インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 「やっぱり人生=音楽になってる」 長澤知之の10年も巨大な才能も刻み付けたまばゆきアンソロジー携え 3年ぶりのバンドツアーがいよいよ開幕! 『Archives #1』インタビュー&動画コメント


「やっぱり人生=音楽になってる」
長澤知之の10年も巨大な才能も刻み付けたまばゆきアンソロジー携え
3年ぶりのバンドツアーがいよいよ開幕!
『Archives #1』インタビュー&動画コメント

 昨年は、AL(小山田壮平×長澤知之×藤原寛×後藤大樹)として1stアルバム『心の中の色紙』のリリース&ツアー、自身のミニアルバム『GIFT』に弾き語りツアーと、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーに怒涛の新展開を見せた長澤知之が、その極めつけとも言えるアンソロジー・アルバム『Archives #1』をリリースした。この10年を総括する2枚組34曲というフルボリュームな今作は、凄まじい才能と個性がほとばしるベストセレクションな楽曲群に、ライブやデモ等の未発表テイクに新曲2曲もコンパイル。シンガーソングライターとしての生き様と現在地を指し示す、壮絶なるアーカイヴとなっている。彼がブログにしたためた、“結局は感動できるかどうか、その一点だけ”という最もシンプルで最も困難な命題を、全曲に貫き通した音楽家としての純度と美学はいまだに輝きを失うどころか、その衝撃と感動はまるで色褪せることがない。そして、いよいよ始まる3年ぶりのバンドツアーには、彼のキャリアの黎明期をともに歩んだ鉄壁のサポートメンバーが久々に集結。今作のジャケットに写る小さな部屋であてもなく鳴り響いていた音楽が、こんなにも人の心を動かす未来を、あの日の孤独な少年は想像していただろうか――? だから人生は、音楽は、素晴らしい。

 
 
やっぱり作品を出せていた方が
今の自分の現在地を人に伝えることができるから
 
 
――去年の長澤くんの活動的にはALがあって、年末には久々にミニアルバム『GIFT』(‘16)も出て、刺激的な1年だったと思いますけど、まずはそこをたどっていきたいなと。
 
「いろんなことが実験できたんで…楽しかった部分もあるし、大変だった部分もあったし(笑)。充実してたんだと思います。やっぱり作品を出せていた方が、今の自分の現在地を人に伝えることができるから、いいですね。楽しい」
 
――それこそALは、濃密な時間をギュッと過ごした感じがするね。
 
「ALの楽しいところは、4人で価値観を分かち合って、イヤなことがあったら“うわぁ~あれはイヤだね”って全員で言えて、演奏が上手くいったときに“バンドって楽しいな”ってみんなではしゃげて、乾杯して(笑)、翌日に二日酔いでみんなが現れても、“俺だけが悪いわけじゃない! みんなが悪い!”っていう連帯感があること(笑)。苦労するところは、やっぱり民主主義的なんで、1人でも納得してなかったら3人でちゃんと話す。ALは楽しむことが条件のバンドなんで、誰かが“いや、それはやりたくない”って言ったら“じゃあよそう”ってなるから、何も決まらなくて(笑)」
 
――アクの強い人たちが集まってるからねぇ(笑)。そんな中、ソロで久々に作品=『GIFT』を作ろうとなったのは?
 
「ALをやってるときからもうその気持ちはあって、バンドでやるハーモニーとアンサンブルの楽しさはもちろんあるんですけど、やっぱり個人的なことを表現して、自分が好きなように物事を組み立てていける喜びも、この10年間ぐらいやってきて知ってるんで。自分のスタンダードはそこなわけで、ちゃんとその上に立っていたいのはありましたね。ALは自分たちでプロデュースしたけど、『GIFT』は共同プロデュースぐらいにして誰かと話し合いながら作りたかったし、バンドがダダダッとエレキと勢いで進んだ反動で、アコースティックで実験的なことがしたいのはあって。ALのレコーディングの最中に、“今、俺はこういうことがしたいのかも”ってアコースティックでやることを考えたりもしたし、『GIFT』を録ってるときは、“これをALでやったら面白そうだな”みたいな感覚にもなりましたね」
 
――自分の中でハードディスクが分かれてるというか。その感覚は今までにはなかったわけよね?
 
