実施して。
 
「僕らのパーソナルなドキュメンタリーもありつつ、とは言え、ちゃんと映画として撮るので、“バンドってこういうこと考えているんだな”とか、結果的には“こんなことだから売れねぇんだよ(でもそこがいいところ)”だと思ってもらえるような映像になればいいなって」
 
――ツアーも4~5月にかけてありますが、ツアーファイナルがZeppTokyoと大規模です。
 
「心配です(笑)。でも、すげぇ楽しみです。その日の模様を初めてライブDVDにするし、いろいろ遊ぼうと思って」
 
――最初にインタビューしたときに、元気くんは音楽を始めた初期の段階で“もう一生バイトでも全然いいから、音楽をやって誰かに聴かせることが出来ればいいなって思ってた”と言っていて。“分かる人にだけ分かって、打ち上げで楽しく呑めればいいや”って(笑)。10年経った今はどうですか?
 
「今の幸せを知っちゃっているから…もちろん、売れたくないとは思わないですし、悪い意味では変わっていきたくないなと思いますけど…“裏切らない音楽”というか、いい曲を書き続けるバンドでいたい。そういう意味で安定したいし、継続したい。でも、このご時世の継続=売れるってことだから、売れるしかないのかな?(笑)」
 
――いい曲を書き続けた結果、売れる。売れるために書く、売れるために続けるじゃなくてね。もう曲が書けないと思うことってある?
 
「アルバムを作るたびに、その気持ちは強くなります。毎回がピークで、毎回もう書けないと思っている(笑)。でも、大丈夫かなぁ…と思いながらいつも何とかなっているので、今度も何とかなるのかなぁと思いながら、今回ばかりは無理かなぁ…と思っている最中です(笑)」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2018年4月17日更新)


Check

Movie Commet

キャリア10年でこのたどたどしさ(笑)
藤森元生(vo&g)からの動画コメント

Release

才能爆発! ハイボルテージに疾走する
結成10周年に送る驚異の5thアルバム

Album
『・・・』
発売中 2593円(税別)
TALTO
TLTO-008

<収録曲>
01 .ロックバンド
02 .STOPPER STEPPER
03 .乙女のKANJOU
04 .DAVID
05. SYULOVER
06. 凡庸リアライズ
07. テヲフル(・・・MIX)
08. 反照
09. ケーキ売りの女の子
10. DAPPI

Profile

サカナモン…写真左より、藤森元生(vo&g)、森野光晴(b)、木村浩大(ds)。“聴く人の生活の肴になるような音楽を作りたい”という願いからSAKANAMONと命名。’09年より現在の編成で都内を中心に活動を開始。’11年にリリースした1stミニアルバム『浮遊ギミック』が話題を呼びスマッシュヒット。翌’12年にリリースした2ndミニアルバム『泡沫ノンフィクション』とともにロングセラーとなっている。同年には初のフルアルバム『na』でメジャーデビュー。’17年、shibuya eggmanのレーベルであるmurffin discs内に発足した、新ロックレーベルTALTOよりミニアルバム『cue』を発表。同年11月には結成10周年を迎え、’18年1月17日にはフルアルバム『・・・』をリリースした。日本語の解体と再構築を自由自在に繰り返し紡ぎ出す独特のシュールな詞世界に、中毒性の高いポップなメロディはまさに“肴者世界”。現在は、“サカなもん”という摩訶不思議なマスコットキャラクターを従え、独特のライブパフォーマンスを展開している。

SAKANAMON オフィシャルサイト
http://sakanamon.com/

Live

リリースツアー中盤戦でついに大阪へ
ファイナルは挑戦のZepp Tokyo!

 
『5thアルバム「・・・」リリース&
 SAKANAMON結成10周年記念
 ワンマンツアー “延々々”』

【香川公演】
▼4月5日(木)TOONICE
【広島公演】
▼4月6日(金)広島Cave-Be
【福岡公演】
▼4月7日(土)INSA
【宮城公演】
▼4月13日(金)LIVE HOUSE enn 2nd
【北海道公演】
▼4月15日(日)DUCE


【愛知公演】
チケット発売中 Pコード100-328
▼4月20日(金)19:00
名古屋クラブクアトロ
オールスタンディング3300円
ジェイルハウス■052(936)6041
※未就学児童は入場不可。

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Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード100-354
▼4月21日(土)18:00
梅田BananaHall
オールスタンディング3300円
清水音泉■06(6357)3666
※未就学児童は入場不可。

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【新潟公演】
チケット発売中 Pコード100-604
▼4月26日(木)19:00
GOLDEN PIGS BLACK STAGE
スタンディング3300円
FOB新潟■025(229)5000
※未就学児童は入場不可。

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【石川公演】
チケット発売中 Pコード100-608
▼4月27日(金)19:00
金沢vanvanV4
スタンディング3300円
FOB金沢■076(232)2424
※未就学児童は入場不可。

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Pick Up!!

【東京公演】

チケット発売中 Pコード100-559
▼5月19日(土)18:00
Zepp Tokyo
1F立見3300円
ホットスタッフ・プロモーション■03(5720)9999
※未就学児童は入場不可。

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Column1

SAKANAMONレーベル移籍第一弾
新しい一面もこれまでの“らしさ”も
詰まった新作『cue』を語る

Column2

止まらない“つまんねえ”と
屑の美しさを高らかに謳え
ハイエナジーに疾走する歪で
誇り高きバンドワゴンが
『あくたもくた』に注いだ
プライドを語るインタビュー

Column3

奇天烈エモーショナルポップ
ここにあり!
「僕らのニュー・スタンダード」
『ARIKANASHIKA』ツアー中の
SAKANAMONが吼える!

Column4

幸福な中毒者続出!?
音楽との出会い、結成のいきさつ
メジャー1stアルバム『na』
要注目新人のヒストリーと
楽曲の成分を解析する入門編
インタビュー&動画コメント

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはコチラ!

「個人的にはメジャーデビューアルバム『na』('12)以来の久々の取材となった今回。(藤森)元生(vo&g)くんは、いい意味で本当に変わってない。このまま死んでいくんちゃうかっていうぐらい音楽少年のまま(笑)。見落とされがちなんですけど、SAKANAMONって、藤森元生って、天才なんちゃうかな。そんなことを『…』を聴いて改めて思いました。今作は本当にSAKANAMONにしか作れない音楽がビッシリ詰まっています。でもね、案外それが難しい。世のロックバンドを見渡してもどこか系統化できるのが常なので、そのどこにも当てはまらないSAKANAMONは…って待って。だから売れないのか?(笑) 映画も作っちゃうと聞いたときはちょっと心配しました。これ、ONE OK ROCKが映画を作るのとは訳が違いますからね?(笑) いや~最高だわ。今まで応援してきた人はもちろん、ご新規さんも楽しめること間違いなしの名盤『…』と彼らのライブ。この機会にぜひご賞味を!」