「うん。何か違う言語を使えてる感じ。だから、よく考えたら転機だったんだろうなぁ。いろいろあったのも。だから次からはまた、それを経た上で自分がどうするのか。全部がつながってますよね。ALをやって、それを経た上でソロに臨んで、ソロを経た上でまたって、どんどんピラミッドを積み上げていく感じ」
 
 
“ありがとう”のような気持ちも、やっぱりありましたね
 
 
――『GIFT』なんかは幸福を感じる描写も、この歳だから書けたよなぁっていう節もいっぱいあったけど、この10年を経て自分の中で書くことが変わっていってる感覚はある?
 
「あると思います。20代って、10代の甘っちょろさを残しつつ、夢見がちなところもありつつ、でも世間的には一応大人として生きていかなきゃいけない、ハンパなところにいるような気がしたんですね。“30代になったら肝が据わるよ”みたいなことを言われて、そうかもしれないって今ちょっと思ってるのは、結局、20代なりの結論は出るんだけど、その結論は出たばっかりのものだから必死に投げてるというか、虚勢も入ってるような気がする。けど、30代になってそれを冷静に話すことができるようになってきたというか。そんな感じが詞にも出てるのかなぁとか思ってますね。距離の取り方を知った感じ」
 
――そういうことを長澤くんがアウトプットするようになったこと自体が面白いなと。文字通り『君だけだ』(『GIFT』収録)と言える瞬間があっただけでも変わったなと思ったし。
 
「やっぱり人間なんで何クソと思うことはあるし、許せないな、おかしいなって思うこともある。どっちかと言うと、その比重が前はすごく多かったと思う。ただ、逆に相手を尊重しようとする気持ちが行き過ぎちゃって、そのバランスが分からない時期もありましたけど、そういうことを人との付き合いで学びながら、それがだんだん音楽に活きていく。やっぱり人生=音楽になってるから、自分の性格ごとまた変わっていくんでしょうね。怒りって本当に原動力だし、表現するにはもってこいなんですよ。怒りは感情が早いから、理性のフィルターを通さないから、パンクとか速い曲にすごく合う。だけど、32にもなってずっと怒り続けてるのも人として不自然じゃないのかなって(笑)。ちゃんとそうじゃない部分もあるのにね。そこは大切にしたいなって思いますね」
 
――長澤くんと音楽ってまさに“NO MUSIC,NO LIFE”な関係性だけど、やっぱり別物じゃないね。
 
「じゃないですね。ド依存してるっていう(笑)。あと、話してて思ったのが、“あれは許せねぇ! これも許せねぇ!”って歌ってるけど、それを日々の糧にして楽しみに聴いてくれてる人のことを想像するようになって、そういうことをやたらと言わないでおこうっていう(笑)。例えば、そもそも“この人みたいになりたい”っていうのはあんまりなかったんですけど、その逆パターンの“この人みたいになりたくない”を減らしていってるというか。“ちょっと長澤くん、傲慢なんじゃないの?”って常に自分に問い掛ける(笑)」
 
――シンガーソングライターとして、30代にどういうことを描いていくか。今思うと『GIFT』は今後の10年のスタート地点な感じもしますね。ちなみに、タイトルが『GIFT』なのは?
 
「それは今日に至るまでもそうなんですけど、“人生は芸術なんだ”って宇田川町かどこかの看板に書いてあったのをたまたま見て、“マジでその通りだ!”と思って(笑)」
 
――あるある! 小っちゃい教会の前にあるガラス張りの掲示板みたいなところに貼ってたり(笑)。
 
「そうそう!(笑) 他にも、カール・ミレスっていう彫刻家の“神の手”っていう銅像があって、神様の手の上で人間が本当にまっすぐに空を見上げて、何かをもらいたがってるみたいに手を広げてるんですよ。それを見たときに、人って美しいんだな、そんなふうにまっすぐに何かを求めてる状況になりたいなってすごく思ったんですよね。だから、日々を生きていくことは“授かり物”と言うとちょっと綺麗事に聞こえるかもしれないけど、自分の中でそう思わされる時期だったのかなって。あとは、自分の10年を祝ってもらえて…何だろうな、“ありがとう”のような気持ちも、やっぱりありましたね」
 
 
中学とか高校だとかそれぐらいのときの自分に
“よかったなぁお前”って言ってあげたい感じはしますね
“ちゃんと作品になったよ”って
 
 
――というわけで、デビュー10周年を記念したアンソロジー・アルバム『Archives #1』がついに出ましたが、2枚組34曲と、まぁすごいボリュームで。
 
「そう。これ、聴き終わったら絶対に疲れるだろうなぁって(笑)」
 
――この凄まじい才気溢れる楽曲群を聴いて、事務所が最初に長澤くんを見付けたとき、そりゃワクワクしただろうな~って思ったわ。やっぱりすごいわ。ホントみんなに聴かせたいな~。
 
スタッフ「全然曲数を削れなくて、無理矢理入れてこれなんです(笑)」
 
――例えば、DISC 2は『P.S.S.O.S.』(M-1)から始まるけど、初めて聴く人は絶対にビビると思うもん(笑)。歌い方もギターも何もかも個性の塊。改めて素晴らしいね。
 
「光栄です。よかったぁ」
 
――こうやって自分の音源を聴き直したり振り返ったりしてみて、何か思うことはありました?
 
「自分が好きな曲とか、どの曲を入れてほしいかを逆にみんなに聞いてみたり、話し合って決めたんですけど、何か声がめっちゃ変わってるなって思った。それと、“あぁ、この時期は大変だったなぁ”とか(笑)」
 
――アハハ!(笑) そんな思い出深い曲はある?
 
「どれもいろいろとあるなぁ…『スーパーマーケット・ブルース』(DISC 1:M-6)は今の気持ちでは入れたいなって思ったし、『スリーフィンガー』『はぐれ雲けもの道ひとり旅』(DISC2:M-11、M-14)とかは、デビューなんて全く考えてもいない、部屋に引きこもってるときに作った曲だったりするんで。そんな曲が入ってるのを見て、中学とか高校だとかそれぐらいのときの自分に、“よかったなぁお前”って言ってあげたい感じはしますね。“ちゃんと作品になったよ”っていう気持ちですね」
 
――極論、長澤くんがデビューしてなかったら、俺もきっと出会えてなかった。お客さんもそうだと思うし、長澤くんの音楽があったからこそ出会えたし、続けてるからこそ今でも会えるから。
 
「そういうことですね。俺にとっては本当に出会いがすごく…自分をよくしてくれたなぁって。でも、他に選択肢がないから。会社員なんか絶対に向いてないし、どこかでのたれ死んでたんじゃないかなぁ(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) 長澤くんはロック界のレジェンド同様、27歳で死んでもおかしくない人種だからなぁ(笑)。
 
「それでも今でもやれてるのは、やっぱり感謝に結びつくぐらい支えてくれる人たちがいるから。奥さん(=筆者)もまさにそうなんだけど、どうしたってこう、自分が“そんなことを言っちゃうの?”っていうような言葉も言いたくなるときはありますね。“ありがとう”という」
 
――ジャケットに写る自分の部屋でしか鳴ってなかった音楽が、今ではそれを聴いて何かを思う人が全国にいる。
 
「そう。それはすごい嬉しいですよ」
 
――そもそもデビューのときに聞かれるような話だと思うけど、長澤くんは何で音楽に出会って、歌い始めたの?
 
「幼稚園のときに当時の友達が、光GENJIの『パラダイス銀河』(‘88)をピアニカで弾いてたんですね。それを聴いてめちゃくちゃいいメロディだなぁって思って。要するにそのときに俺は“琴線”というものを初めて自覚したんです。“何だろう? このドキドキする感じ”と思って、それが俺の音楽の芽生えで。そこから好きなメロディを探すようになって、CHAGE and ASKA、米米CLUBとか、ビートルズ、サイモン&ガーファンクル、ビーチ・ボーイズとかを聴き始めて、9歳の誕生日のときかな? その前の年に出会ったビートルズのベストを買ってもらって、それでまたウワ~!って盛り上がって、このバンドのメンバーになりたい!って思った。そこからバンドを組みたいってずっと思ってて、小学校では無理だった、中学校でも無理だった。高校に行ったらできるかと思ったら、やっぱり無理だったっていうかそもそも学校が合わねぇ!って(笑)。で、仕方ないから、自分で作ったデモテープを送って」
 
――長澤くんにとってこの10年はどんな時間でした?
 
「何て言えばいいんだろう…でも、濃い~10年でしたね、本当に。あと、そのときそのときで一生懸命立ち回ってたつもりだけど、後から空回って“うわ~ヤバいヤバい! 思い出したくない!”っていうこともあるし(笑)、“あぁ~本当にいい思い出だなぁ”っていうこともあるし。そうやってまた続けていくんだろうなぁとは思いますけど」
 
――きっかけがないと過去の音源を聴いてみようっていうこともなかなかないだろうから、今回の10周年というのはすごくいいタイミングだったかもしれないね。
 
「そう言っていただけると、本当にありがたいですね」
 
スタッフ「最初にアンソロジーを提案したときは本当に嫌がって、2回口説いたもんね?(笑) でも、やっぱり名曲揃いで、もっと広げたいので。私がまず欲しかったんですよね(笑)」
 
「もちろん、最後はとても前向きに取り組みました。ただ、選曲するのが本当に大変だったなぁ…」
 
 
自分が音楽を好きでい続けることで、思い描く夢の方向にいけたらいいな
 
 
――リリースツアーも松江潤(g)さん、須藤俊明(b)さん、秋山タカヒコ(ds)さんという黎明期を支えた強力な布陣と久々に廻るということで。このメンバーはホンマにカッコよかったもんなぁ。そこに山本健太(key)くんを加えて。
 
「当時は本当に“すごいミュージシャンの先輩”っていう感じだったけど、今ではお酒を呑みながら松江(潤・g)さんとかと笑い話もよくするし。だからすごい嬉しいですよ」
 
――ツアータイトルが『-10th Anniversary Anthology- NagasawaTomoyuki Band Tour 'Kumo No Ito' 2017』っていうぐらいだから、新曲の『蜘蛛の糸』(DISC 1:M-17)は想いがある曲だと思いますけど。
 


「すごい好きな曲です。カール・ミレスの銅像にもちょっと通じるところがありますけど、死生観とかそういうものは曲のテーマとしてよく書くんですよね。あとは、ツアーの名前を決めるときに、『Nagasa・Oneman』を8までやっていて、今回が言わば9だったんですよ。10だったらよかったんですけど、数字的にごっちゃになるんじゃないかなと思って。じゃあベストツアー? でも、今がベストで終わるわけじゃないし、ここからまた臨んでいくから、じゃあ新曲でっていう感じ(笑)」
 
――今の長澤くんには前進するムードがあっていいね。
 
「よかった。そういうふうに生きられたらといつも思ってるんですけど」
 
――そもそも音楽が唯一長澤くんが生きられる場所だしね(笑)。
 
「“すがってる”っていう感覚の方が大きいですけど(笑)。いろんな職業の人に会ったり、かつて地元で一緒にバンドを組んでたベースが今は看護師なんで話を聞いたりすると、すごく尊敬するんですよね。俺はそういう立場に立たされたら、“あいつは何にもできないな”って絶対に言われる人間だから(笑)。だからありがたいなって思うし、いろんな仕事に対してリスペクトしますよね」
 
――最後に、10年という分岐点を経てこれからどういう音楽家になっていきたいのかを聞きたいなと。
 
「音楽は自分が一番安心していられる場所なんですけど、聴き手に対する願いは、“いい曲を書くシンガーソングライターがいたな”って、人生の中の良質な記憶として残っていてほしい。“あの時期はダメだったよね”じゃなくて(笑)、ずっと良質でいられるように頑張れたらいいなって。それにはとにかく自分がまず納得して、“これが好きだ!”っていうものを作り続けていたら、同じような気持ちになってくれる人もどこかにいると思うし。自分が音楽を好きでい続けることで、思い描く夢の方向にいけたらいいなと思ってます」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



ぴあ関西版WEB音楽担当:奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「こんな仕事をしていながら、時に思うんです。この音楽の素晴らしさを、果たして全部伝え切れているのだろうか?って。『Archives #1』を聴いたとき、改めてその才能とオリジナリティに、そう思っちゃいましたよね。もしあなたが長澤知之を知らないなら、ある意味羨ましいです。だって、これから目いっぱいそのメロディに、言葉に、歌声に、突き動かされることができるから。聴いたときにブン殴られるような衝撃と感動が両方ある。今でもある。そう、彼の音楽には賞味期限がありません。どのタイミングで彼を知っても、『Archives #1』を聴いても、長澤くんが積み重ねてきた10年はあなたに嘘をつきません。あぁ、言葉で伝えるにはこの音楽はデカ過ぎる。俺は無力だ(笑)。最後に、インタビューの冒頭で長澤くんがブログでめっちゃいいこと言うなと思った言葉をピックアップしましたが、ここでもう1つ。“自分の夢に他人の納得待ちなんか時間の無駄”って、もう最高!(笑)」

(2017年4月17日更新)


Check

Movie Comment

少年のような10周年ライブへのお誘い
長澤知之からの動画コメント!

Release

デビュー10周年を飾る最強で最高の
入門編。驚異の才能に震える34曲!

 
Best Album
『Archives #1』
発売中 3056円(税別)
ATSUGUA RECORDS
POCS-1552~3

<DISC 1収録曲>
01. あんまり素敵じゃない世界
02. フラッシュバック瞬き
03. 夢先案内人
04. バベル
05. センチメンタルフリーク
06. スーパーマーケット・ブルース
07. STOP THE MUSIC
08. バニラ(2014 Acoustic)
09. MEDAMAYAKI
10. 誰より愛を込めて
11. 消防車
12. R.I.P.(新曲)
13. マンドラゴラの花
14. 犬の瞳
15. 享楽列車(2014 Live)
16. 三年間
17. 蜘蛛の糸(新曲)

<DISC 2収録曲>
01. P.S.S.O.S.
02. THE ROLE
03. JUNKLIFE
04. 狼青年
05. 片思い
06. 零
07. RED
08. ねぇ、アリス
09. 風を待つカーテン(2007 Demo)
10. EXISTAR
11. スリーフィンガー
12. 茜ヶ空
13. 明日のラストナイト
14. はぐれ雲けもの道ひとり旅
15. 回送
16. ベテルギウス
17. 僕らの輝き

Profile

ながさわ・ともゆき…’06年、シングル『僕らの輝き』でデビュー。以降コンスタントにリリースとライブ活動を行い、’11 年に発表した自身初のフルアルバム『JUNKLIFE』が各所で評判となり、活動の幅が一気に広がる。’13年には、多様なアーティストをゲストに迎えた楽曲を含む2ndアルバム『黄金の在処』をリリース。’15年には自身の活動と並行し、プライベートプロジェクトとして楽曲制作やライブを断続的に行っていたユニットAL ((小山田壮平×長澤知之)をバンドとして正式に始動。’16年4月に1stアルバム『心の中の色紙』をリリースし、全国ツアー『AL 1st Tour 2016』を開催した。7月にスタートした『Nagasawa Tomoyuki Acoustic Live 2016』は11月の渋谷 duo MUSIC EXCHANGEでファイナルを迎え、同年12月には6thミニアルバム『GIFT』をリリース。’17年1月より『Nagasawa Tomoyuki Live 'Gifted' 2017』を開催。4月12日にはデビューからのリリースを総括するアンソロジー・アルバム『Archives #1』をリリース。3年ぶりのバンドツアー『-10th Anniversary Anthology- Nagasawa Tomoyuki Band Tour 'Kumo No Ito' 2017』を、4月18日(火)大阪BIGCATよりスタート。

長澤知之 オフィシャルサイト
http://www.office-augusta.com/nagasawa/

Live

黎明期を支えた強力メンバーらで臨む
3年ぶりのバンドツアーが遂に開幕!

 
『-10th Anniversary Anthology-
 Nagasawa Tomoyuki Band Tour
 'Kumo No Ito' 2017 』

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード321-691
▼4月18日(火)19:00
BIGCAT
オールスタンディング4860円
[メンバー]松江潤(g)/須藤俊明(b)/
秋山タカヒコ(ds)/山本健太(key)
GREENS■06(6882)1224
※未就学児童は入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【福岡公演】
チケット発売中 Pコード322-284
▼4月20日(木)19:00
DRUM Be-1
スタンディング4860円
[メンバー]松江潤(g)/須藤俊明(b)/
秋山タカヒコ(ds)/山本健太(key)
キョードー西日本■092(714)0159
※未就学児童入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【東京公演】
チケット発売中 Pコード322-228
▼4月24日(月)19:00
LIQUIDROOM
スタンディング4860円
[メンバー]松江潤(g)/須藤俊明(b)/
秋山タカヒコ(ds)/山本健太(key)
ソーゴー東京■03(3405)9999
※未就学児童は入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら

 

Column

音楽がもたらす幾つもの幸福な瞬間
AL(小山田壮平×長澤知之×藤原寛×
後藤大樹)の大阪初バンドライブを
独占プレイバックレポート!

Column2

『黄金の在処』徹底解剖【後編】
自由に音楽で遊ぶ愛すべき
奇才・長澤知之の現在に迫る
撮り下ろしインタビュー!

Column3

『黄金の在処』【前編】
蜜月のグルーヴを生み出した
Nabowaと長澤知之の裏話満載
撮り下ろし合同インタビュー!

Column4

美しいメロディが虹を描く
優しき新世界。長澤知之のまばゆき
現在を刻んだミニアルバム
『SEVEN』インタビュー!

Column5

シーンに潜む異端児にして最終兵器
長澤知之の瑞々しい才能が爆発!
5年越しの傑作1stアルバム
『JUNKLIFE』インタビュー!